役員メッセージ

後発品から先発品へ、“逆選択”の可能性も ── 新目標の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20240314医療保険部会

 「後発医薬品の金額シェアを2029年度末までに65%以上」など新たな目標が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「保険財政を考えれば、同じ薬効なら安い先発品を使用することも(財政)効果があるのでは」と“逆選択”の可能性を指摘し、医療現場への丁寧な説明を要請した。 [続きを読む]

標準型電子カルテ、「きめ細かい対応を」 ── WGで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20240307

 標準型電子カルテの開発やモデル事業の実施に向けて議論した厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、医療機関の規模による負担の違いなどを自院の経験から伝えた上で「導入の初期段階では、きめ細かい対応が必要」と指摘した。 [続きを読む]

フレンドリーな職場づくりに感銘を受けた ── 外国人材の検討会で富家常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240215_外国人材検討会

 外国人介護人材の訪問介護について事業所からヒアリングを実施した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の富家隆樹常任理事は「外国人人材に対してもフレンドリーな職場づくりを進めており、非常に感銘を受けた」と述べ、外国人人材へのサポート体制や環境整備の取り組みに期待を込めた。 [続きを読む]

第583回中医協総会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年2月7日の総会

 厚生労働省は2月7日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)総会の第583回会合を都内で開催し、当会から池端幸彦副会長が診療側委員として出席した。 [続きを読む]

「病院が潰れてしまったら機能分化もない」── 急性期の厳格化に池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年1月31日の総会

 急性期病床の厳格化や平均在院日数の短縮化をめぐる激しい議論の末に公益裁定で決着した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「病院が潰れてしまったら機能分化もない」と訴え、激変緩和措置などを求めた。 [続きを読む]

患者本位で点数が下がる問題も ── 療養病棟の見直しで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年1月26日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は療養病棟入院基本料の見直しについて「患者本位で点数が下がるという問題もある」と指摘し、人生の最終段階における意思決定と中心静脈栄養との関係に言及した。 [続きを読む]

「丁寧に点数を設定していただいた」 ── 介護報酬改定案に田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240122_介護給付費分科会

 令和6年度の介護報酬改定案をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「大変丁寧に点数を設定していただいた」と謝意を示した上で、今回新設される「認知症チームケア推進加算」について「利用者にとって尊厳ある名称」と評価した。 [続きを読む]

外国人材の介護業務、「DXの活用も議論を」 ── 訪問系への見直しで富家常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240122_外国人材検討会

 EPA介護福祉士候補者など外国人介護人材の業務範囲の見直しについて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の富家隆樹常任理事は「なるべくハードルを下げて、外国人人材のキャリアアップを進めるべき」とした上で、「自動翻訳やスマートグラスなどDXの活用を盛り込んだ議論もしていただきたい」と提案した。 [続きを読む]

マイナ保険証の利用促進、「官民一体で」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20240119医療保険部会

 健康保険証の廃止に向け、マイナ保険証の利用促進策について話し合った厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「保険者も診療側も、そして国民、行政も官民一体となって取り組み、12月2日までに達成できるように頑張っていきたい。医師会も努力を惜しまない」と述べた。 [続きを読む]

看護補助者、「多職種連携で重要性」── 中医協公聴会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年1月19日の総会

 令和6年度改定に関する意見を聴く「公聴会」で、看護補助者の処遇改善に向けた診療報酬上の対応を求める意見があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「多職種連携の中で直接的に患者のケアを担う看護補助者の重要性などをお話しいただき、大変参考になった」と謝意を示した。 [続きを読む]

賃上げ試算に「非常勤職員が入っていない」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240117_入院外来分科会

 医療従事者の賃上げに向けた検討結果を取りまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「このシミュレーションの最大の欠点は非常勤職員が入っていないこと」と指摘した。厚労省の担当者は「足りない分に関しては申請できるような形を取るべきだと思っているので解消される」と説明した。 [続きを読む]

意見交換会等で齟齬のないように ── 省令案のまとめで田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240115_介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に向けて運営基準等の一部を改正する省令案をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「意見交換会等で平時から回数を重ねて、齟齬のないようにお願いしたい」と述べた。 [続きを読む]

第578回中医協総会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年1月12日の総会

 厚生労働省は1月12日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)総会の第578回会合を都内で開催し、当会から池端幸彦副会長が診療側委員として出席した。 [続きを読む]

医療と介護の垣根が低くなった ── 役員懇談会で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

役員懇談会_20240111

 令和6年度の同時改定に向け、日本慢性期医療協会の橋本康子会長は1月11日、当会の役員らを前に抱負を語った。橋本会長は能登半島地震を踏まえ、患者を迅速に受け入れる体制の整備や認知症への対応を強化する必要性を改めて強調。今改定をめぐる議論に触れながら「医療と介護の垣根が低くなった。みんなで取り組める気運が高まっている」と期待を込めた。 [続きを読む]

被災支援、「広域で受け入れる体制を整備」 ── 記者会見で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

00_日慢協会見_20240111

 当会は1月11日の定例記者会見で、能登半島地震に伴う被災への対応策や現地の状況などを伝えた。会見で橋本康子会長は「被災地の患者を広域で受け入れられる体制を日慢協として整える」とし、池端幸彦副会長は「地域包括ケア病棟や療養病床で2次的に受け入れるよう搬送の準備を進めている」と述べた。 [続きを読む]

災害対応、「現場がすぐ動けるように」 ── 診療報酬の取扱い等で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2024年1月10日の総会

 能登半島地震による被災への対応策が示された厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は今後に向け、「診療報酬上の対応等に関する雛形を事前に示しておいて、現場がすぐに動けるようにしてはどうか」と提案した。 [続きを読む]

賃上げの検証、「できるだけ細かく」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20240104入院外来分科会

 医療従事者の賃上げに向けたシミュレーションが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「150区分にしても、今後しっかりと検証しなければ誤った方向に進んでいく可能性がある」と指摘し、「その検証はできるだけ細かく行う必要がある」と述べた。 [続きを読む]

広く国民の意見も聞くべきだった ── 多床室の室料負担等で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

持ち回り開催の概要

 厚生労働省は12月27日、社会保障審議会(社保審)介護給付費分科会(分科会長=田辺国昭・国立社会保障・人口問題研究所所長)の第237回会合を持ち回りで開催した。当会の田中志子常任理事は多床室の室料負担について「もっと精緻な調査を行い、しっかりとした話し合いをし、パブコメを含めて広く国民の意見も聞くべきだった」との意見を提出した。 [続きを読む]

医療DXも「多職種連携で情報共有を」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年12月27日の総会

 医療DXをテーマにした厚生労働省の会合で、福井県の情報連携ネットワークが紹介された。福井県医師会長を務める当会の池端幸彦副会長は、県内の医療機関をつなぐ「ふくいメディカルネット」の活用などを伝えた上で「全県的なネットワークに広げ、1人の患者に多職種連携で情報共有できる」と抱負を語った。 [続きを読む]

介護保険の2割拡大の見送り、「承認したい」 ── 介護保険部会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎副会長_20231222介護保険部会

 介護保険の2割負担となる対象の拡大を見送る方針が報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「いくつかの問題点等はあるが、私どもは承認したい」と同意した。 [続きを読む]

療養病棟入院基本料の医療区分について見解 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231222中医協総会

 当会の池端幸彦副会長は12月22日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)総会の第557回会合に診療側委員として出席し、療養病棟入院基本料の医療区分などについて見解を示した。 [続きを読む]

賃上げシミュレーション、「管理栄養士は?」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会副会長)_20231221入院外来分科会

 医療従事者の賃上げに向けた診療報酬上の対応について議論した厚生労働省の会合で「薬局の事務職員も含めてほしい」との声があった。日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「管理栄養士らも含めたシミュレーションはできるか」と尋ねた。厚労省の担当者は「一定の限界がある」と答えた。 [続きを読む]

高齢者施設等との連携、有床診について見解 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年12月20日の総会

 当会の池端幸彦副会長は12月20日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)総会の第574回会合に診療側委員として出席し、医療機関と高齢者施設等との連携や有床診療所に関する論点について見解を示した。 [続きを読む]

医療・介護等の意見交換会、「定期的に実施を」── 審議報告のまとめで田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案)を取りまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「双方の意見をバランスよくまとめていただいた」と謝意を示した上で連携の重要性を改めて強調。「医療・介護等の意見交換会を同時改定年に限らず定期的に実施してほしい」と提案した。 [続きを読む]

魅力的な包括的提供の体制を ── 高齢者救急の新提案に池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年12月15日の総会

 高齢者救急に対応する新たな入院医療のイメージが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「しっかりした人員配置ができるような点数設計であれば入っていける」とし、「ぜひ魅力的な包括的提供の体制にしていただきたい」と期待を込めた。 [続きを読む]

標準型電子カルテ、「まず好事例の収集を」── WGの初会合で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

標準型電子カルテWG_20231214

 全国の医療機関で共有できる「標準型電子カルテ」の開発に向けた厚生労働省の初会合では、最低限の機能にとどめるべきか、オプション的な機能も加えるかが議論になった。出席したメンバーからは「医療DXが思い描いている将来像を示すことが電子カルテの導入につながる」と多彩な機能を求める声が相次いだ。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は好事例を踏まえた検討を提案した。 [続きを読む]

医療療養病床は「最後の砦」── 医療保険部会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎副会長_2023年12月14日の医療保険部会

 療養病床から介護施設への転換を支援する助成金事業を2年間継続する方針が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「医療療養病床は長期に医療を必要とする人や、医療が必要で在宅に帰ることができない人にとっては最後の砦のような場所」と述べた。 [続きを読む]

介護業界の魅力を発信し、人材確保を ── 審議報告案の議論で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231211_介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に向け、最終的な取りまとめの議論に入った厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「介護業界そのものの魅力を国の財産、また産業の1つとして省庁を超えて国民に発信し、介護業界の人材確保につなげることを考えなければ介護崩壊に至るのではないか」と懸念し、「各省庁を巻き込んだ活動を続けてほしい」と厚労省に要請した。 [続きを読む]

最期の意思決定、「家族が優先されてしまう」 ── ACPめぐる議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年12月8日の総会

 「人生の最終段階における医療・ケア」をテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、本人の意思が揺れ動くことや情報共有の必要性などを指摘した上で「最期の意思決定において本人より家族が優先されてしまうこともよくある」と実情を伝え、「ACPの国民的議論が必要」と述べた。 [続きを読む]

令和6年度改定の基本方針、「全く異存はない」 ─── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20231208医療保険部会

 令和6年度診療報酬改定の基本方針(案)を大筋でまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「全く異存はない」と賛同した上で医師の働き方改革に触れながら、「大きな方向転換に困惑している病院もある」とし、「私たちも努力するので、この医療保険部会の皆さんも協力してほしい」と呼び掛けた。 [続きを読む]

下り搬送の条件、「細かすぎる」 ── 救急医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年12月6日の総会

 救急医療を中心に議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、論点に示された下り搬送について「条件があまりにも細かすぎる」と指摘し、東京・八王子や大阪などで進んでいる救急連携の取り組みなどを紹介。「全国の状況を見ながら、条件を付けるにしても慎重に対応していただきたい」と求めた。 [続きを読む]

多床室の室料負担、「性急な議論の進め方」 ── 田中常任理事も強く反対

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231204_介護給付費分科会

 介護医療院と老人保健施設について「一定の所得を有する多床室の入所者から室料負担を求めることとしてはどうか」との方針が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「あまりにも性急な議論の進め方であり、国民の理解を得られるとは考えられない」と強く反対した。 [続きを読む]

外国人技能実習生が安心できる共生社会を ── 制度の見直しで富家常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

富家隆樹構成員(日本慢性期医療協会常任理事)

 外国人技能実習制度の見直しに向けた政府会議の提言などを踏まえて今後の方向性などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の富家隆樹常任理事は、技能実習生の子どもが在留資格の関係で不安定な立場にある現状を指摘し、「外国人が安心して技能実習を続けられるよう、安全・安心な共生社会を目指すべきだ」と述べた。 [続きを読む]

リハ・栄養・口腔の体制評価を ── 同時改定に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月29日の総会

 リハビリ・栄養・口腔の連携・推進などをテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「リハ・栄養・口腔を一体的に提供する体制の評価も考えていいのではないか。6年に一度の同時改定で実のある内容にしていただきたい」と述べた。 [続きを読む]

国民や法曹界へ幅広く理解を ── 介護現場のリスクで田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231130介護給付費分科会

 介護現場におけるリスクマネジメントなどの論点が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「転倒・転落は高齢者であれば避けがたい老年症候群。自宅での転倒はご本人の責任だが、施設に入った途端に何でもかんでも施設の責任となる認識が大きい」と懸念し、「国民ならびに法曹界へ転倒・転落事故等について広く理解を得ることも並行してお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

敷地内薬局、「決して違法ではない」 ── 調剤(その3)の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月29日の総会

 敷地内薬局に関する論点が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現状はまさにビジネスモデルで、決して違法ではない」との認識を示した上で、「10年間放っておいた私たちにも責任があるのではないか。かかりつけ薬局を育てるためにどうしたらいいかを待ったなしで議論しなければいけない」と述べた。 [続きを読む]

裏技的なので違和感がある ── 薬剤自己負担の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年11月29日の医療保険部会

 薬剤自己負担の見直しについて「困ったときの選定療養頼み」「差額ベッドや金歯と同じような考え方の適用に驚いている」などと厳しい意見が相次いだ厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長も「裏技的なので違和感がある。丁寧な説明をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

「BPSDチームケア加算」は尊厳を損なう名称 ── 新加算の議論で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231127_介護給付費分科会

 認知症への対応力を強化するため、現行の「認知症行動・心理症状緊急対応加算」に加え、平時から予防に資する取り組みを評価する「BPSDチームケア加算」の創設が提案された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「BPSDという表現はマイナスイメージ。尊厳を損なう名称」と変更を求めた。 [続きを読む]

「科学的な根拠はない」とは言えない ── 薬剤自己負担の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月24日の総会

 薬剤の変更は医師の判断か、患者の選択か。自己負担を引き上げたら変わるのか──。特許などが切れても市場から撤退しない先発品から後発品への置換えを進める診療報酬上の対応などを検討した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「患者が希望したとき、絶対に100%大丈夫とは言えないし、逆に科学的な根拠はないとも言えない」と強調した。 [続きを読む]

プロフェッショナル・フリーダムがある ── 中心静脈栄養の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年11月22日の総会

 中心静脈栄養をめぐる議論があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現場は悩み、苦労している。最終的には医師が患者さんやご家族と十分に話し合って判断する。プロフェッショナル・フリーダムがある」と理解を求めた。厚労省の担当者は「私どもとして何か過剰に制限することは適切ではないと考えている」と述べた。 [続きを読む]

回復期や慢性期の口腔管理は重要 ── 歯科医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月17日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、歯科医療の論点が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「回復期や慢性期医療を担う病院における口腔管理は非常に重要」とし、「歯科診療所と病院の連携がスムーズに進むような一体的な体制整備を推進していただきたい」と述べた。 [続きを読む]

黒字経営になるような仕組みを ── 実調を踏まえ田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月16日の介護給付費分科会

介護サービスを提供する事業所などの経営状況が報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「赤字でいいという運営をしているところはない」と強調した上で、「他産業と同様に黒字になる経営にもっていけるような仕組みを考えていかなければならない」と訴えた。 [続きを読む]

介護医療院は「最後の砦」 ── 調査結果を踏まえ鈴木会長

協会の活動等 役員メッセージ

000_鈴木龍太会長_20231116会見

 日本慢性期医療協会は11月16日、介護医療院に関する調査結果をテーマに定例記者会見を開催した。会見には、当会の会内組織である日本介護医療院協会の鈴木龍太会長が出席し、「2023年度調査結果」を説明。「介護医療院は医療が必要な重度要介護者の最後の砦になっている」と述べた。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟には急性期機能も ── 入院医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月15日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、回復期入院医療がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「地域包括ケア病棟が急性期機能の一部でもあるという矢印がしっかりと書き込まれたことは非常に重要な視点」との認識を示し、「急性期機能の中に地域包括ケア病床がある」と述べた。 [続きを読む]

医療と介護、「いろいろな連携がある」 ── 外来の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年11月10日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて、かかりつけ医機能の評価などについて論点が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は外来管理加算の廃止を求める意見に「全面的に反対」としたほか、サービス担当者会議への参加義務付けに対して「いろいろな連携があるので画一的ではいけない」と理解を求めた。 [続きを読む]

「医療法人にもストックが必要」と池端副会長 ─── 財政審の資料めぐる議論で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端副会長_2023年11月9日の医療保険部会

 財務相の諮問機関である財政制度等審議会(財政審)の分科会で示された資料をめぐる議論があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「コロナの時に頑張れと言われ、ストックがあるから吐き出せというのは筋が違う。医療法人も経営上、いろいろなストックが必要だ」と述べた。 [続きを読む]

急性期病院、「小さいが高機能もある」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231108_総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、「急性期入院医療についての論点」が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は施設基準の見直しについて「人口が少ない地方では300床未満でも高機能で優れたパフォーマンスの病院もある。必ずしも大きいほうがいいわけではなく、小さいが高機能の病院もある」と慎重な対応を求めた。 [続きを読む]

「効率が良いから報酬を下げるのは正しいことか」 ── 同一建物減算で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231106介護給付費分科会

 「集合しているところは効率が良いから報酬を下げるということが正しいことか、しっかりと考える必要がある」──。同一建物減算をさらに進める方針が提案された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事はこのように指摘した上で、「大切なことは、質の良いケアがご利用者に提供されているかどうかを担保することだ」と主張。第三者評価の導入などを提案した。 [続きを読む]

医師は最終的に命の責任を取る ─── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231027_医療保険部会

 「医師に集中しすぎている権限をもう少し分散化したほうがいいのではないか」との声が上がった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「医師でなくてもできる事務的な仕事などはICTやDX化で広げていくべき。特定看護師も少しずつ広がっている」とした上で、「医師は最終的に命の責任を取る。そこの線引きは簡単ではない」と反論した。 [続きを読む]

小児在宅に特別な配慮を ── 歯科医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月27日の中医協総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、歯科医療をテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は歯科訪問診療の充実を図る必要性を指摘した上で、「小児在宅は医科でもハードルが高く、歯科はなお高いと思うので、特別な配慮をしていただきたい」と提案した。 [続きを読む]

認知症の新薬と介護費用、「長期的なスパンで」 ── 池端副会長、今後の研究に期待

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月27日の合同部会

 認知症の新薬と介護費用の関係などを検討した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「長期的なスパンで全体としての傾向がわかれば、ある程度の傾向が見えてくるのではないか」と今後の研究に期待を込めた。出席した参考人は「腰を据えた研究になる」と述べた。 [続きを読む]

高齢者救急の受け入れ拡充、「歓迎するが慎重に」 ── 次期改定の議論で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231026_介護給付費分科会

 高齢者救急の受け入れ先として老人保健施設の役割を評価する方針が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は、「総合医学管理加算の拡充は歓迎する」としながらも、介護保険を使える上限(区分支給限度額)に配慮するよう「慎重な議論をお願いしたい」と述べた。他の委員からも同様の意見があった。 [続きを読む]

「医療機関・介護施設連携マッチング」を ── 次期改定の議論で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231023_介護給付費分科会

 令和6年度の介護報酬改定に向け、グループホームなど地域密着型サービスを中心に議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「地域で『医療機関・介護施設連携マッチング』を実施するような体制を検討してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

医療・介護連携にインセンティブを ─── 次期改定に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月20日の中医協総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、医療機関と介護施設との連携などをテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「連携を密にできるような体制、あるいは協力医療機関の締結などに何かインセンティブをつけることも必要ではないか」と提案した。 [続きを読む]

レカネマブの価格調整、「ルール変更には至らない」 ── 合同部会の初会合で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月18日の合同部会

 認知症の新薬「レカネマブ」への対応を審議するために開かれた厚生労働省の初会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現時点で価格調整ルールを変更するまでには至らない」との認識を示した。 [続きを読む]

治療と就労の両立支援、「さらに充実した体制を」 ─── がん対策の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月18日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、がん患者の治療と仕事の両立支援などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、産業医との連携や薬剤師の関わりに言及し、「さらに充実した体制を求めていきたい」と述べた。 [続きを読む]

看護職の処遇改善、「公民の差は?」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231012_入院外来分科会

 看護職の処遇改善評価料について調査結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は看護職の賃金引上げ分の負担に言及し、「公的病院と民間病院との差を示してほしい」と求めた。厚労省の担当者は「現状のデータから分析するのは非常に難しい」と説明した。 [続きを読む]

人材不足、「崖っぷちに来ている」 ── 改定の視点をめぐる議論で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231011_介護給付費分科会

 「令和6年度介護報酬改定に向けた基本的な視点(案)」が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「人材不足について魅力ある職場づくりだけでは改善し難い崖っぷちに来ている」との認識を示した上で、「現状を共有するような文言を追記してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

「みなし訪問看護」「訪問リハ」も補助を ─── オンライン資格確認の拡大で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月11日の総会

 オンライン資格確認等の拡大に伴う財政支援や周知広報の必要性を求める声が相次いだ厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、医療機関が提供する「みなし訪問看護」や「訪問リハビリテーション」について質問し、補助の対象に含まれるとの回答を得た。 [続きを読む]

介護施設等との連携などで見解 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231005入院外来分科会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて調査結果などを踏まえて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は、急性期病棟等における人員体制の在り方や介護施設等との連携などについて見解を示した。 [続きを読む]

介護の技能実習生、「即時算入すべき」 ── 外国人材検討会で富家常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第2回外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会_20231004

 フィリピンやベトナムなど海外から受け入れた介護職員について介護報酬上の取扱いなどを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の富家隆樹常任理事は「実習中も給料が発生している状況などを踏まえ、就労開始直後から人員配置基準に即時算入すべき」と述べた。 [続きを読む]

在宅医療は地域医療の原点 ─── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月4日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて在宅医療をめぐり議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は適正化を求める支払側の意見に一定の理解を示しながらも、「在宅医療は地域医療の原点」と述べ、緊急時の対応や地域差をめぐる課題、連携の在り方などについて見解を示した。 [続きを読む]

「レカネマブはまさに試金石になる」── 費用対効果評価の部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年10月4日の費用対効果

 市場規模が1,500億円を超えると見込まれる高額な医薬品の取扱いについて審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は認知症の新薬による介護費用への影響の分析が難しいことに理解を示しながらも、「費用対効果がどう反映できるか、レカネマブはまさに試金石になる」と述べた。 [続きを読む]

リハビリ職に認知症対応力の研修を ── 団体ヒアリングで田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20231002介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に向けた第2回ヒアリングで、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「リハビリテーションの職員に対する認知症対応力の研修が他職種とは別に必要ではないか」との考えを示した上で、リハビリ関係団体に取り組み状況などを質問した。 [続きを読む]

病院に介護職を配置する政策を ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年9月29日の入院外来分科会

 看護職の負担軽減策などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「看護補助者の配置の充実は看護職の負担軽減に大きな役割を果たすので積極的に実施すべき」とした上で、「介護職が介護保険分野に移行している。病院に来てくれない」と指摘し、今後の対応を求めた。 [続きを読む]

資格を捨てて企業に移ってしまう ─── 基本方針の議論で池端副会長が訴え

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20230929_医療保険部会

 令和6年度診療報酬改定の基本方針をめぐり議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「物価高騰・賃金上昇が基本認識のトップに挙がるのは当然」と厚労省案に賛同した上で、反対意見に対し「医療・介護の現場で起きていることを理解してほしい。コメディカルが資格を捨てて企業に移ってしまう。大きな賃金格差があるからだ」と訴えた。 [続きを読む]

医療との連携で「困り感はないか」 ── 団体ヒアリングで田中常任理事が質問

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230927介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に向けた関係団体ヒアリングで、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は医療との連携について「困り感はないか」と質問した。団体の代表は「増悪期や看取りの時に医療的なサービスがあれば心強い」と答えた。 [続きを読む]

介護の負担軽減、「同時進行で分析を」 ─── 認知症新薬の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年9月27日の総会

 アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の薬価収載に向けて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「最終的に介護費用、介護負担がどれだけ減ったかが一番のアウトカム」との認識を示した上で、薬価収載後に「同時進行で分析ができないか」と提案した。 [続きを読む]

クラスター時の特例的な評価が重要 ── 介護施設のコロナ対応で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230915_介護給付費分科会

 介護施設におけるコロナ特例の対応案や今後の感染症対策に向けた論点などが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「入院が長引きがちなコロナ患者を介護施設で治療し、医療崩壊を回避できた」と振り返り、「引き続きクラスター時の特例的な評価が重要」と指摘した。 [続きを読む]

寝たきりを減らすリハビリチームの創設を ── 定例会見で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 審議会 役員メッセージ

橋本康子会長

 日本慢性期医療協会の橋本康子会長は9月14日の定例記者会見で「寝たきりを減らすリハビリチームの創設を」と題して見解を述べ、急性期病院で介護福祉士が果たす役割や総合診療医を中心とした「寝たきり防止チーム」の必要性などを語った。 [続きを読む]

入院・外来医療の「中間とりまとめ案」で見解 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院外来分科会_20230914

 入院・外来医療に関する「中間とりまとめ案」が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「ポジティブな意見もネガティブな意見もきちんと反映されている」と評価した上で、地域包括ケア病棟入院料や療養病棟入院基本料のほか、横断的事項(身体拘束を予防、最小化する取組)などについて見解を示した。 [続きを読む]

記者会見資料(2023年9月14日)

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

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記者会見資料(2023年9月14日) 2023年(令和5年)… [続きを読む]

「支払側の意見と現場に齟齬がある」 ─── コロナ特例の見直しで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年9月13日の中医協総会

 コロナ特例の見直しをめぐり意見が対立した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「支払側の意見と現場との間にかなりの齟齬がある。5類に移行しても医療現場の負担が減っているわけではない」と強調し、「施設基準の緩和を引き続きお願いしたい」と訴えた。 [続きを読む]

医療も介護もアウトカムは「素晴らしい人生」 ── 介護費用の扱いで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第64回費用対効果評価専門部会_20230913

 介護費用の取り扱いと費用対効果評価との関係が議論になった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「医療も介護も最終的なアウトカムは素晴らしい人生を全うしていただけるか。そこをゴールと考えれば、医療が介護に貢献していることに対して費用対効果も考えていいのではないか」との見解を示した。 [続きを読む]

処遇改善加算の簡素化、一元化を ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

介護給付費分科会_20230908

 令和6年度の介護報酬改定に向け、介護人材の確保策や処遇改善などがテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「処遇改善加算の事務量の削減、わかりやすさなどの簡素化、一元化を強く希望する」と述べた。 [続きを読む]

出産費用の見える化で「炎上や独り歩きの危険も」 ─── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20230907

 全国の分娩施設の出産費用を公表するウェブサイトのイメージが示された厚生労働省の会合で、より詳細な情報公開を求める意見があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「全てガラス張りにしたから情報が正しく伝わるとは限らない。ネット社会では炎上したり情報が独り歩きしたりする危険性もある」と指摘した。 [続きを読む]

入院患者の高齢化、「看護と介護を分ける時代」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230906入院外来分科会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、急性期病院でのリハビリや栄養管理などがテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は入院患者の高齢化に触れながら「マルチモビディティ患者はADLが悪化しやすい。今や看護と介護を分ける時代」との認識を示し、「当会がずっと提案している『基準介護』を一考すべき時期が来た」と主張した。 [続きを読む]

「新しい複合型サービス」に慎重論、「必要性を感じない」と田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

介護給付費分科会_20230830

 令和6年度の介護報酬改定に向けて、訪問や通所系サービスなどを組み合わせた「新しい複合型サービス」の創設が提案された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「必要性を感じない」との考えを示した上で、「複雑なサービスを増やすのではなく、現存するサービスの規制緩和を先行してはどうか」と指摘した。 [続きを読む]

介護福祉士の診療報酬上の評価めぐり議論、 「納得できない」と池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年8月24日の医療保険部会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて議論した厚生労働省の会合で、「(病院の)介護福祉士を診療報酬で評価することについて反対」との意見があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現に今、病院で働いている方に対して評価をしないと明言するのはいかがなものか。病院の介護福祉士に対する今の意見に私は納得できない」と反論した。 [続きを読む]

医療区分、「細分化すると非常に苦しい」 ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年8月10日(木)の入院外来分科会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて、入院医療に関するデータを踏まえて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎は地域包括ケア病棟と慢性期入院医療について見解を示した。療養病棟入院基本料の医療区分については、「細分化すると医療療養病棟を有する医療機関では非常に苦しい」と指摘した。 [続きを読む]

「ターミナルケア」から「エンド・オブ・ライフケア」へ ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230807_介護給付費分科会

 令和6年度の介護報酬改定に向けて施設系サービスを中心に議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は老人保健施設のターミナルケア加算について「名称の見直しが必要」とし、「エンド・オブ・ライフケア加算」への変更を提案した。 [続きを読む]

想定外を想定することが必要 ── 感染症対応の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年7月26日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて感染症への対応がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「次の新興感染症がCOVID-19を超えるような死亡率でないとは言い切れない」と危機感を表し、「想定外を想定することが必要ではないか」と恒常的な感染症対応の必要性を訴えた。 [続きを読む]

主任ケアマネの要件、「5年に根拠はあるか」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

介護給付費分科会_20230724

 令和6年度の介護報酬改定に向けて審議している厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会田中志子常任理事は「居宅介護支援事業所が減っている」と指摘した上で、「主任ケアマネになるための経験が5年も必要なのか。その根拠はあるのか」とただした。厚労省の担当者は「要件の設定根拠に立ち戻り、少し検討したい」と答えた。 [続きを読む]

外国人の介護人材の制度改正へ初会合、 富家常任理事が出席

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

富家隆樹構成員(日本慢性期医療協会常任理事)

 厚生労働省は7月24日、「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」の初会合を開き、当会から富家隆樹常任理事が構成員として出席し、今後の検討課題について意見を述べた。 [続きを読む]

介護のアウトカムをどう評価すべきか? ── 定例会見で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

橋本康子会長_2023年7月20日日慢協会見

 日本慢性期医療協会の橋本康子会長は7月20日の定例記者会見で、「要介護度の軽減を達成するための新しいアプローチが必要である」と提案した。橋本会長は「改善可能な人に積極的なリハビリを提供し、アウトカムを評価することで要介護度の軽減や寝たきり防止が可能になる」と訴えた。 [続きを読む]

生活習慣病管理料が普及していない ── 中医協分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院外来分科会令和5年度第4回_2023年7月20日

 外来医療に関する調査結果などを踏まえて意見を交わした厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「生活習慣病管理料が普及していない」と指摘した上で、「特定疾患療養管理料の見直しが必要ではないか」と提案した。 [続きを読む]

「メガ在宅」とも補完しあう関係で ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年7月12日の総会

 在宅医療の地域差が議論になった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「往診専門のクリニックや大規模に組織化したグループ(メガ在宅)がある」としながらも、「それらを否定せず補完しあう関係で進めていくべき」との考えを示した。 [続きを読む]

高額薬などの引下げ範囲、「慎重に考えるべき」 ── 費用対効果部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第62回費用対効果評価専門部会

 高額な医薬品などの価格を引き下げる品目の範囲について、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は薬価算定の透明性を確保する必要性を指摘し、引下げ範囲の拡大に伴って「開示度がますます低くなってしまう可能性もあるので慎重に考えるべき」と述べた。 [続きを読む]

通所リハ、「卒業後の居場所はあるのか」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年7月10日の介護給付費分科会

 通所リハビリテーションの見直しを求める意見が相次いだ厚生労働省の会合で、いわゆる「12カ月減算」について日本慢性期医療協会の田中志子常任理事も異議を唱え、「通所リハを卒業させよということであれば、それ以外の適切な居場所が各自治体にあるのか議論すべき」と指摘した。 [続きを読む]

「マルチモビディティ」も追記を ── 第9期計画の議論で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎副会長_20230710介護保険部会

 第9期介護保険事業(支援)計画の基本指針(案)が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「サルコペニアやマルチモビディティも介護予防・重度化防止を考える際のキーワード」と指摘し、「追記することで、より具体的な対策につながる」と述べた。 [続きを読む]

自由のきかない病棟になりつつある ── 地域包括ケア病棟について井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年7月6日の入院外来分科会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて入院医療について議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は地域包括ケア病棟について「自由のきかない病棟になりつつある」と懸念し、多様な機能を評価するよう求めた。 [続きを読む]

身の丈に合った救急もある ── 入院医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年7月5日の総会

 令和6年度の診療報酬改定に向けて入院医療について議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は地域包括ケア病棟の救急について見解を述べ、「顔の見える連携で受け入れを判断するなど、身の丈に合った救急もある」と指摘した。 [続きを読む]

後発品、「使いたいが使えない」 ── 医療費適正化計画の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年6月29日の医療保険部会

 医療費適正化計画などをテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は後発医薬品について「使いたいが使えない」と現状を伝え、使用促進に向けた目標について「あまり性急に8割を目指すと、さらなる不安定供給につながる恐れもある」と懸念した。 [続きを読む]

慢性期医療の使命と役割 ── 橋本会長が記念講演

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

橋本康子会長_第48回通常総会記念講演_2023年6月28日

 日本慢性期医療協会は6月28日、「第48回通常総会記念講演」を開催し、橋本康子会長が「慢性期医療の使命と役割」と題して見解を述べた。寝たきり防止に向け、情報連携やアウトカム評価の必要性などを訴えた。 [続きを読む]

認知症グループホーム、「要件が厳しい」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

田中志子委員(日本慢性期医療協会常任理事)

 令和6年度の介護報酬改定に向けて、認知症や要介護高齢者らが利用する地域密着型サービスなどを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は認知症グループホームについて「緊急入所の要件が厳しい」と指摘したほか、「デイサービスの要件を緩和してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

かかりつけ医の機能を幅広く、面で支える ── 外来医療の議論で池端副会長

審議会 役員メッセージ

第547回中医協総会(2023年6月21日)

 令和6年度の診療報酬改定に向けて外来医療について議論した厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「1人医師の診療所だけで、かかりつけ医機能を担うのは難しい地域もある」と指摘した上で「中小病院と連携して展開できるように、かかりつけ医の機能を幅広く、地域密着型の病院の機能も使いながら面で支えられるように検討すべき」と提案した。 [続きを読む]

「柔軟な働き方ができる体制を」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第546回中医協総会(2023年6月14日)

 医師の負担軽減などを進める診療報酬上の対応について議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は多様な勤務形態を拡充させる必要性を指摘し、「もう少し柔軟な働き方ができる体制をさらに進めていくことも必要ではないか」と述べた。 [続きを読む]

「リハビリの実施が少ない」 ── 令和4年度の調査結果に井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年6月8日の入院外来分科会

 入院医療などの調査結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「リハビリの実施が少ない。今後、高齢者医療を考える上で何とかしなければいけない」と指摘した。 [続きを読む]

トリプル改定に向け、障害部門と意見交換を ── 介護給付費分科会で田中常任理事

審議会 役員メッセージ

2023年5月24日の介護給付費分科会

 令和6年度の介護報酬改定に向けて「分野横断的なテーマ」が示された厚生労働省の会合で、医療と介護の連携強化を盛り込むよう求める意見があった。日本慢性期医療協会の田中志子常任理事はトリプル改定に着目し、「障害部門も含めた意見交換の場を継続的に設けてほしい」と提案した。 [続きを読む]

第3回「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年5月18日の意見交換会

 厚生労働省は5月18日、「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」の第3回会合を開き、当会から池端幸彦副会長、田中志子常任理事が出席し、意見を述べた。池端副会長は中央社会保険医療協議会、田中常任理事は介護給付費分科会の委員を務めている。 [続きを読む]

救急医療と小児医療について見解 ── 医療計画の議論で池端副会長

審議会 役員メッセージ

2023年5月17日の中医協総会

 令和6年度の診療報酬改定に向け、医療計画をテーマに議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は救急医療と小児医療について見解を示した。救急医療については高齢者の具体的な状況を考慮する必要性を指摘。小児医療については、医療的ケアが必要な子どもたちのショートステイについて診療報酬上の対応を求めた。 [続きを読む]

療養病床の調査、「丁寧な説明を」 ── 中医協総会で池端副会長

審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年5月10日の中医協

 入院や外来の調査案などが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は療養病床に関する調査について「丁寧な説明等を付けていただくことを要望したい」と述べた。 [続きを読む]

「薬剤師と介護施設との連携も」 ── 医薬品の適正使用で池端副会長

審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年4月28日の高齢者医薬品検討会

 高齢者の薬物療法の適正化を図る地域の取り組みが報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は介護施設との連携を図る必要性を指摘し、「薬剤師がどう関わっていくかが重要」と述べた。トリプル改定に向け、「介護保険施設だけでなく障害者施設も同様に対策が必要」との認識も示した。 [続きを読む]

「介護助手の活用が有用に機能」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

審議会 役員メッセージ

2023年4月27日の介護給付費分科会

 令和6年度の介護報酬改定に向けて「介護現場の生産性向上」に関する調査結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「介護助手の活用が大変有用に機能している」と評価した上で、「介護助手の活躍可能な業務内容が明示されたことは、これから導入したい施設に大きな示唆を与える」と期待を込めた。 [続きを読む]

医療DXの基金、「早い時期に示して」 ── 中医協総会で池端副会長

審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年4月26日の中医協総会

 電子カルテ情報の標準化や改定時期の後ろ倒しなどを盛り込んだ「医療DX」の議論が始まった厚生労働省の会合で、医療機関の費用負担を懸念する声が相次いだ。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は基金の運用に言及し、「できるだけ早い時期に示してほしい」と求めた。 [続きを読む]

費用対効果制度、「軌道に乗り始めた」 ── 中医協部会で池端副会長

審議会 役員メッセージ

2023年4月26日の費用対効果部会

 費用対効果評価制度の見直しに向けた議論が始まった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「軌道に乗り始めた」と評価した。公的分析などに携わる人材育成の必要性も指摘した。 [続きを読む]

急性期と慢性期が混在し、「非常に答えにくい」 ── 入院外来分科会で井川副会長

審議会 役員メッセージ

2023年4月24日の入院外来分科会

 令和6年度の診療報酬改定に向けた入院や外来の調査案が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は急性期病院と慢性期病院の調査が混在しているため「非常に答えにくい」と問題視した。厚労省の担当者は回収率の向上を主な理由に挙げ、「答えやすいように設問も見直している」と理解を求めた。 [続きを読む]

第2回「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20230419_同時報酬改定に向けた意見交換会

 厚生労働省は4月19日、「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」の第2回会合を開き、当会から池端幸彦副会長、田中志子常任理事が出席し、意見を述べた。池端副会長は中央社会保険医療協議会、田中常任理事は介護給付費分科会の委員を務めている。 [続きを読む]

保険医登録の遅れ、「診療に支障をきたす」 ── 医療保険部会で池端副会長

会員・現場の声 協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20220323医療保険部会

 保険医らの登録について日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は3月23日の会合で「1カ月以上もかかって診療に支障をきたす医療機関もある」と現状を伝えた上で、「デジタル化されれば解決すると思うので少しでも早い対応をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

介護現場の事故、「再発防止へデータ分析を」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年3月16日の介護給付費分科会

 介護現場の安全管理に関する調査結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「事故数を出すだけではミスリード」とし、報告件数を掲載しない厚労省の方針に賛同した上で、「アカデミアの先生方に色のつかないデータを分析していただき、再発防止への科学的・学術的示唆を出していただける仕組みづくりをお願いしたい」と述べた。 [続きを読む]

「地域包括ケア病棟を大きく育てる」 ── 同時改定の意見交換会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230315_同時報酬改定に向けた意見交換会

 令和6年度の同時改定に向けた意見交換会で、要介護高齢者の受け入れ先をめぐる議論があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦委員は「地域密着型の中小病院が担っている地域包括ケア病棟を大きく育てることによって介護との連携がより進むのではないか」と主張した。 [続きを読む]

「医療・介護・障害サービスの連携」などで意見 ── 田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20230315_同時報酬改定に向けた意見交換会

 厚生労働省は3月15日、「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」の初会合をオンライン形式で開いた。介護給付費分科会の委員として当会から田中志子常任理事が出席し、「医療・介護・障害サービスの連携」などのテーマについて意見を述べた。 [続きを読む]

介護施設入所者への対応案を評価 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年3月8日の中医協総会

 コロナ特例の見直し案が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「介護施設に入所している患者への対応は非常に重要」と厚労省案を評価した上で、「回復期や慢性期の病院にタイミングよく入院できる体制が必要」と述べた。 [続きを読む]

コロナ特例の見直し、「慎重に半歩ずつ」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年3月1日の中医協総会

 コロナ特例の見直しをめぐり議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「平時に戻ることを医療界全体としても期待したいし、そういう方向に進めていきたい」としながらも、「慎重に半歩ずつ出ていく段階的な対応が必要」と強調。全面廃止を急ぐ支払側に対し、「スピード感の認識が違う。現場の状況を十分にご理解いただきたい」と訴えた。 [続きを読む]

マイナカードの代理交付の要件などを質問 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20230224医療保険部会

 来年秋の保険証廃止に向けた検討状況が報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長はマイナンバーカードの代理交付の要件などを質問した。厚労省の担当者は「柔軟に代理交付が活用できるように引き続き取り組みたい」と述べた。 [続きを読む]

「紹介会社への支払いに関する調査を」 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2023年2月20日の介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定の基礎資料となる調査案などを審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「人材紹介会社への支払いに関する調査を検討できないか」と提案した。厚労省の担当者は「例えば調査研究なども含めて検討したい」と答えた。 [続きを読む]

多くの患者の意見、「非常に参考になる」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年1月18日の中医協総会

 令和6年度同時改定に向けた今後のスケジュールなどが示された厚生労働省の会合で、患者等からの意見聴取をめぐり議論があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「患者1人の意見ではなく、多くの患者の意見を聴くことには反対しない。患者・家族の代表や団体等の意見は非常に参考になる」との考えを示した。 [続きを読む]

電子処方箋、「不安材料が山積み」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2023年1月16日の医療保険部会

 電子処方箋の運用が開始される1月26日を間近に控え、現在の状況やモデル事業の取り組みなどが報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は個人認証や院外処方などをめぐる課題を挙げ、「不安材料が山積みされている」との認識を示した。 [続きを読む]

「慢性期医療の介護のスタッフを守る」 ── 処遇改善で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

田中志子委員(日本慢性期医療協会常任理事)2023年1月16日の介護給付費分科会

 令和6年度介護報酬改定に向けて半年ぶりに開かれた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は介護職員の処遇改善について「慢性期医療の介護のスタッフを守る」「病院における介護も非常に重要」と指摘し、今後の検討を求めた。 [続きを読む]

医薬品供給体制、「抜本的改革ができるように」── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年12月23日の中医協総会

 医薬品の不安定供給に対応するため来年12月末までの特例措置などを決めた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「抜本的改革ができるように検討会等の審議も含めて進めていただくよう強く願う」と述べた。 [続きを読む]

「過渡期を乗り切って医療DXを進める」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年12月21日の中医協総会

 オンライン資格確認の普及や医薬品の安定供給問題への対応策が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は現在の厳しい状況を伝えた上で「今回のご提案は現場への応援であると受け止めたい。過渡期を乗り切って医療DXが進めばいい」と期待を寄せた。 [続きを読む]

医療保険制度改革、「激変緩和措置を評価したい」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20221215医療保険部会

 出産育児一時金や高齢者保険料の引上げなどを盛り込んだ医療保険制度改革の報告書をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は高齢者の負担について「一定程度の激変緩和措置がとられたことは評価したい」と了承した上で、介護保険の負担など「高齢者全体の負担増も今後検証すべき」と指摘した。 [続きを読む]

医療経済実態調査案、「全体的に賛同したい」 ── 中医協小委で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年12月14日の調査実施小委員会

 令和6年度診療報酬改定の基礎資料となる「医療経済実態調査」について審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長はコロナ受入実績の設問などを評価した上で、厚労省が示した調査案について「全体的に賛同したい」と了承した。 [続きを読む]

高齢者の負担増、「耐えられるのか」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年12月9日の医療保険部会

 出産育児一時金の引上げなどに伴う影響額が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「高齢者の負担が医療保険、介護保険、さらには生活費も含めて、ここ数年で一気に増えようとしている。立て続けの負担増に高齢者が耐えられるのか」と懸念し、「全体の負担増の見込みも考えつつ検討しなければいけない」と指摘した。 [続きを読む]

金融資産の把握等、「あまりに拙速過ぎる」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年12月1日の医療保険部会

 医療保険制度改革について議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、被用者保険者間の格差是正について「総論としては間違っていない」と了承したが、現役並み所得の判断基準の見直しや金融資産の把握などについては「あまりにも拙速過ぎるのではないか」と指摘した。 [続きを読む]

「局をまたいでしっかり連携を」 ── 高齢者医薬品適正使用検討会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20221130_医薬品適正使用検討会

 健康被害につながるような多剤投与の是正策などを検討している厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「ガイドラインや手順書が普及していない」と指摘し、「局をまたいでしっかり連携し、一気に進めていただきたい」と呼び掛けた。 [続きを読む]

多剤投与の適正化、「ノウハウの普及も必要」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20221117医療保険部会

 多剤投与の適正化に向け、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「必要な薬を使っている場合もあるので、いかに減らすことができるか、そのノウハウも必要ではないか」と指摘し、ガイドラインの普及啓発などを進める必要性を指摘した。厚生労働省の担当者は関連部局と連携を図る意向を示した。 [続きを読む]

コロナ患者の受入、「幅が広がっている」 ── 実調の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年11月16日の調査実施小委員会

 令和6年度改定に向けた調査でコロナ患者の受入実績を廃止する提案に対し、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「第7波などで入院の幅が広がっている。一般病床だけではなく地域包括ケア病床や療養病床でも受入実績がかなり増えている」と指摘し、「受入実績の調査項目は残してもいい」と述べた。 [続きを読む]

出産一時金の増額、「小さな一歩だがインパクト」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20221111医療保険部会

 出産育児一時金の増額に向けて議論した厚生労働省の会合で「少子化対策には意味がない」などの意見があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「もちろん、これだけで一気に進むわけではない」とし、「小さな一歩かもしれないが、子育て支援も含めて全体が少しずつ進んでいくきっかけづくりになる。全世代で支えていくことを示すインパクトがある」と述べた。 [続きを読む]

現役世代と高齢世代、「対立構造ではない」 ── 高齢者医療の議論で池端副会長

会員・現場の声 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年10月28日の医療保険部会

 後期高齢者の医療制度などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現役世代対高齢世代という対立構造になりがちだが、そうではない」と指摘し、「40代、50代、60代と連続性のある人生100年時代をどうみんなで乗り切っていくかという制度の変更」との認識を示した。 [続きを読む]

経営情報の活用、「慎重な対応が必要」 ── 実調の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年10月26日の調査実施小委員会

 令和6年度改定に向けた医療経済実態調査(実調)について審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は経営情報の活用について「慎重な対応が必要ではないか。データ化して使用する場合でも参考値程度にすべきではないか」と見解を求めた。厚労省の担当者は「補完的な活用」と説明した。 [続きを読む]

「コミュニケーション・ファースト」 ── 定例会見で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

橋本康子会長_2022年10月13日の会見

 日本慢性期医療協会の橋本康子会長は10月13日の定例記者会見で「寝たきり防止は私たち医療者の問題でもある。寝たきりを防止する方策を考えていかなければならない」と強調し、11月に開催する学会テーマ「コミュニケーション・ファースト」について説明した。 [続きを読む]

出産費用の地域差、「分析が必要ではないか」 ── 出産育児一時金の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_2022年10月13日の医療保険部会

 出産育児一時金などの論点が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は出産費用の地域差について「どう平準化するかも含めて分析が必要ではないか」と指摘した。 [続きを読む]

2種類の患者票、「すみ分けをどう考えるのか」 ── オンライン診療の調査で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年10月12日の入院外来分科会

 入院・外来医療の調査案が示された厚生労働省の会合でオンライン診療の調査が議論になった。委員から「オンライン診療が普及していない現状ではデータにするのが極めて難しい」との声もあった。日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は2種類の患者票について「すみ分けをどう考えるのか」と指摘した。 [続きを読む]

給与等の見える化、「慎重に評価すべき」 ── 実調データの分析に池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年10月5日の中医協総会

 医師や看護師の給与などについて医療経済実態調査のデータを分析した結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「このような見える化で得るものは一定程度ある」としながらも、「その評価はかなり慎重にすべきではないか」と指摘した。 [続きを読む]

「フリーアクセスを守っていきたい」 ── 医療保険制度改革の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年9月29日の医療保険部会

 健康保険法等の改正に向けて医療保険制度改革の議論を開始した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長はコロナ禍の経験を踏まえ「フリーアクセスがあったからこそ大きな混乱もなく、第7波も対応できたのではないか。このフリーアクセスをぜひ守っていきたい」と述べた。 [続きを読む]

感染症有事への対応、「柔軟に」 ── 感染症法改正の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_2022年9月8日の医療保険部会

 感染症の流行初期に対応する医療機関の責務や減収補償などを盛り込んだ感染症法の改正案を議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、有事の対応を平時に定めておく点を指摘し、「想定できない新興感染症が起こることも考えれば柔軟な対応が必要ではないか」と見解を求めた。厚労省の担当者は「柔軟に対応していきたい」と述べた。 [続きを読む]

第212回介護給付費分科会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年8月26日の介護給付費分科会

 厚生労働省は8月26日、社会保障審議会(社保審)介護給付費分科会(分科会長=田中滋・埼玉県立大学理事長)の第212回会合をオンライン形式で開催し、当会から田中志子常任理事が委員として出席した。 [続きを読む]

感染症対応、「お金だけでなく人材も」 ── 減収補償の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年8月19日の医療保険部会

 感染症法の改正に向けて有事の医療体制などを議論した厚生労働省の会合で、医療機関の減収補償に意見が集中した。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「お金さえ出せばいいのではない。原点に返って考え、人材の余裕をどう見るかという視点も重要ではないか」と指摘した。 [続きを読む]

オンライン資格確認、「5割を超えれば一気に増える」 ── 改定案の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年8月10日の中医協総会

 マイナンバーカードの保険証利用などを進める改定案を審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「医療DXの基盤整備のためにオンライン資格確認の普及率が非常に重要な命題」と強調した上で、「5割を超えれば一気に進む。100%の普及を目指すため、みんなで頑張っていきたい」と期待を込めた。 [続きを読む]

マイナ保険証の普及へ、「痛み分けで頑張ろう」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年8月3日の中医協総会

 マイナンバーカードの保険証利用の普及に向けて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「基盤整備の途中段階で、それぞれがメリットを主張しても共有できない」と指摘し、「お互いに汗を出し、痛み分けをして、三位一体、四位一体で頑張ろう」と呼び掛けた。 [続きを読む]

なぜ総合診療医が必要なのか? ── 新体制初の会見で橋本会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

橋本康子会長_2022年7月21日の記者会見

 日本慢性期医療協会は7月21日、新体制になって最初の定例記者会見を開いた。橋本康子会長が「なぜ総合診療医が必要なのか?」というテーマで見解を述べた後、新役員らが今後の抱負を語った。 [続きを読む]

看護の処遇改善に関する調査を ── 入院外来分科会で井川副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年7月20日の入院外来分科会

 令和4年度改定を踏まえた入院医療等の調査案が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は「看護の処遇改善に関する調査をどこかに入れていただきたいが、その予定はあるだろうか」と尋ねた。厚労省の担当者は「ご意見として頂戴しておきたい」と答えた。 [続きを読む]

「武久洋三先生会長御退任記念講演会」のご報告

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三名誉会長_20220630_日慢協総会

 日本慢性期医療協会は6月30日、第47回通常総会後に「武久洋三先生会長御退任記念講演会」を開催した。「良質な慢性期医療がなければ日本の医療は成り立たない」というタイトルで、約1時間にわたり今後の慢性期医療の在り方を説いた。 [続きを読む]

「慢性期医療の質を向上させる」 ── 就任あいさつで橋本会長

協会の活動等 役員メッセージ

01_20220630_日慢協総会

 日本慢性期医療協会は6月30日、第47回通常総会を都内のホテルで開催し、新たな体制に移行したことを報告した。橋本康子会長は「日慢協の会員が実践しているノウハウを医療・福祉界に発信していくこと、慢性期医療の質を向上させることを日本慢性期医療協会の使命として活動していきたい」と述べた。 [続きを読む]

賃上げルールに「現場の裁量を」 ── 処遇改善の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_第523回中医協総会(2022年6月15日)

 診療報酬による賃上げルールの要件設定などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「他職種への配分など、それぞれの医療機関の現場感覚で多少の違いが出る」と指摘した上で、「現場の裁量を少しでも認めていただく方向の議論をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

看護の処遇改善、「運用後に状況調査を」 ── 中医協分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年6月10日の入院外来分科会

 看護の処遇改善措置についてシミュレーションを踏まえて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「急性期で救急搬送が非常に多い病院の看護師が対象で、かなり制限されている」と改めて指摘した上で、「運用後に状況調査をして、どういう配分がなされたかなどを把握すべき」との考えを示した。 [続きを読む]

「チーム介護」「チームケア」に重点を ── 介護保険部会で橋本副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年5月30日の介護保険部会

 介護保険制度の見直しに向けた検討を進めている厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は在宅医療の充実に関連して意見を述べ、「チーム介護やチームケアに、もう少し重点を置いて考えたほうがいいのではないか」と提案した。 [続きを読む]

オンライン資格確認、「痛み分けをしながら進める」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_2022年5月25日の医療保険部会

 オンライン資格確認等システムの普及に向けた課題などが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「周回遅れに近い日本のDX化をより促進するという意味では、私ども医療従事者も含めて国民、そして提供者側、支払側も含めて、それぞれのステークホルダーが少しずつ痛み分けをしながら進めていかなければいけない」と述べた。 [続きを読む]

看護の処遇改善、「稼働率で左右される」 ── 中医協分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年5月19日の入院外来分科会

 看護の処遇改善に関わるデータなどが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「稼働率によって看護師の必要数が左右され、これが患者数、診療報酬の請求数と相関するのではないか」と指摘し、「相関をきちんと見た上で判定することが必要だ」と述べた。 [続きを読む]

医療と介護の連携、「賃金差があると難しい」 ── 介護保険部会で橋本副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20220516_介護保険部会

 「地域包括ケアシステムの更なる深化・推進」をテーマに開かれた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は「医療と介護の連携強化について医療と介護の現場で賃金差があると現実にはなかなか難しい」との認識を示した上で、「両制度のつなぎ目を話し合えるような場が必要ではないか」と改めて提案した。 [続きを読む]

「本当に正しい処遇改善の在り方か」 ── 池端副会長、今後の課題を提示

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年4月27日の中医協総会

 コロナ対応や三次救急などを担う急性期病院に勤務する看護師らの処遇改善に向けた調査内容などを審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「本当に正しい処遇改善の在り方か、ゆくゆくは検討してほしい」と提案した。支払側の委員は「将来的なテーマとしては承るが、今回はあくまでも限られた中の範囲で粛々と議論する」と返した。 [続きを読む]

看護の処遇改善、「フレキシブルにしないと格差」 ── 中医協分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年4月13日の入院外来分科会

 10月から診療報酬で対応する看護師らの処遇改善について具体的な検討を開始した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「第6波では慢性期病院や介護施設の看護師もかなり疲弊した」とし、「今後の改定でフレキシブルに変えていけるようにしておかないと看護師同士(勤務施設による)の中で給与面での格差ができてしまう」と指摘した。 [続きを読む]

ポリファーマシー対策、「信頼関係が重要」 ── 池端副会長も継続率に着目

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_2022年4月13日の高齢者医薬品検討会で

 今後のポリファーマシー対策についてアウトカム評価などの課題が浮き彫りになった厚生労働省の会合で、減薬などの継続率に着目する意見があった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長も「継続率こそ、まさにポリファーマシー対策の目指すところ」と賛同し、「地域の医師会の先生方との信頼関係が重要」と述べた。 [続きを読む]

医療・介護の連携を考える委員会を ── 次期制度改革に向け、橋本副会長が提案

審議会 役員メッセージ

2022年3月24日の介護保険部会

 介護保険制度の見直しに向けた議論がスタートした厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は「医療と介護の連携、シームレス化が必要」との考えを示した上で、「医療と介護の連携を効果的にする橋渡し的な制度を考える委員会などが必要ではないか」と提案した。 [続きを読む]

看護師らの処遇改善、「官民格差がさらに広がる」 ── 池端副会長、現行の枠組みに危機感

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年3月23日(水)中医協総会

 看護師らの処遇改善がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、コロナに対応する三次救急などに限定する枠組みに対し「明らかに看護職を差別化することになる。官民格差がさらに広がる」と危機感を表し、「慎重に進めていくことを期待したい」と述べた。 [続きを読む]

介護医療院の調査、「ミスリードになりかねない」 ── 看取りの記載に田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年3月17日の介護給付費分科会

 介護医療院などの調査結果が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は看取りの状況について質問した上で、「介護医療院で適切な治療ができなかったと受け止められる。ミスリードになりかねない」と指摘した。 [続きを読む]

医療現場の介護職員も「局をまたいで検討を」 ── 介護の処遇改善で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年2月7日の介護給付費分科会

 臨時の介護報酬改定に向けた報告書案をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「処遇改善の対象となっていないサービス種類・職種にも言及していただいた」と謝意を表した上で、「医療現場の介護職員についても介護給付費分科会でも話し合うべき内容なので、局をまたいで検討していただく場をつくってほしい」と提案した。 [続きを読む]

看護補助者の活用、「処遇改善もセットで評価を」 ── 短冊の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月28日の中医協総会

 看護補助者の評価について「ケアの質まで含めた検証が必要」との慎重論が出た会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、看護補助を担う介護人材の確保が困難な状況を改めて強調した上で「研修と処遇改善をセットでしっかり評価していただきたい」と求めた。 [続きを読む]

オンライン導入の見積額、「本当に正しいのか」 ── 池端副会長、情報共有などを提案

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年1月27日の医療保険部会(ベルサール神田)

 オンライン資格確認システム導入の加速化プランが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「見積額が本当に正しいのかが全く見えない」などの課題を挙げ、中小規模のベンダーも含めた情報共有などを提案した。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟、「経過措置等の検討を」 ── 短冊の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月26日の中医協総会

 令和4年度診療報酬改定に向けた「短冊」協議がスタートした会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は地域包括ケア病棟について「これほどの要件の見直しなどが実施されると、現場としては大変な苦労をせざるをえない状況」と懸念し、「実態を十分に把握した上で必要な経過措置等も検討してほしい」と要望した。 [続きを読む]

オンラインと対面は「補完し合う関係」 ── 公聴会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月21日の中医協総会

 診療報酬改定について国民の意見を聴く「公聴会」で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、オンライン診療について「対面診療と補完し合う関係ではないか」と質問した。患者の立場で参加した意見発表者は「対面を基本としながらも必要時にはオンラインも織り交ぜてほしい」と答えた。 [続きを読む]

個別指導への名称変更、「違和感がある」 ── 橋本副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

橋本康子委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月20日の介護文書委員会

 介護報酬の届出書類などの簡素化や標準化、ICT化などを検討している厚生労働省の会合で、「実地指導」をめぐる議論があった。日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は「実施指導の名称を個別指導に変更することには違和感がある」と述べた。 [続きを読む]

看護必要度の見直し、「かなりの劇薬、毒薬」 ── 池端副会長、影響に危機感

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月14日の中医協総会

 令和4年度改定に向けた「議論の整理」をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は重症度、医療・看護必要度の見直しについて「かなりの劇薬で、さらに副作用の強い毒薬になって地域医療の崩壊につながる」との危機感を表し、「詳しい分析も含めて、より丁寧な議論を」と求めた。 [続きを読む]

「救急患者を2つに大きく分けてはどうか」 ── 武久会長、定例会見で提案

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2022年1月13日の定例会見

 「軽症・中等症の高齢患者が三次救急に押し寄せたら、緊急処置が必要な患者にきちんと対応できない」──。日本慢性期医療協会の武久洋三会長は1月13日の定例会見でこのように述べ、「救急患者を2つに大きく分けてはどうか」と提案した。 [続きを読む]

処遇改善の新加算、「自動的に配分できないか」 ── 事務負担の軽減で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2022年1月12日の介護給付費分科会

 臨時の介護報酬改定による処遇改善案が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「新加算を自動的に配分するような事務手続きができないか」と提案した。厚労省の担当者は「事業所や都道府県などの負担ができるだけ多くならないように進めていきたい」と述べた。 [続きを読む]

旧7対1の3割減、「ショックを受けている」 ── 支払側の主張に池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年1月12日の中医協総会

 急性期病院の厳格化に向けて旧7対1入院基本料の病院を約3割減らす案を支持する意見があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は厳しい経営状況を訴えた上で「ショックを受けている。地域で頑張っている中小規模の医療機関は、この議論をどう考えるか。まだ有事は続いている」と今後の影響を懸念した。 [続きを読む]

「在宅死と病院死が補完し合う体制を」 ── 死亡場所のデータで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月24日の中医協総会

 「最期を迎えたい場所」について複数のデータが示された会合で、厚生労働省の担当者は「調査の時期や質問の方法によって、ぶれがある」と説明した。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「在宅死と病院死が互いに補完し合って、できるだけ最期まで長く在宅にいられるために、どういう体制にすべきかを考えるデータになったのではないか」と評価した。 [続きを読む]

看護職員、「高度急性期以外にもいる」 ── 看護の処遇改善で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

医療保険部会(全国都市会館)

 令和4年度の診療報酬改定率などが報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は看護の処遇改善について「看護職員は高度急性期以外にもいる」と指摘し、看護補助者などへの見解を求めた。厚労省の担当者は「中医協で当然、議論の対象となる」と述べた。 [続きを読む]

オンライン診療、「海外とは違う」 ── 池端副会長、要件緩和に慎重論

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月22日の中医協総会

 オンライン診療のさらなる普及を求める意見が支払側から相次いだ厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「トリアージ中心の海外と、わが国のかかりつけ医とは違う」と反論した。 [続きを読む]

かかりつけ医の評価、「地域差も踏まえ検討を」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月17日の中医協総会

 かかりつけ医の評価について「現行の要件では不十分」との声が上がった厚生労働省の会合で、診療側は「かかりつけ医の機能は幅広く多い」と反論した。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「都会ではアクセスがいいが地方では家族を丸ごとみるケースもある。かかりつけ医の制度は地域差も踏まえて検討すべき」と指摘した。 [続きを読む]

不妊治療、「企業への支援や広報も重要」 ── 中医協で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月15日の中医協総会

 不妊治療の保険適用について大枠が固まった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は今後の課題として仕事との両立を挙げ、「有休等を取りやすくなるように企業への支援や広報も重要」と見解を求めた。厚労省の担当者は「他部局とも連携して国民にわかりやすい周知もしっかり検討したい」と述べた。 [続きを読む]

アウトカム指標できちんと評価を ── 池端副会長、救急実施に異論

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年12月10日の中医協総会1

 地域包括ケア病棟の救急実施について、厚生労働省保険局医療課の井内努課長は12月10日の会合で、「救急を実施しているかどうかを聞いたときに、イエスと答えたものはあり、ノーと答えたものはなし」と述べた。これに対し、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「アウトカム指標できちんと評価を」と求めた。 [続きを読む]

「国民にわかるように説明を」 ── 改定の基本方針で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年12月9日の医療保険部会(全国都市会館)

 「令和4年度診療報酬改定の基本方針」をまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「大病院受診時の定額負担は選定療養の制度を使った非常にわかりにくい仕組み」と改めて強調し、「きちんと国民にわかるように説明をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

介護職の賃上げ、「事務手続きが増えないように」 ── 田中常任理事、介護給付費分科会で意見

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年12月8日の介護給付費分科会

 政府が来年2月から9月まで実施を予定している介護職の賃上げについて、厚生労働省の会合では10月以降の対応を懸念する声が相次いだ。日本慢性期医療協会の田中志子常任理事も「事務手続きが増えるということがないようにお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

湿布薬の35枚制限は「現場が混乱する」 ── 池端副会長、支払側に反論

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月8日の中医協総会

 外用の消炎・鎮痛薬(湿布薬)の処方枚数(現行70枚)について「35枚までを原則とする」との意見が出た厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は急性・慢性の違いを説明した上で「いきなり半分の35枚までになると現場が混乱する」と反論した。 [続きを読む]

有床診療所、「大事に育ててほしい」 ── 透析の評価で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年12月3日の中医協総会

 有床診療所の透析について評価が分かれた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「有床診療所の重要な機能の1つとして求められるのが血液透析」との認識を示し、「有床診療所を大事に育ててほしい」と理解を求めた。 [続きを読む]

収入の引上げ、「病院の介護職員も含まれるか」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年12月1日の医療保険部会(全国都市会館)

 令和4年度診療報酬改定の基本方針の策定に向けた「骨子案」が示された厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、重点課題の中で示された看護職の収入引上げに言及し、「医療現場の『看護補助者』である病院の介護職員も含まれるか」と質問した。厚労省の担当者は「柔軟な運用を認める予算措置も踏まえて議論が進められていく」と説明した。 [続きを読む]

調剤料、「対物・対人の見える化を」 ── 次期改定に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月26日の中医協総会

 調剤報酬がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「調剤料の中身をもう少し整理して、どれが対物で、どれが対人かを見える化し、みんなが評価できるような仕組みが必要ではないか」と述べた。 [続きを読む]

「インセンティブをつけながら徐々に」 ── DPCデータの利活用で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月24日の中医協総会

 DPCデータの利活用をめぐり、医療現場の負担を懸念する声が上がった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「外来診療データ等も重要なデータ」と理解を示しながらも、「少しずつインセンティブをつけながら徐々に進めていく工程が必要ではないか」と慎重な対応を求めた。 [続きを読む]

医療経済実態調査の結果、「しっかり検討したい」 ── 調査実施小委で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月24日の調査実施小委員会

 医療経済実態調査の結果が報告された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は病院団体の代表として意見を述べ、「開設者別、コロナの受入あり・なし等々の分析も含めて、しっかり検討して、またコメントさせていただきたい」と伝えた。 [続きを読む]

不妊治療の保険適用、「現状のままがいい?」 ── 池端副会長、患者代表らに質問

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月17日の中医協総会

 不妊治療の保険適用がテーマになった厚生労働省の会合で、患者団体の代表から保険適用への不安の声が上がったため日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現状のままがいいという印象を受けたのでお考えを」と見解を求めた。患者代表は「保険適用は福音」としながらも、「オプション治療が受けられなくなると妊娠から遠のく治療になり、患者にとっては非常に悲しい」と理解を求めた。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟、「育てる議論を」 ── 3つの役割めぐる議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月12日の中医協総会

 地域包括ケア病棟の在り方をめぐる議論があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「これからしっかり3つの機能を満たすものに育てるような前向きな議論をお願いしたい」と述べた。 [続きを読む]

健康QOL中心の判断、「やむを得ない」 ── 費用対効果の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月12日の費用対効果部会

 高額な医薬品や医療材料などの価格を調整する「費用対効果評価制度」の見直しに向けて関係業界の意見を聴取した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、健康関連QOLの向上以外の価値も評価してほしいとの要望に対し、「健康関連QOLの評価基準が中心になるのはやむを得ない」との認識を示した。 [続きを読む]

「高度急性期以外の一般急性期にも目配りを」 ── 入院医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年11月10日の中医協総会

 令和4年度の診療報酬改定に向けて急性期入院医療がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「高度急性期をきちんと評価する視点は賛同したい」とした上で、「高度急性期以外の一般急性期も非常に頑張ってコロナ患者をしっかり受け入れている。一般急性期に対して目配りをすることも大事ではないか」と述べた。 [続きを読む]

ポリファーマシー対策、「回復期や慢性期で」 ── 令和4年度事業に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年11月4日の第14回 高齢者医薬品検討会

 健康被害につながるような処方内容などを見直す「ポリファーマシー対策」の推進に向けて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「高度急性期よりも回復期や慢性期のほうが時間的余裕もあるので対応しやすい」との認識を示し、モデル事業など今後の取り組みに期待を込めた。 [続きを読む]

理学療法士等の訪問看護、「実態が見えにくい」 ── ケア内容めぐり中医協で議論

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年10月27日の中医協総会

 理学療法士等の訪問看護について「実態が見えにくい」との声が上がった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、理学療法士等の割合が高い訪問看護で実施された「気管切開の処置」について詳しく尋ねた。厚労省の担当者は「基本的には看護師が訪問看護の中でやっている。理学療法士が何か手伝いをしているのか、何もしていないのかは分からない」と答えた。 [続きを読む]

「官民かかわらずギリギリの経営」 ── 基本方針の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年10月22日の医療保険部会

 令和4年度診療報酬改定の基本方針などを審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「官民かかわらずギリギリの経営を強いられている。これまでどおりの議論の進め方をすると再び逼迫した状態が続き、新興感染症等に対応できない」と警鐘を鳴らした。 [続きを読む]

外来化学療法の連携体制で安心を ── がん対策の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年10月22日の中医協総会

 がん対策の推進などがテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「化学療法による副反応等、いろいろな症状の変化に対し、まず、かかりつけ医に相談することも多いので、化学療法を実施している専門の医療機関と、かかりつけ医との連携もスムーズに進むような仕組みがさらに加わると、より安心できる体制ができるのではないか」と述べた。 [続きを読む]

入院医療の最終報告案、「基本的に異論はない」 ── 入院分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年10月21日の入院分科会

 入院医療の最終報告案が示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「中心静脈栄養等について、きっちりと把握していただき、嚥下リハビリを徹底すべきと示唆されている」と評価し、「基本的に異論はない」と了承した。 [続きを読む]

フリーアクセスの「かかりつけ医」を ── 外来医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年10月20日の中医協総会

 令和4年度の診療報酬改定に向けて外来医療がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、かかりつけ医の制度化に触れながら「緩い枠組みのほうがいい」との認識を示し、「それができるのが日本の医療提供体制の一番いいところであり、フリーアクセスを保障していることだ」と述べた。 [続きを読む]

費用対効果の調整値、「かなりのペナルティ」 ── 池端副会長、範囲の明確化を提案

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年10月15日の費用対効果評価部会

 製薬企業や医療機器メーカーが一定の基準を満たさない場合に費用対効果評価のルールで価格を最小値で調整するという提案について、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「かなりのペナルティ」との認識を示し、企業側の弁明が却下される範囲などを「ある程度、示したほうがいいのではないか」と提案した。 [続きを読む]

「介護医療院は人気の高い施設」 ── 鈴木会長、調査結果を発表

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

鈴木龍太会長_2021年10月13日の記者会見

 日本介護医療院協会の鈴木龍太会長は10月13日、同協会の会員病院などを対象に実施した調査結果を発表し、「介護医療院は人気の高い施設」との認識を示した。介護医療院の開設には63.7%が「良かった」と回答した。鈴木会長は「介護医療院の創設は好意的に受け止められている」と評価した。 [続きを読む]

在宅医と病院の「伴走」への評価を ── 在宅医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_第490回中医協総会(2021年10月13日)

 24時間体制で在宅療養を支える仕組みづくりが議論になった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「在宅医と病院が定期的に伴走する時間があれば、よりスムーズに在宅に移行できるのではないか」とし、「伴走する期間において、両方に対する評価があると在宅が進む」との考えを示した。 [続きを読む]

中心静脈栄養の実施、「10%前後」と反論 ── 入院分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年10月1日の入院分科会

 中心静脈栄養の実施について新たな分析データなどが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「療養病床で10%前後という数字が出ている。40床の病棟であれば4例ぐらいしかない」と反論した。 [続きを読む]

LIFEは二人三脚で育てていく制度 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

田中志子委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年9月27日の介護給付費分科会

 新たな介護情報システム「LIFE」の課題が指摘された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は「LIFEはこれから事業所と国とが二人三脚をしながら育てていく制度だ」と期待を込めた。 [続きを読む]

令和4年度改定、「後ろ倒しになるか」 ── 池端副会長が懸念

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年9月22日の医療保険部会

 令和4年度診療報酬改定の基本方針などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「令和2年度改定のスケジュールとほぼ同じように進められるのか、少し後ろ倒しになる可能性があるのか」と懸念した。厚労省の担当者は「日程が大きく変わることはない」と述べた。 [続きを読む]

嚥下リハの実態等の検討を ── 池端副会長、中医協総会で提案

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年9月22日の中医協総会

 中心静脈栄養の患者の約9割が入院中に嚥下リハビリを実施されていないとの指摘について、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「実態として、脳血管疾患等リハビリで実施されている場合がかなり多いという印象がある」と指摘し、嚥下リハビリの実態等に関する検討を提案した。 [続きを読む]

「全ての病院が受け入れても足りない」 ── 池端副会長、中医協で現状を訴え

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年9月15日の中医協総会

 「コロナ割り当て医療機関のうち、本当に受け入れている所はどれくらいあるのか」──。9月末期限の経過措置を延長する方針が示された厚生労働省の会合で支払側の委員が難色を示した。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「民間病院を含めた全ての病院が受け入れても足りない」と現状を訴え、支払側委員は今回の提案を了承した。 [続きを読む]

「死亡率だけでは議論できない」 ── 武久会長、定例会見で反論

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2021年9月9日の定例記者会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は9月9日の定例記者会見で、療養病棟の死亡退院率に関する見解を示すとともに緊急調査の結果を公表し、「死亡率だけを見て、病院のあり方を議論することはできない」と反論した。 [続きを読む]

中心静脈栄養の原因、「多岐にわたり絡み合う」 ── 入院分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_2021年9月8日の入院分科会

 令和4年度の診療報酬改定に向けて、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は9月8日、入院医療の「中間とりまとめ(案)」を審議した厚生労働省の会合で、中心静脈栄養をめぐる問題について医療現場の声を伝え、「高齢者の摂食障害の原因は多岐にわたって、それが絡み合っている」と理解を求めた。 [続きを読む]

「鎮静剤の項目を加えるか、B項目を外すか」 ── 入院分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

01_中医協入院分科会_2021年8月27日

 入院患者の重症度を評価する基準の見直しが議論になった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「鎮静剤が入っている状態の患者もいる」と指摘した上で、「鎮静剤のあり・なしという項目を加えるか、またはB項目を外してしまうべきか」と問題提起した。厚労省の担当者は「(今後の)分析の視点としていただきたい」と述べた。 [続きを読む]

訪問看護、「勝手にどんどん行くのではない」 ── 在宅医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年8月25日の中医協総会

 訪問看護について「コロナ禍で医科・歯科・調剤等がマイナスなのに二桁の伸び率。適切な訪問看護が行われているのか」と問題視する声があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「訪問看護が勝手にどんどん行っているというイメージはない。医師の立場から応援メッセージを出させていただく」と反論した。 [続きを読む]

在院日数が在棟日数を下回る 「普通はない」と井川常任理事が指摘

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年8月6日の入院分科会

 高齢者らが長期入院する療養病棟について調査結果を踏まえて議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「在院日数が在棟日数を下回ることは普通はない」と疑問を呈した。厚労省の担当者は「在院日数と在棟日数がひっくり返っているのではないかとの指摘だが、確認をしてみたい」と述べた。 [続きを読む]

かかりつけ歯科医、「地域で見えない」 ── 歯科医療の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年8月4日の中医協総会

 令和4年度の診療報酬改定に向けて歯科医療がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「地域でどこの歯科診療所がかかりつけ機能を担って口腔ケアをしっかりやっているのか見えないところもある」と指摘し、「そのような情報が広く伝わるような方策も必要ではないか」と提案した。 [続きを読む]

「多職種配置の視点で根本的な議論を」 ── 改定の基本方針について池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

TOP_2021年7月29日の医療保険部会(全国都市会館)

 令和4年度の診療報酬改定に向けて基本方針の策定がテーマになった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長はコロナによる病床不足などの影響に言及した上で「新興感染症にもしっかり対応できるように余裕を持った配置基準が必要であり、多職種の配置に視点を置いて、令和4年度、あるいは次の同時改定に向けて根本的な議論が必要ではないか」と述べた。 [続きを読む]

介護職員の処遇の差は、ケアの質にも差 ── 介護給付費分科会で田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年7月28日の介護給付費分科会(オンライン開催)

 令和3年度の介護報酬改定を踏まえ、介護職員の処遇改善加算などの調査がテーマとなった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は処遇改善加算の対象となっていない施設の実態も調べる必要性を強調し、「処遇等に差があるようであれば、ケアの質にも差が出てくる可能性がある」と指摘した。 [続きを読む]

「特定看護師に診療報酬上の加算を」 ── 池端副会長、令和4年度改定の議論で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年7月21日の中医協総会

 令和4年度診療報酬改定に向けて、働き方改革の推進などがテーマとなった厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、特定行為研修を修了した看護師数が伸び悩んでいる現状を指摘した上で、「診療報酬上の加算等、あるいは基準等を付けることが非常に重要ではないか」と提案した。 [続きを読む]

「リハビリの診療報酬を包括性にしませんか」 ── 武久会長、定例会見で提案

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_令和3年7月度会見_2021年7月15日

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は7月15日の定例会見で「リハビリテーションの診療報酬を包括性にしませんか」と提案した。武久会長は、リハビリの診療報酬が複雑であることや包括化の流れが進んでいる状況などを説明し、「疾患による差をなくし、全てを包括したほうがよい」と述べた。 [続きを読む]

「病棟薬剤師にインセンティブが必要」 ── 次期改定に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年7月14日の中医協総会

 令和4年度診療報酬改定に向け、薬局や薬剤師の役割などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「病棟薬剤師の業務が高度化・多様化しており、病棟薬剤師の配置を強く望んでいるが、採用がなかなか困難」と現状を説明し、「診療報酬上のインセンティブが必要」と述べた。 [続きを読む]

「療養病床もしっかりやっている」 ── 地域包括ケア病棟の議論で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

TOP_2021年7月8日の入院分科会(全国都市会館)

 地域包括ケア病棟の機能をめぐる議論があった厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は、保険者団体の委員が問題視した機能のばらつきについて「地域差がかなり出てくるのが地域包括ケア病棟だ」と反論した。厚労省が課題に挙げた病床種別の違いについては「療養病床もしっかりやっている」と理解を求めた。 [続きを読む]

「どこまでを診療報酬でやるか」 ── コロナ対応で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年7月7日の中医協総会

 令和4年度の診療報酬改定に向けて「コロナ・感染症対応」がテーマとなった厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「どこまでを診療報酬でやるか、どこまでを補助金・交付金でやるか」との問題意識を表した上で、「現時点で診療報酬で対応したものは、状況に応じてきちんと維持できるような議論が必要ではないか」と述べた。 [続きを読む]

「前回改定後の数字が全く分からない」 ── 井川常任理事、入院医療に関する議論で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年6月30日の中医協入院分科会

 コロナ収束後の新たな医療提供体制に向け、令和4年度診療報酬改定ではどのような方向を目指すか。6月30日、入院医療に関する本格的な議論がスタートした厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「前回の改定後の数字が全く分からない」と指摘した。 [続きを読む]

「コロナ禍で病院の脆弱性が顕著に」 ── 池端副会長、有事対応の必要性を指摘

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

TOP_2021年6月25日の_医療保険部会(全国都市会館)

 今後の感染症対策や医療費の動向などが示された厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「有事とも言えるコロナ禍でリスク管理に対する病院の脆弱性が顕著になった」と厳しい現状を伝え、「有事に対応できるだけの余裕の部分も議論すべき」と提案した。 [続きを読む]

「FIMからBIに変えてはどうか」 ── 武久会長、定例会見で提案

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2021年6月24日の記者会見

 医療と介護の連携や一体化が求められるなか、食事やトイレ、着替えなど日常生活に必要な動作を判断する基準が病院や介護施設などで異なっている。日本慢性期医療協会の武久洋三会長は6月24日の定例会見で「FIMからBIに変えてはどうか」と基準の統一化を提案。「誰もが分かりやすいリハビリシステムにしていこう」と呼び掛けた。 [続きを読む]

「無理やり死亡退院ではない」 ── 療養病棟の調査結果に池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年6月23日の中医協総会(オンライン開催)

 療養病棟に入院している患者の半数以上が「死亡退院」であることが問題視された厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、病院での入院医療が必要なケースを具体的に挙げた上で「在宅で看取れる人を療養病床で無理やり預かって、どんどん死亡退院を出しているのではない」と理解を求めた。 [続きを読む]

「勘違いしてしまう設問ではなかったか」 ── コロナ患者の受入で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年6月16日の入院分科会

 コロナ患者の受入に関するデータなどが示された厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は「勘違いしてしまうような設問ではなかったか」と見解をただした。昨年4~10月に療養病床の受入が少ない結果について厚労省の担当者は同時期を「病床逼迫の状況前」とし、「その後の状況はまた幾分変わっている」と述べた。 [続きを読む]

「クラスター発生等で評価が変わる」 ── 実調の議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年5月26日の中医協総会(オンライン開催)

 令和4年度診療報酬改定に向け、医療機関の経営状況などの調査について議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長はコロナの影響に地域差があると指摘した上で「クラスターが発生している場合とそうでない場合の差をどう解釈するかで評価が変わる」との認識を示した。この発言を受け、日本医師会の委員がクラスター発生に関する調査などを求めた。 [続きを読む]

「重症病床」をスムーズに回転させる ── 橋本副会長、大阪での対応を報告

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

橋本康子副会長_2021年5月20日の記者会見

 医療崩壊の危機に瀕した大阪で病床確保などに取り組んだ日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は5月20日の定例記者会見で、大阪での病床確保策を報道関係者に伝え、「重症病床から早めに後方支援病床で受け入れることで重症病床をスムーズに回転させる。これが私たち慢性期医療関係者にできること」と述べた。 [続きを読む]

コロナ受け入れ、「病院によって受入れ患者数は違う」── 入院分科会で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年4月28日_入院分科会(オンライン開催)

 感染拡大が止まらない。危機的状況にある大阪で緊急連携ネットワークなどを通じてコロナ病床の確保に奔走している日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は4月28日、入院医療に関する厚生労働省の会合で大阪の厳しい状況を説明。「病院によって受け入れの患者数が違う」と指摘した上で、コロナ患者の受け入れ状況を詳しく調査するよう提案した。 [続きを読む]

費用対効果が良ければ薬価を上げる ── 池端副会長、中医協部会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年4月21日_薬価専門部会(オンライン開催)

 医薬品などの価格を「費用対効果」で調整する仕組みについて議論した厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「費用対効果を見て、費用対効果が非常に良ければ薬価を上げなければいけないこともあり得る」との認識を示し、医療費抑制に傾斜した議論を牽制した。 [続きを読む]

消費税の補てん、「次期改定で非常に重要」 ── 池端副会長、中医協総会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年4月14日の中医協(オンライン開催)

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は4月14日、令和4年度診療報酬改定に向けたスケジュールが示された厚生労働省の会合で「消費税の補てん問題は次期改定で非常に重要」との認識を示した上で、「きちんとした検証をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

オンライン資格確認、「道のりは長い」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2021年3月26日の医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は3月26日の会合で、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるオンライン資格確認等システムについて「実際の運用につながるまで、まだ少し道のりは長い」との認識を示した。 [続きを読む]

LIFEに「ACPを組み入れてはどうか」 ── 次期改定に向け田中常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

田中志子委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年3月24日の介護給付費分科会

 次期介護報酬改定に向けて今後のスケジュールなどが示された厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は新たな科学的介護情報システム(LIFE)に「ACPを組み入れてはどうか」と提案した。 [続きを読む]

医療アプリ、「歯止めは可能か」 ── 池端副会長、中医協総会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年3月24日の中医協(オンライン開催)

 スマホなどのソフトウェアで病気の予防などを支援する医療アプリについて日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「医師が関わったアプリと似て非なるものが開発されている」と指摘し、「歯止めは可能か」と尋ねた。厚生労働省の担当者は「事例を収集して検討したい」と答えた。 [続きを読む]

「現場が動ける仕組み作りを」── 介護文書のICT化で橋本副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

橋本康子委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年3月17日の第8回介護文書負担軽減委員会

 介護文書のICT化などを議論した厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は、今回の介護報酬改定での対応を評価しながらも「現場の者はあまり分かっていない面もある」と指摘し、人材不足が深刻な地域などで「説明会や勉強会、実際に手を動かすような周知会などを開催してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

ポリファーマシー対策の検証を幅広く ── 厚労省、次年度の高齢者事業で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

秋下雅弘座長代理_高齢者医薬品検討会_20210311

 健康被害につながるような多剤処方の是正や減薬など、ポリファーマシー対策の取り組みを全国の病院に普及させるため、厚生労働省は3月11日の会合で「次年度の高齢者事業(案)」を示し、了承された。厚労省の担当者は「幅広く、さまざまな機能の医療機関で検証したい」と抱負を語った。日本老年医学会の秋下雅弘理事長も「多様性ある視点」を挙げた。当会の池端幸彦副会長への答弁。 [続きを読む]

コロナ対応に地域差、「詳しい分析を」 ── 池端副会長、中医協総会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年3月10日の中医協総会

 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた診療報酬上の対応策などを審議した会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「一口に『コロナ対応』と言っても、感染拡大地域と、そうではない地域では差が大きい」と指摘し、「特定警戒都道府県とそれ以外など、詳しく分析してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

コロナ対応の定義、「なぜ変えたのか」 ── 入院医療の調査で井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

井川誠一郎委員(日本慢性期医療協会常任理事)_2021年3月10日の入院分科会

 入院医療に関する調査結果の速報が示された厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は、分析の基準に用いられた「コロナ対応」の定義に幅があることを指摘し、「なぜ、わざわざ変えて統計を取られたのか」と尋ねた。厚労省の担当者は「特段、大きな理由があるわけではない」と答えた。 [続きを読む]

オンライン資格確認、「しっかり検証していく」 ── 厚労省の山下課長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

厚労省保険局医療介護連携政策課・山下護課長_20210304医療保険部会

 今年4月から始まるオンライン資格確認の「プレ運用」がスタートした3月4日、厚生労働省保険局医療介護連携政策課の山下護課長は同日の会合で「しっかり検証していくことが大事」との意向を示した。当会の井川誠一郎常任理事への答弁。 [続きを読む]

「ベンダーにやる気があるのか」 ── オンライン確認の稼働に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

202年2月12日の医療保険部会_01

 今年4月から全国の医療機関や薬局で始まる「オンライン資格確認」に関連した導入支援サービスを担う「システムベンダー」の過大な請求が問題になった2月12日の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「ベンダーにやる気があるのか。納得できないような見積もりがある」と指摘した。 [続きを読む]

費用対効果の品目を増やすには「専門委員が相当必要」 ── 池端副会長、中医協総会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年2月10日の中医協

 医薬品などの費用対効果を評価する体制の強化に向け、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は2月10日の会合で「高度な専門知識を要する専門委員の数がかなり少ない」との認識を示し、「対象品目を増やすために専門委員の数が相当必要」と指摘した。厚労省の担当者は「人材育成にもしっかり取り組みたい」と述べた。 [続きを読む]

コロナの重症化検査、入院時の判断にも ── 池端副会長、中医協総会で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年2月3日の中医協総会

 コロナ患者の重症化リスクを判断する検査について日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「地域で入院コーディネートに携わっている者として、この検査を使いたいという印象を持った」と評価した上で、「入院扱いにするかを判断するような使い方は可能か」と尋ねた。厚労省の担当者は「受け入れの判断は各医療機関の裁量によると考えるので、そうした判断の際の一助になる」と答えた。 [続きを読む]

ポストコロナ患者の受入状況も調査を ── 池端副会長、中医協・小委で提案

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2021年2月3日の中医協調査実施小委員会

 令和4年度診療報酬改定に向けた調査案について審議した会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「ポストコロナ患者の受入状況に関する項目の追加を提案したいが、いかがだろうか」と見解を求めた。厚生労働省の担当者は「事務的には可能な対応」と答えた。 [続きを読む]

ポストコロナ患者を積極的に受け入れる ── 2021年最初の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2021年1月14日の定例記者会見

 日本慢性期医療協会は1月14日、今年最初の定例記者会見を開き、新型コロナウイルス患者の円滑な受け入れに向けて見解を示した。武久洋三会長は「高齢者の治療に熟練した慢性期の多機能病棟がポストコロナの患者を積極的に受け入れ、医療が崩壊しないように協力したい」と述べた。 [続きを読む]

「不妊治療は玉石混淆」 ── 中医協総会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第472回中医協総会(2021年1月13日)

 不妊治療の保険適用に向けた診療報酬上の議論を開始した1月13日の中医協総会で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現状、不妊治療は玉石混淆と言わざるを得ない」との認識を示した上で、専門家の調査を踏まえた慎重な議論を求めた。厚労省の担当者は「国民の正しい理解の推進が非常に重要な政策課題である」と述べた。 [続きを読む]

レセコン改修費、「基準額の倍以上もある」 ── 医療保険部会で池端副会長が指摘

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2020年12月23日_医療保険部会

 データヘルス改革の進捗状況などが示された厚生労働省の会合で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、オンライン資格確認等システムの導入に必要なレセコン改修等の費用が高額であることを指摘し、補助される基準額について「この金額の倍以上を要求するベンダーもある」と指摘した。 [続きを読む]

「最終的に中医協で議論を」 ── オンライン診療について池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2020年12月23日の中医協総会

 オンライン診療が議題に上った12月23日の中医協総会では、政府系会議と中医協との関連が議論となり、「中医協が形骸化しないように」との意見もあった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「皆さんと同じ意見」と賛同した上で、「最終的に中医協で安全性や利便性などを患者さんベースで議論して実施していくべき」と述べた。 [続きを読む]

「全ての医療機関が逼迫している」 ── 池端副会長、コロナ対応の特例を評価

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2020年12月18日の中医協総会

 新型コロナの影響を踏まえた診療報酬上の「特例的な対応案」について審議した12月18日の中医協総会で日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は、コロナ患者に対応しているか否かにかかわらず「全ての医療機関が逼迫している」と窮状を訴え、「この点数をぜひ決めていただきたい」と求めた。 [続きを読む]

ポリファーマシー対策の電子化を ── 処方見直しの推進に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20201217_高齢者医薬品適正使用検討会

 健康被害につながるような不適切な処方を見直すためのマニュアル(手順書)について審議した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「ポリファーマシー対策の電子化という項目を新たに加えてはどうか」と提案した。ほかの出席者から異論は出なかった。 [続きを読む]

大病院での定額負担、「広報をしっかり進めて」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20201217_医療保険部会

 紹介状なく大病院を受診した場合の定額負担を拡大する仕組みについて日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は12月17日の会合で、「かかりつけ医機能の推進が大前提であり、そのための仕組みである」と改めて強調した上で、「こうした広報をしっかり進めていただかないと今回の仕組みがうまく機能しない」と指摘した。 [続きを読む]

「病院の窓口が非常に混乱する」 ── 定額負担の拡大で池端副会長、「丁寧な議論を」

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20201202_医療保険部会

 紹介状なしで大病院を受診した場合の定額負担の拡大について議論した厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「患者さん自身が負担の増額について理解ができず、病院窓口での支払いが増えて非常に混乱する恐れもある」と懸念した上で、「この制度を施行するのであれば、こうした問題についても丁寧に議論していただきたい」と求めた。厚労省の担当者は「制度の趣旨を丁寧に説明し、周知していく」と応じた。 [続きを読む]

介護医療院の開設、約7割が「良かった」 ── 鈴木会長、調査結果を発表

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

鈴木龍太会長_2020年12月1日定例会見

 日本慢性期医療協会は12月1日、定例記者会見を開き、協会内組織である日本介護医療院協会が実施した調査結果を発表した。それによると、「介護医療院の開設は総合的に良かったか」という質問に対して約7割が「良かった」と回答した。日本介護医療院協会の鈴木龍太会長は「総合的に見て、かなり好意的に受け止められている」と述べた。 [続きを読む]

「病院の収益構造を変えるような政策も」 ── 定額負担の拡大で池端副会長、「合わせ技で」

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

00_池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_201126_医療保険部会

 大病院への患者集中を防ぐために定額負担の拡大を検討している厚生労働省の会議で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「北風政策だけではなかなか進まない」とした上で、「病院の収益構造を変えるような政策も進める必要がある。外来を手放して入院に特化するような転換誘導策も合わせ技で検討してはどうか」と提案した。 [続きを読む]

75歳以上の窓口負担引き上げ、「まずは凍結を」 ── 池端副会長、「受診抑制で重度化」と懸念

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

【Photo】01_池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20201119_医療保険部会

 75歳以上の窓口負担の引き上げについて日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は11月19日の会合で「受診抑制によって疾病の重度化が予想される。このコロナ禍で2割負担を実施したら、お年寄りはみんな動けない」と危機感を募らせ、「まずは凍結して、その後、きめ細かく検討し、個々に対して負担が軽くなる措置を講じるべきだ」と主張した。 [続きを読む]

ICTの活用に向け、「様式の統一化を」 ── 厚労省の会合で橋本副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会_2020年11月13日

 ICTのさらなる活用に向けて、日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は11月13日、介護文書に関する会合で「将来的にICTの活用を全国的に進めることを考えれば、『統一化』の方向を目指すべきではないか」と提案した。 [続きを読む]

小児・耳鼻科に「長期的な支援を」 ── 新型コロナの影響で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20201112_医療保険部会

 新型コロナウイルス感染症などの影響を踏まえ、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は11月12日の会合で、「小児科、耳鼻科関係については疾病構造、疾病割合そのものが変わってきている可能性があるのではないか」と指摘した上で、「長期的な支援が必要になる。場合によっては、診療報酬そのものの体系を根本的に見直さなければいけない」と問題提起した。 [続きを読む]

処方箋の変更不可欄の削除をめぐり議論 ── 後発品の使用促進に関する調査で

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

中医協総会_2020年11月11日(オンライン開催)

 後発医薬品の使用をいかに進めるか。11月11日の中医協総会では、処方箋の「変更不可」欄が議論になった。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「医師の判断で『変更不可』にチェックする場合もあるが、患者さんとの話し合いの中で変更不可にする例も多い」と説明し、「変更不可欄をなくすことに反対したい」と述べた。 [続きを読む]

「特定看護師の活躍に介護報酬を」 ── 11月6日の定例会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2020年11月6日の定例会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は11月6日の定例記者会見で「特定看護師が在宅医療や特養、老健など介護保険の分野で活躍しているが、その報酬はゼロである」と指摘した上で、「介護分野における特定看護師の行為に対し、それなりの評価をしていただきたい」と訴えた。 [続きを読む]

「学校保健データの活用を」 ── 予防・健康づくりの議論で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2020年10月28日の医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月28日、今後の医療保険制度改革に向けて予防・健康づくりなどを議論した厚生労働省の会議で、生涯を通じた健康づくりを進めるために「学校保健のデータを活用することはかかりつけ医としても非常に有用であるが、その可能性はあるか」と見解を求めた。厚労省の担当者は「オンライン資格確認等システムに入れられる仕組みを構築すれば、かかりつけ医でも活用できると思っている」と述べた。 [続きを読む]

CV抜去の見込み期間、「意図が分からない」── 入院調査について井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

中医協入院分科会(令和2年度第2回)_20201022

 日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は10月22日、令和4年度改定に向けて入院医療に関する調査票の原案などを審議した厚生労働省の会議で、中心静脈(CV)カテーテル抜去の見込み期間に関する設問について「意図が分からない」と指摘した。厚労省の担当者は「特段、ここに意図を持っているわけではない」と説明した。 [続きを読む]

不妊治療、「混合診療の問題もある」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20201014_医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月14日、不妊治療の保険適用をめぐる議論を開始した厚生労働省の会議で、保険適用から外れる治療との関係を指摘し、「現状の診療報酬体系では、同じ不妊治療の中で保険適応されたものとされないものを同時に治療として望む場合、混合診療になってしまうという問題もあるのではないか」と見解を求めた。厚労省の担当者は「今後、検討していきたい」と答えた。 [続きを読む]

「回リハ」から「短期集中リハ」へ── 10月8日の定例会見で武久会長が見解

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_日慢協会見_20201008

 日本慢性期医療協会は10月8日、定例記者会見をオンライン形式で開催し、令和2年度改定や新型コロナウイルスなどの影響を示した。会見の冒頭で武久洋三会長は、リハビリ開始時期の制限撤廃に触れ、「回復期のリハビリから非常に広範囲になった。いつでも、どのような患者にも適切に短期間で集中したリハビリを提供できるリハビリテーション集中病棟」と評価した。 [続きを読む]

「新興感染症に対応した改革が必要」 ── 医療保険制度改革に向け、池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

医療保険部会_20200916

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は9月16日、医療保険制度改革の取りまとめに向けて議論した厚生労働省の会議で「新型コロナが終息したとしても、こうした新興感染症は今後いくつも出てくる可能性がある」と指摘し、「新興感染症の発生を踏まえた医療提供体制を中・長期的な視点で考え、新興感染症に対応した改革を進める必要があるのではないか」と問題提起した。 [続きを読む]

「特定看護師の病棟配置は大きな意味を持つ」 ── 次期改定に向け、井川常任理事

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院医療等の調査・評価分科会_2020年9月10日(TKP新橋カンファレンスセンター新館15階)

 日本慢性期医療協会の井川誠一郎常任理事は9月10日、令和4年度改定に向けて入院医療に関する調査案を審議した厚生労働省の会議で、特定看護師の配置が令和2年度改定で評価されたことに言及し、「働き方改革を推進する上で特定看護師の病棟配置は非常に大きな意味を持つ」と次期改定での評価に期待を込めた。 [続きを読む]

「100%の医療機関がコロナの影響を受けている」 ── 池端副会長が中医協総会に初参加

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20200819_中医協総会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は8月19日付けで中央社会保険医療協議会(中医協)の委員に就任し、同日の総会に初めて参加した。新型コロナウイルスを踏まえた対応をめぐる議論で池端副会長は「100%の医療機関がコロナの影響を受けている」と述べ、経過措置の延長などについて支払側の理解を求めた。 [続きを読む]

「感染症の基本知識等を持てるシステムを」 ── 第8期計画について橋本副会長が提言

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20200727-介護保険部会

 日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は7月27日、第8期計画に向けて議論した厚生労働省の会議で、基本指針案に感染症対策の項目が新設されることを評価した上で「感染症に対する基本的な知識や対策などを医療人や福祉に携わっている人たちが持てるようなシステムも大事ではないか」と提言した。 [続きを読む]

電子処方箋の二重取得防止、「技術は確定しているか」と池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

2020年7月9日の医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は7月9日、データヘルスの集中改革プランなどを議論した厚生労働省の会議で、「電子処方箋を二重に受け取ることができないことは技術的に現時点で確定しているのか」と質問した。厚労省の担当者は「同じ処方箋に基づいて2回調剤することはない」と答えた。 [続きを読む]

「2020年行動提言」を発表 ── 2020年6月24日の定例会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_2020624記者会見

 日本慢性期医療協会は6月24日、定例記者会見をオンライン形式で開催し、「2020年行動提言」を発表した。武久会長は「人の一生をいかに有意義に過ごして送れるかは、今や急性期医療だけではなく、その後の適切な対応が不可欠な要素となっている。私たちは、国民が全て楽しく健康な老後を過ごせるように努力する」と抱負を語った。 [続きを読む]

費用対効果評価制度、「人材育成が非常に重要」 ── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20200326_医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は3月26日、費用対効果評価制度の拡充に向けた課題などを検討した厚生労働省の会議で、「国民に分かりやすい形で提示することが必要」と指摘した上で、「しっかり議論するためにも人材育成が非常に重要ではないか」との考えを示した。 [続きを読む]

DP号下船者、「無事に帰宅された」と報告 ── 橋本副会長、2020年3月13日の定例会見で

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

橋本康子副会長_20200313_日慢協会見

 日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は3月13日の定例記者会見で、ダイヤモンド・プリンセス(DP)号から最初に下船した約70人の診療や投薬、相談などに1週間、泊まり込みで対応したことを報告した。橋本副会長は「感染防止のほか、身体的・精神的な面へのフォローアップも実施し、全員無事に帰宅された」と笑顔で伝えた。 [続きを読む]

「国民に丸投げして『自己責任』は乱暴な議論」 ── 薬剤自己負担の引上げで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20200312_医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は3月12日、薬剤自己負担の引上げなどを審議した厚生労働省の会議で「国民に丸投げして『自己責任』と言うのは非常に乱暴な議論」と述べ、スイッチOTC化された医療用医薬品を保険適用から外すことに反対した。 [続きを読む]

外来受診の回数、「一元管理で減らせる」── 医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20200227_医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は2月27日、今後の医療保険制度について審議した厚生労働省の会議で、年間の外来受診回数のデータに言及し、「かかりつけ医が生活習慣病等をしっかりと一元化して管理する体制ができれば、この回数は減らせる可能性がある」と述べた。 [続きを読む]

介護医療院への移行、「手続きが煩雑」 ── 介護保険部会で橋本副会長が改善を訴え

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

橋本康子副会長_20200221_介護保険部会

 日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は2月21日、第8期介護保険事業計画の基本方針などについて審議した厚生労働省の会議で「介護医療院への移行が進められているが、なかなか想定されたような数字にはなっていない」と指摘した上で、「手続きが煩雑という課題もあるので、改善していく必要がある」と訴えた。 [続きを読む]

急性期一般1は「70%程度になる」 ── 武久会長、2020年2月13日の定例会見で

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_20200213_日慢協会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は2月13日の定例記者会見で、「今回の重症度、医療・看護必要度の『A項目』『B項目』の改定によって大幅に急性期一般入院料1が減って、70%程度になるのではないか。かなり頭脳的な改革であったのではないか」と述べた。 [続きを読む]

フォーミュラリー、「慎重な議論や調査が必要」 ── 池端副会長(2020年1月31日の医療保険部会)

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)20200131_医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は1月31日、今後の医療保険制度について議論した厚生労働省の会議で処方薬のリスト化(フォーミュラリー)をめぐる議論に言及し、「まだまだ慎重な議論や調査が必要である」と述べた。 [続きを読む]

2020年の役員合同新年会を開催 ── 日慢協とLTAC研究会

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

01_20200109役員合同新年会

 日本慢性期医療協会(日慢協)と日本長期急性期病床研究会(LTAC研究会)は1月9日、2020年の役員合同新年会を開催した。開会のあいさつで、日慢協の武久洋三会長は「アウトカムが良くなったら、ご褒美をどさっとやる。その代わり、90歳で手間がかかる高齢者らの場合には『重症患者手当』を出してはどうか」と提案した。LTAC研究会の上西紀夫会長は、地域の病院同士の連携を進めるため、今年度から新たに「地域病病連携推進機構」(仮)を発足させる予定であると伝えた。 [続きを読む]

マイナンバーカードの保険証利用、「国民的啓発を」 ── 12月25日の医療保険部会で池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20191225医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は12月25日、マイナンバーカードを保険証として利用するシステムの導入に向けて議論した厚生労働省の会議で、「国民的啓発を進めていくべき」と強調した。 [続きを読む]

介護医療院の開設、「良かった」70% ── 11月14日の定例会見で調査結果を発表

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

日本介護医療院協会の鈴木龍太会長_11月14日の定例会見

 日本慢性期医療協会(日慢協)の会内組織である日本介護医療院協会は11月14日、日慢協の定例記者会見で、介護医療院に関する調査結果を発表した。それによると、介護医療院を開設して「良かった」との回答が70%で、「悪かった」は0%だった。日本介護医療院協会の鈴木龍太会長は「介護医療院の創設は好意的に受け止められている」と評価した。 [続きを読む]

長期の中心静脈カテーテル、「何らかの管理を」── 10月30日の入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20191030入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月30日、入院医療に関する最終報告書がまとまった厚生労働省の会議で、中心静脈カテーテルを長期に留置する場合について「感染症等も含めて何らかの管理をきちんとすることを担保しなければいけないということは共有されたと思う」と述べ、適切な管理を推進する方針に賛同した。 [続きを読む]

「中心静脈栄養を悪とするのか」 ── 10月16日の入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20191016_中医協・入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月16日、中心静脈栄養を長期間にわたって実施しているとのデータが改めて示された厚生労働省の会議で「ほかの栄養摂取の手段に切り替える努力は必要だ」としながらも、「栄養を採るルートが中心静脈栄養しかない患者もいる」と指摘。「中心静脈栄養を悪とするのか。長期間はダメだとするなら、抜くのか。行き場のない患者はどこへ行くのか」と理解を求めた。 [続きを読む]

老健の運営に関する調査結果を発表 ── 10月10日の定例会見で田中委員長

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田中志子委員長(医療法人大誠会理事長)_20191010日慢協会見

 日本慢性期医療協会は10月10日の定例記者会見で、「介護老人保健施設の運営状況に関するアンケート集計結果まとめ」を発表した。それによると、在宅復帰率について「50%超」の施設が38.3%と最も多く、入退所前後の訪問指導なども高い数値を示した。こうした結果を受け、調査を担当した日慢協老健委員会の田中志子委員長(医療法人大誠会理事長)は「全ての評価において、老健に求められる役割を担うべく、それぞれの施設が大変頑張っている」と述べた。 [続きを読む]

退院前訪問で減算、「緩和してもいいのでは」── 10月3日の入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20191003中医協入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月3日、入院医療について審議した厚生労働省の会議で、退院前訪問指導料を算定できない理由に言及し、「病棟の看護師や専任の理学療法士が訪問した場合には施設基準上、その時間を減算しなければいけない」と指摘した上で、「患者さんのためにという視線で考えれば、専従、専任の要件などを少し緩和してもいいのではないか」と提案した。 [続きを読む]

「在宅に帰れない患者が急性期病院から送られてくる」── 9月26日の入院分科会で池端副会長

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池端幸彦副会長_20190926中医協入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は9月26日、入院医療に関する調査結果が示された厚生労働省の会議で「在宅にどうしても帰れない患者さんが急性期病院から療養病棟に送られてくる。その患者さんを在宅に帰すことは非常に困難」と指摘し、在宅復帰率の年間15%基準について「2段階にする方法もあるのではないか」と提案した。 [続きを読む]

中心静脈栄養と看取りに関する緊急調査の結果を公表 ── 池端副会長、9月19日の入院分科会で

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池端幸彦副会長_20190919入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は9月19日、次期改定に向けての入院医療について審議した厚生労働省の会議で、日慢協が実施した中心静脈栄養と看取りに関する緊急調査の結果を公表した。それによると、他院などで中心静脈栄養を実施した状態で療養病棟に入院した「持ち込み」は39.6%、看取りのためのみに入院していた患者は2.5%にとどまった。結果を受け池端副会長は「急性期病院において中心静脈栄養を入れる段階で、その是非をより慎重に検討すべき」とコメント。療養病棟の現状については、「医療を提供しつつ亡くなる患者が非常に増えている実態が明らかになった」と述べた。 [続きを読む]

「中心静脈栄養を抜くことは現実的にはできない」 ── 9月5日の入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20190905中医協入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は9月5日、次期改定に向けて療養病棟入院料の医療区分などがテーマになった厚生労働省の会議で、中心静脈栄養(IVH)の長期患者について「急性期病院から一定程度の持ち込みがある。一度入れられたIVHを抜くことは現実的にはできない状況にある」と理解を求めた。 [続きを読む]

入院医療の緊急アンケート結果を発表 ── 8月8日の定例会見で池端副会長

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池端幸彦副会長_20190808記者会見

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は8月8日の定例記者会見で、入院医療に関する緊急アンケート調査の結果を発表した。重症患者が多く入院する療養病棟で中心静脈栄養や死亡退院が多いことが分科会で問題となったことを踏まえて7月に実施したもので、中心静脈栄養は18.2%、死亡退院は45.4%だった。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟見直しの指標、「先祖帰りしている」 ── 入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20190725入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は7月25日、地域包括ケア病棟の見直しに向けて厚生労働省の会議で示された手術や検査、疾患別リハなどの指標について「先祖帰りしてしまっている。地域包括ケア病棟はそういう病棟ではない」と苦言を呈した。調査データによると、地域包括ケア病棟での手術や検査、リハの実施率が低かった。 [続きを読む]

介護医療院への転換、「厚労省の強力な指導が必要」 ── 7月18日の定例会見で武久会長

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武久洋三会長_2019年7月18日の定例記者会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は7月18日の定例記者会見で、介護医療院への転換について「厚労省老健局の強力な指導が必要だ。全国担当者会議などを開いて周知しないと現場が動いていかない」と述べた。同席した日本介護医療院協会の鈴木龍太会長は「自治体職員向けのセミナーを開催してほしいという意見も出ている」と説明した。 [続きを読む]

「療養病床は看取りの場ではない」 ── 入院分科会で池端副会長

審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_20190703入院分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は7月3日、次期改定に向けて療養病棟入院基本料などをテーマにした厚生労働省の会議で、「医療療養病床は決して看取りの場ではない。急性期病院から重度の患者を受け入れて治療したが、やむを得ず亡くなっている方が圧倒的に多い」と理解を求めた。 [続きを読む]

診療報酬の審査、「混乱が起きる可能性も」 ── 医療保険部会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)20190612医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は6月12日、改正健保法の主要事項などが報告された厚生労働省の会議で、診療報酬の審査について「平準化は進めていくべき」と賛意を示しながらも、「現時点では一定のローカルルールがあることも事実」と指摘。「中央で集まって、これが基準なので、さあこれでやってくださいとなると、非常に混乱が起きる可能性も高い」と問題提起しました。 [続きを読む]

療養病棟、「バタバタ倒れてしまう」 ── 入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日慢協副会長)_20190607入院医療分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は6月7日、入院医療に関する調査結果が示された厚生労働省の会議で「療養病棟入院料2」の要件に言及しながら、「いきなり現行5割の医療区分2・3の基準を上げたりすると、やっと今、経過措置から上がれたのが、次のステップには進めず、バタバタ倒れてしまうことになりかねない」と危惧し、慎重な対応を求めました。今回の調査によると、重症患者の割合が基準を大きくクリアする結果となっています。 [続きを読む]

「退院後に医療保険のリハを受けにくい」 ── 介護保険部会で橋本副会長

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橋本康子副会長_20190523介護保険部会

 日本慢性期医療協会の橋本康子副会長は5月23日、地域包括ケアシステムの推進について議論した厚生労働省の会議で「入院中に介護保険を算定すると、退院後に医療保険のリハビリを受けにくい」と指摘し、リハビリテーションの連続性や連携について、さらなる検討を進めるよう求めました。 [続きを読む]

「慢性期DPC」に関する検討を ── 入院分科会で池端副会長

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池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)20190425中医協入院医療分科会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は4月25日、入院医療に関する厚生労働省の会議で「療養に合わせたDPCを考えていくことも検討範囲に含まれていると考えてよろしいか」と質問し、慢性期DPCに関する検討を求めました。厚労省の担当者は「急性期以外の入院医療についての退院患者調査における報告内容の設定に係る検討ということで、(作業グループで)検討させていただきたい」と答えました。 [続きを読む]

維持期リハの減算、「ペイしない」 ── 4月11日の定例会見で武久会長

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武久洋三会長_20190411_日慢協会見

 日本慢性期医療協会は4月11日、「リハビリテーションはどうなる ─ 早急な対応が必要か ─」をテーマに今年度最初の定例記者会見を開きました。会見で武久洋三会長は、維持期リハビリの医療保険から介護保険への移行について説明した上で、脳血管障害の2,450円が1,470円に減額される場合などを挙げ、「維持期リハの減算選択をすると、なかなかペイしない」との認識を表明。採算を合わせるために自費のリハビリが実施されていることに言及し、「ちょっとグレーなところがある」と指摘しました。 [続きを読む]

介護医療院等への転換意向を発表 ── 3月14日の定例会見

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2019年3月14日の定例会見

 日本慢性期医療協会は3月14日の定例記者会見で、介護医療院等への転換意向に関するアンケート調査の結果を発表しました。それによると、医療療養病床25:1の半分以上が20:1に転換する意向を示しており、武久洋三会長は「病棟のレベルをどんどん上げようという動き」と指摘。「20:1に移行した次の段階としては、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟に動いていく」と見通しました。 [続きを読む]

第3回介護現場革新会議

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第3回「介護現場革新会議」_20190314

 平成31年3月14日に、厚労省老健局の主管による「第3回介護現場革新会議」が開催されました。本会議では、全国老人福祉施設協議会、全国老人保健施設協会、日本医師会、日本認知症グループホーム協会、そして当日本慢性期医療協会の5団体により介護現場が抱える課題等に関しての審議が行われました。 [続きを読む]

介護医療院への転換、「現段階では結構少ない」 ── 定例会見で武久会長

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武久洋三会長_20190214記者会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は2月14日の定例記者会見で、介護医療院への転換について「現段階では結構少ない」との認識を示した上で、転換促進に向けて「移行定着支援加算の算定期限を延長してはどうか」と提案しました。また、「一般病床からも介護医療院に早く転換させるべき」との考えを改めて示したほか、介護保険施設の機能の明確化を進める必要性も指摘しました。 [続きを読む]

高齢者医薬品の指針、「国民の理解が非常に大事」 ── 厚労省検討会で池端副会長

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池端副会長_20199125

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は1月25日、「高齢者の医薬品適正使用の指針」の各論編をまとめた厚生労働省の検討会で、「国民や患者さんの理解が非常に大事で、いかに平易に伝えていくかを強調させていただいた」と述べ、同指針の内容を国民や患者に普及・啓発していく必要性を指摘しました。 [続きを読む]

「処方見直しの事例集に前文を」 ── 厚労省WGで池端副会長

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池端副会長(1月16日の高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成WG)

 高齢者医薬品の適正使用に向けた指針について検討している厚生労働省は1月16日のワーキンググループ(WG)で、高齢者の処方見直しの事例集を示しました。患者の生活リズムの変化を踏まえて処方薬を変更するなど8つの実例を掲載しています。日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「非常に参考になる」と評価した上で、「この事例集に前文を付けてはどうか」と提案し、了承されました。 [続きを読む]

日慢協とLTAC研究会が役員合同新年会を開催

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武久洋三会長_20190110

 日本慢性期医療協会(日慢協)と日本長期急性期病床研究会(LTAC研究会)は1月10日、2019年の役員合同新年会を開催しました。開会のあいさつで、日慢協の武久洋三会長は「重症患者をきちんと治療している所には、より高い評価をいただいて存在感を示していきたい」と抱負を語りました。LTAC研究会の上西紀夫会長は、急性期病院と慢性期病院がさらに連携していく必要性を強調しました。 [続きを読む]

ACP等で不適正処方の改善を ── 厚労省WGで池端副会長

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_2018年12月25日の高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成WG

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は12月25日、高齢者への医薬品を適正に使用するためのガイドライン策定に関する厚生労働省の会議で、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)によって、ポリファーマシーのニュアンスがかなり変わってくる可能性が高い」と述べ、ACPなどの推進によって高齢者への不適正処方を改善していく必要性を指摘しました。 [続きを読む]

「女性の介護職員がしっかり休める環境を」 ── 社保審分科会で田中常任理事

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田中志子常任理事_12月19日の介護給付費分科会

 日本慢性期医療協会の田中志子常任理事は12月19日、介護人材の更なる処遇改善などに関する考え方をまとめた厚生労働省の会議で、「女性の介護職員がしっかり休める環境も非常に重要」と指摘した上で、「そういった面に対しても、少しご配慮をいただきたい」と述べました。 [続きを読む]

ACPの取組、「国民的ムーブメントに」 ── 在宅医療WGで池端副会長

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池端副会長20181112在宅医療WG

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は11月12日、在宅医療の推進に向けた報告書をまとめた厚生労働省の会議で、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の取組について「多職種の中でかなり議論が出て風土が盛り上がりつつある段階」との認識を示した上で、「ぜひこれを国民的ムーブメントにしていただいて、その中で在宅を選んでいただく方が増えてくる流れがいい。そういう風土をこれからみんなで盛り上げていければいい」と期待を寄せました。 [続きを読む]

「看護師はレベルの高い、高等なことを」── 社保審分科会で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 審議会 役員メッセージ

00_武久洋三会長20181031jpg

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は10月31日、介護人材の確保策をめぐり議論した厚生労働省の会議で「看護師さんはレベルの高い、高等なことをやっていただきたい」と述べ、病院で働く介護職員のニーズが今後増大することを指摘しました。介護職の処遇改善について武久会長は「介護療養型医療施設の介護職員だけに処遇改善交付金が出ると、医療保険の病棟にも介護職員がたくさんいるので他の病院職員とのバランスが取りにくい」と改めて主張しました。 [続きを読む]

「医療区分の抜本的な改革をやるつもりはあるか」── 中医協の入院分科会で池端副会長

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TOP_池端副会長_20181017

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は10月17日、入院医療に関する調査について審議した厚生労働省の会議で「次の改定に向けて医療区分の抜本的な改革や見直しをやるおつもりが今回、医療課にあるのか」と迫りました。これに対し厚労省保険局医療課の森光敬子課長は、医療区分の設定などに「特に矛盾があれば変えざるを得ない」と理解を示しながらも、「いまの所はまだ抜本的に何かを変えるということで検討しているものはない」と答えました。 [続きを読む]

「慢性期リハビリテーションをどう広げていくか」── 第26回学会シンポ9

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

09_鹿児島学会シンポジウム9

 平成30年10月12日に開かれた第26 回日本慢性期医療学会のシンポジウム9は、「慢性期リハビリテーションをどう広げていくか」をテーマに、具体的な現場の取組事例が紹介された。近藤国嗣氏(東京湾岸リハビリテーション病院院長)は回復期リハビリテーション病棟におけるADL向上の取組を、橋本康子氏(慢性期リハビリテーション協会会長)は退院後の在宅生活を支援する取組を報告した。座長は、木戸保秀氏(慢性期リハビリテーション協会副会長)が務めた。 [続きを読む]

「慢性期救急の必要性、今後の役割について」── 第26回学会シンポ8

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

08_鹿児島学会シンポジウム8

 平成30年10月12日に開かれた第26回日本慢性期医療学会のシンポジウム8は、「慢性期救急の必要性、今後の役割について」をテーマに、急性期病院と慢性期病院の医師らが現在の取り組みを紹介した。共通してあげられた課題は高齢者救急の増加、そして帰宅困難患者の存在。軽症や中等度の患者が救命救急センターに集中している現状を打開するため、地域の医療機関と自治体や医師会などが連携した取り組みも紹介された。座長は、福岡大学医学部救命救急講座教授の石倉宏恭氏が務めた。 [続きを読む]

「介護医療院の将来展望」── 第26回学会シンポ7

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

07_鹿児島学会シンポジウム7

 平成30年10月12日に開かれた第26回日本慢性期医療学会のシンポジウム7は、「介護医療院の将来展望」と題して、介護医療院の創設に関わった第一人者が一堂に会した。シンポジストには、厚生労働省社会保障審議会・介護給付費分科会の分科会長を務める田中滋氏(埼玉県立大学理事長)を招き、座長は元日本医師会常任理事で中央社会保険医療協議会の診療側委員も務めた鈴木邦彦氏が担当。日本介護医療院協会の創設に尽力した江澤和彦氏(日本医師会常任理事)、同協会の会長を務める鈴木龍太氏も参加した。 [続きを読む]

「多死社会を支える意思決定支援 ~現状と課題~」── 第26回学会シンポ4

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03_鹿児島学会シンポジウム4

 平成30年10月11日に開かれた第26回日本慢性期医療学会のシンポジウム4は、「多死社会を支える意思決定支援 ~現状と課題~」をテーマに、リビングウイル、アドバンスディレクティブ、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について深く考察する内容となった。シンポジストに、木澤義之氏(神戸大学医学部附属病院緩和支持治療科特命教授)らを招き、座長を日本慢性期医療協会の中川翼副会長らが務めた。 [続きを読む]

「地域包括ケアにおける看護のスキルアップ」── 第26回学会シンポ3

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02_鹿児島学会シンポジウム3

 第26回日本慢性期医療学会のシンポジウム3は、「地域包括ケアにおける看護のスキルアップ~看護師特定行為研修が活躍の場を広げる~」と題して開催された。シンポジストには、厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室の習田由美子室長をお招きし、最近の検討状況などを伝えていただいた。当協会からは、看護師特定行為研修委員会の委員長を務める矢野諭副会長がシンポジストとして参加。座長は、当協会常任理事で、次期学会長の井川誠一郎氏(平成医療福祉グループ診療本部長)が務めた。 [続きを読む]

「治療可能な認知症? 最新のトピックから」── 第26回学会シンポ2

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01_鹿児島学会シンポジウム2

 「超少子・高齢社会 ~慢性期医療からの提言~」をメインテーマに、平成30年10月11日・12日の2日間にわたって鹿児島市内で開催された第26 回日本慢性期医療学会では、多彩なシンポジウムが繰り広げられた。1日目のシンポジウム2は、「治療可能な認知症? 最新のトピックから」と題して開かれ、認知症治療に精通している当協会の常任理事2人が座長を務めた。シンポジストとして脳神経外科医と精神科医の2人が参加し、てんかんと認知症との鑑別や治療方法などについて最新の知見を伝えた。 [続きを読む]

「これからの医療政策を考える」をテーマにシンポ ── 第26回日本慢性期医療学会

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00_シンポジスト

 第26回日本慢性期医療学会(藤﨑剛斎学会長)のシンポジウム1が10月11日、「これからの医療政策を考える」と題して開かれた。シンポジストには、厚生労働省の迫井正深大臣官房審議官、老健局老人保健課の眞鍋馨課長、全日本病院協会の猪口雄二会長、地域包括ケア病棟協会の仲井培雄会長の4人が参加。座長は日本慢性期医療協会の武久洋三会長が務めた。 [続きを読む]

特定看護師の現状について調査結果を報告 ── 9月13日の定例会見

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武久洋三会長_20180913会見

 日本慢性期医療協会は9月13日の定例記者会見で、特定看護師の現状に関するアンケート調査の結果を公表しました。会見で武久洋三会長は、研修を修了した特定看護師から「フォローアップ研修をしてほしい」などの要望が寄せられたことを報告。「今回のアンケート結果を踏まえて研修や実習の見直しを行い、フォローアップ研修を定期的に開催していきたい」との意向を示しました。 [続きを読む]

在宅医療の推進へ、「病診連携をしっかり」── 在宅医療WGで池端副会長

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平成30年9月10日の在宅医療WG

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は9月10日、在宅医療を進めるための方策などを議論した厚生労働省の会議で、「療養病床を持つ中小病院などが積極的に在宅に出て行って地域の診療所と組む。そういう連携をやっていかないと、実態としての数が増えていかないのではないか」と問題提起しました。池端副会長は、自院のある福井県の実情を説明し、「過疎化している地域での在宅医療はハードルが高いので病診連携をしっかり進めていく必要がある」と強調しました。 [続きを読む]

「施設や在宅でも良質な慢性期医療に」 ── 8月9日の会見で武久会長

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TOP_武久洋三会長20180809

 日本慢性期医療協会は8月9日、老健と介護医療院を主なテーマに定例記者会見を開きました。会見の冒頭で武久洋三会長は「日本で主に慢性期医療が行われている所であれば、病院でなくとも施設や在宅においても良質な慢性期医療にしていく責務が当会にはある」と述べ、老健や介護医療院、在宅などで提供されるケアの質向上に意欲を示しました。会見では、老健に関する調査結果を示したほか、日本介護医療院協会の新会長に鈴木龍太常任理事が就任したことを報告しました。 [続きを読む]

高齢者の窓口負担、「広い意味での国民的議論を」 ── 社保審の部会で池端副会長

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01_池端副会長_20180719医療保険部会

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は7月19日、委員に就任して初めて出席した厚生労働省の社会保障審議会(社保審)医療保険部会で、「広い意味での国民的議論をしていくことも非常に必要ではないか」と問題提起しました。75歳以上の高齢者の窓口負担を増やすよう求める意見が相次ぐ中で、「現役世代対非現役世代、受給者対被保険者という構図でとらえると、相対する原因になってしまう」と指摘し、「自分たちはどこまで負担できるのか、自分たちのことを自分たちで考える、そういう土壌をつくっていくことも必要」と述べました。 [続きを読む]

データ提出加算、「将来的には全病床」 ── 中医協分科会で池端副会長

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01_池端副会長_20180712入院分科会

 平成30年度の診療報酬改定で、データ提出加算を要件とする病棟が拡大されたことなどを踏まえ、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は7月12日に開かれた厚生労働省の会議で「将来的には、たぶん全病床がデータ提出加算という方向に持っていこうという狙いもあるかと思う」と見通した上で、診療実績データの提出が困難な理由についても調査するよう提案しました。 [続きを読む]

消費税対応、「赤字の事業所に温かな対応を」 ── 社保審分科会で武久会長

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01_武久洋三会長_20180704介護給付費分科会

 来年10月に予定されている消費税率10%への引上げに向け、日本慢性期医療協会の武久洋三会長は7月4日に開かれた厚生労働省の会議で、「事業所にしわ寄せがくるような対応だけはしていただきたくない。結果的に、いろいろなサービスの面で利用者にしわ寄せがいくと非常に困る」と指摘した上で、「赤字化している事業所に対する温かな対応を期待したい」と述べました。 [続きを読む]

在宅医療の充実へ、「保健所と医師会の連携が重要」── 在宅WGで池端副会長

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01_TOP_20180627在宅医療WG

 日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は6月27日、在宅医療の充実に向けて開かれた厚生労働省の会議で、「やはり保健所と医師会の連携が重要である」と述べました。都道府県における在宅医療の取組をさらに進めるためには、「病院の後方支援」「訪問看護の大規模化」「ACPに関する普及・啓発」の3点を重点項目として指摘しました。 [続きを読む]

「2018 行動宣言10」を発表 ── 6月21日の定例記者会見

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武久洋三会長20180621

 日本慢性期医療協会は6月21日の定例記者会見で、「2018 行動宣言10」を発表しました。同日開かれた通常総会で会長に再選されたことを受け、武久洋三会長は、「この10項目は私個人の行動戦略でもある。あと2年、これらの項目を重視して仕事をさせていただきたい。今後、これらがきちんとできているかどうか、チェックしていただけたら幸いである」と抱負を述べました。 [続きを読む]

「第4回高齢者医薬品適正使用ガイドラインワーキンググループ」 出席のご報告

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「第4回高齢者医薬品適正使用ガイドラインワーキンググループ」 出席のご報告

 平成30年4月19日、厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課主管の「第4回高齢者医薬品適正使用ガイドラインワーキンググループ」が開催され、池端幸彦副会長が構成員として出席いたしました。昨年度とりまとめられた指針の総論編を踏まえ、今回から、療養環境別・疾患領域別となる指針(詳細編)の今年度内の作成を目指し、新たな議論がスタートしました。 [続きを読む]

「認知医療院」の創設を提言 ── 4月12日の定例会見

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01_武久洋三会長_0412会見

 日本慢性期医療協会は4月12日、日本介護医療院協会が発足して最初の定例記者会見を開きました。2日に開催された日本介護医療院協会の設立記念シンポジウムへの御礼を申し上げるとともに、介護医療院への転換事務手続きの迅速化を要請。武久洋三会長は「介護医療院をベストな施設にするために、日本介護医療院協会と共にベストを尽くす」と述べ、急増する認知症患者に対応するため、認知症型の介護医療院として「認知医療院」の創設を提言しました。 [続きを読む]

日本介護医療院協会の設立記念祝賀会を開催

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00_日本介護医療院協会設立記念祝賀会TOP

 日本慢性期医療協会が中心となって設立した日本介護医療院協会の祝賀会が4月2日、都内のホテルで開催されました。設立記念シンポジウム後に開かれた祝賀会には、関係団体の代表者らが多数出席し、加藤勝信厚生労働相や日本医師会の横倉義武会長、羽生田俊参議院議員、自見はなこ参議院議員らが祝辞を述べました。 [続きを読む]

新たなモデル「介護医療院」の創設と展望 ── 日本介護医療院協会の設立シンポ

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

01_介護医療院シンポジウム全体写真

 日本介護医療院協会は4月2日、「新たなモデル『介護医療院』の創設と展望」をテーマに設立記念シンポジウムを開催しました。シンポジウムには、厚生労働省の鈴木康裕医務技監をはじめ、日本医師会の鈴木邦彦常任理事、安藤高夫衆議院議員が参加。行政や現場の立場から、今後の介護医療院のあるべき姿を探りました。 [続きを読む]

日本介護医療院協会が設立記念シンポジウムを開催

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

00_日本介護医療院協会設立記念シンポジウムTOP

 「新たなモデル『介護医療院』の創設と展望」をテーマに、日本介護医療院協会の設立記念シンポジウムが4月2日、都内のホテルで開催され、関係団体の代表者らが多数駆けつけました。シンポジウムには、厚生労働省の鈴木康裕医務技監をはじめ、日本医師会の鈴木邦彦常任理事、安藤高夫衆議院議員が参加。シンポジウム後の祝賀会では、加藤勝信厚生労働相や日本医師会の横倉義武会長、羽生田俊参議院議員、自見はなこ参議院議員らが祝辞を述べました。 [続きを読む]

日病協「第151回 診療報酬実務者会議」出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第151回 診療報酬実務者会議」出席の報告2

 平成30年3月14日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第151回 診療報酬実務者会議」が開催され、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席した。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

「第6回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第6回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

 平成30年3月9日、「第6回高齢者医薬品適正検討会」が開催され、池端幸彦副会長が構成員として出席いたしました。今回の検討会では、高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループで最終案としてとりまとめられた「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)案」について検討されました。 [続きを読む]

「25対1は介護医療院には行かず、20対1へ」── 3月8日の定例記者会見

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武久洋三会長3月8日の定例記者会見

 「介護療養病床のほとんどが介護医療院に移る。25対1は介護医療院には行かず、上を目指して20対1への転換を予定している」──。日本慢性期医療協会は3月8日の定例記者会見で、今年2月に実施した「介護医療院への転換に関するアンケート結果」を示しました。会見で武久洋三会長は「4月からの半年間は様子を見ながらになるだろう。移るとすれば9月ごろからではないか。ほかの病棟などについて同時改定による影響を見た上で介護医療院に移るというステップを踏む所が多いと思われる」と見通しました。 [続きを読む]

日病協「第160回代表者会議」出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第160回代表者会議」出席のご報告

 平成30年2月23日(金)、 日本病院団体協議会(日病協)の「第160回代表者会議」が開催され、当会からは池端幸彦副会長が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

「第3回高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループ」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端先生と秋下先生平成30年2月21日

 平成30年2月21日、「第3回高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループ」が開催され、池端幸彦副会長が構成員として出席いたしました。今回のワーキンググループでは、「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)案」について、最終のとりまとめが行われました。 [続きを読む]

日病協「第150回 診療報酬実務者会議」出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第150回 診療報酬実務者会議」出席の報告

 平成30年2月21日(木)、日本病院団体協議会(日病協)の「第150回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

同時改定、「80点以上の出来栄え」 ── 2月8日の定例会見で武久会長

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180208 日慢協定例記者会見1

 日本慢性期医療協会は2月8日、平成30年度の診療報酬・介護報酬の同時改定などをテーマに定例記者会見を開きました。会見で武久洋三会長は「80点以上の出来栄えだ」と評価し、「今回の同時改定は素晴らしい。医師の責任がズシンと感じられる改定」との認識を示しました。入院医療の改革にも言及し、「1日単価の高い急性期病床から慢性期病床への『右方移動』がうまく進めば医療費の増大は免れる」と見通しました。 [続きを読む]

「新しい時代に新しい慢性期医療像がある」 ── 平成30年の新年会を開催

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01_武久洋三会長20180111

 日本慢性期医療協会(日慢協)と日本長期急性期病床研究会(LTAC研究会)は1月11日、都内のホテルで役員合同新年会を開催しました。開会の挨拶で日慢協の武久洋三会長は「新しい時代に新しい慢性期医療像というものがある。患者をお預かりして、じっと入院させておくという医療からの脱皮である。どんどん良くして帰っていただく。こういう医療を日慢協はやっていきたい」と抱負を述べました。 [続きを読む]

「第5回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第5回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

 平成29年12月22日、「第5回高齢者医薬品適正使用検討会」が開催され、池端幸彦副会長が出席いたしました。厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課主管の同検討会では、高齢者の多剤服用に関する適正使用について、平成29年度中に総論となる包括ガイドラインを作成し、平成30年度末までに専門領域別・領域横断的な詳細ガイドラインを作成するよう二段階での検討が進められています。 [続きを読む]

「新しい病床機能別分類」を提案 ── 12月14日の定例記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長20171214

 日本慢性期医療協会は12月14日の定例記者会見で、「新しい病床機能別分類」を提案しました。「急性期」「地域包括期」「慢性期」の3機能を軸に病床を区分する考え方です。会見で武久洋三会長は、「回復期はリハビリというイメージが定着しているが、リハビリは回復期のみに必要な技術ではない」と指摘。在宅医療との連携や軽中度の急性期対応、リハビリの集中的な実施など幅広い機能を有する領域を「地域包括期」と位置づけました。 [続きを読む]

日病協「第148回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第148回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年12月13日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第148回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

「肺炎は適切な治療により治る」── 11月9日の定例会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長11月9日

 「肺炎は適切な治療により治る」──。日本慢性期医療協会の武久洋三会長は11月9日の定例記者会見で、肺炎患者の経過と予後に関する調査結果を紹介し、「医師によって治療成績が異なるため、低栄養・脱水等に対する適切な治療が行われていれば死に至らず回復できたのではないか。死亡率はもっと低くなる」との見解を示しました。 [続きを読む]

「平成29年度第11回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「平成29年度第11回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

 平成29年11月2日、「平成29年度第11回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

「第4回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第4回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

 平成29年10月30日、厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課主管による「第4回高齢者医薬品適正使用検討会」が開催され、池端幸彦副会長が出席いたしました。 [続きを読む]

今こそ慢性期医療の現場で看護・介護の実力発揮を ── 第25回日本慢性期医療学会④

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月19・20日の両日、仙台市内で開いた「第25回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム4は、「今こそ慢性期医療の現場で看護・介護の実力発揮を ~優秀なスタッフがあなたの病院の未来を救う~」と題して開かれました。特定行為研修や医療介護士養成講座にかかわる医師や、特定行為研修を受けた病院と施設の看護師、さらに環境変化に応じたチームビルディングの必要性を説く医療マネジメント研究者がそれぞれ講演し、同協会常任理事の井川誠一郎氏が座長を務めました。 [続きを読む]

在宅復帰は嚥下と排泄の機能アップがカギ ── 第25回日本慢性期医療学会③

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月19・20日の両日、仙台市内で開いた「第25回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム3は、「在宅復帰は嚥下と排泄の機能アップがカギ」と題して開かれました。嚥下障害の改善や排泄ケアにかかわる医師や作業療法士、要介護度の高い方にもリハビリの必要性を指摘する医師がそれぞれ講演し、同協会理事の鈴木龍太氏が座長を務めました。 [続きを読む]

見えてきた新類型! 介護施設との共存で時代は開ける ── 第25回日本慢性期医療学会②

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月19・20日の両日、仙台市内で開いた「第25回日本慢性期医療学会」の1日目のシンポジウム2は、「見えてきた新類型! 介護施設との共存で時代は開ける」と題して開かれました。厚労省の老人保健課長や介護給付費分科会で分科会長を務める大学院教授、日本医師会の常任理事、慢性期病棟の経営者がそれぞれ講演し、同協会理事の江澤和彦氏が座長を務めました。 [続きを読む]

天下分け目のダブル改定! 慢性期医療はどう変わるか ── 第25回日本慢性期医療学会①

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 日本慢性期医療協会は10月19・20日の両日、「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、「第25回日本慢性期医療学会」を仙台市内で開催しました。1日目のシンポジウム1は、「天下分け目のダブル改定! 慢性期医療はどう変わるか ~地域を守る高度慢性期・慢性期救急の夜明け~」をテーマに開催。厚労省の医療課長や中医協で分科会会長を務める大学院教授、急性期病棟、地域包括ケア病棟、慢性期病棟の経営者がそれぞれ講演し、同協会副会長の池端幸彦氏が座長を務めました。 [続きを読む]

日病協「第146回 診療報酬実務者会議」出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第146回 診療報酬実務者会議」出席の報告

 平成29年10月11日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第146回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

日病協「第145回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第145回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年9月20日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第145回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

「一般病床と療養病床の病床区分の廃止を」 ── 9月14日の定例会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長_20170914

 日本慢性期医療協会は9月14日の定例記者会見で、一般病床と療養病床の区分廃止を提言しました。会見で武久洋三会長は、一般病床にも多くの慢性期患者がいる一方で、療養病床でも救急患者を受け入れるなど急性期的な機能を有することを指摘。「一般病床と療養病床の区分はもうすでに必要がなくなって存在価値がなく、むしろ弊害のほうが多い」と主張しました。 [続きを読む]

「第1回高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループ」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第1回高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループ

 平成29年9月1日(金)、「第1回高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループ」が開催され、当会からは池端幸彦副会長が構成員として出席いたしました。 [続きを読む]

「平成29年度第6回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「平成29年度第6回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

 平成29年8月24日、「平成29年度第6回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。同分科会で行われている「入院医療等における実態調査」の結果に基づく平成28年度診療報酬改定の検証および検討は、いよいよ二巡目に入りました。 [続きを読む]

日病協「第154回代表者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第154回代表者会議」 出席のご報告

 平成29年8月18日(金)、 日本病院団体協議会(日病協)の「第154回代表者会議」が開催され、当会からは武久洋三会長と池端幸彦副会長が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

日病協「第144回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第144回 診療報酬実務者会議」出席の報告

 平成29年8月16日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第144回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

平成30年度介護報酬改定に向けて7項目を要望 ── 8月10日の定例会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長20170810

 日本慢性期医療協会は8月10日の定例記者会見で、平成30年度介護報酬改定に向けて「重介護で重症な患者・利用者の評価」など7項目の要望を発表しました。会見で安藤高朗副会長は「多くの介護施設を持っている方々が日ごろ努力されているが、制度的に報われない」との認識を表明。「6年に1回の同時改定であり、今までの介護保険におけるさまざまな矛盾点を追及する」との意向を示しました。要望書は同日、厚生労働省に提出されました。 [続きを読む]

「平成29年度第5回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「平成29年度第5回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

 平成29年8月4日、「平成29年度第5回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。同分科会では、「入院医療等における実態調査」の結果に基づき、平成28年度診療報酬改定の影響について検証が行われております。 [続きを読む]

「平成29年度第4回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

20170721平成29年度第4回入院医療等の調査・評価分科会

 平成29年7月21日、「平成29年度第4回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。主な議題は、「地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料」と「回復期リハビリテーション病棟入院料」についてです。 [続きを読む]

「第3回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第3回高齢者医薬品適正使用検討会 出席のご報告

 平成29年7月14日、池端幸彦副会長は厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課主管の「第3回高齢者医薬品適正使用検討会」に構成員として出席し、当協会が5月に実施した「療養病床における薬剤使用アンケート」の調査結果についてプレゼンテーションを行いました。 [続きを読む]

平成30年度診療報酬改定に向けて10項目を要望 ── 7月13日の定例会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

安藤高朗副会長_平成29年7月13日の記者会見

 日本慢性期医療協会は7月13日の定例記者会見で、平成30年度診療報酬改定に向けて10項目の要望を発表しました。会見で武久洋三会長は、100項目近い要望の中から厳選したことを説明。「建設的な理論の上に立った、これからのニーズに合ったような要望を出したい」と語りました。要望書は同日、厚生労働省に提出されました。 [続きを読む]

「第2回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第2回高齢者医薬品適正使用検討会」 出席のご報告

 平成29年6月23日、「第2回高齢者医薬品適正使用検討会」が開催され、池端幸彦副会長が出席いたしました。厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課主管の同検討会は、高齢者の薬物療法に関する安全性確保の推進を目的としております。 [続きを読む]

「平成29年度第3回 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「平成29年度第3回 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

 平成29年6月21日、「平成29年度第3回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、当協会から池端幸彦副会長が出席いたしました。今回の分科会の議題は、「一般病棟入院基本料」と「入退院支援」についてです。 [続きを読む]

「平成29年度第2回 入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「平成29年度第2回 入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

 平成29年6月7日、「平成29年度第2回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、当協会から池端幸彦副会長が出席いたしました。同分科会では、入院医療について平成28年度診療報酬改定の影響を調査・検証するため、「入院医療等における実態調査」を平成28年度と平成29年度の2か年で実施することとなっており、今回の分科会では、平成28年度調査結果(速報)の概要が報告されました。 [続きを読む]

日病協「第141回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第141回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年5月17日(水)、日本病院団体議会(日病協)の「第141回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。
 議題は下記の通りです。 [続きを読む]

「第105回社会保障審議会医療保険部会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第105回社会保障審議会医療保険部会」 出席のご報告

 平成29年5月17日「第105回社会保障審議会医療保険部会」が開催され、委員の武久洋三会長に代わり井川誠一郎常任理事が参考人として出席されました。議題は、下記のとおりです。 [続きを読む]

第138回社会保障審議会介護給付費分科会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第138回社会保障審議会介護給付費分科会 出席のご報告

 平成29年5月12日、「第138回社会保障審議会介護給付費分科会」が開催され、清水紘副会長が参考人として出席いたしました。平成30年度介護報酬改定に向けて、今回の分科会では、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」「夜間対応型訪問介護」「小規模多機能型居宅介護」「看護小規模多機能型居宅介護」の現状と課題について議論されました。 [続きを読む]

平成29年度第1回入院医療等の調査・評価分科会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

平成29年度第1回入院医療等の調査・評価分科会 出席のご報告

 平成29年4月27日、「第1回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記のとおりです。 [続きを読む]

日病協「第140回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第140回診療報酬実務者会議

 平成29年4月19日、全日本病院協会にて、日本病院団体協議会(日病協)の「第140回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は13団体21名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)、矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

第1回高齢者医薬品適正使用検討会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第1回高齢者医薬品適正使用検討会 出席のご報告

 平成29年4月17日、「第1回高齢者医薬品適正使用検討会」が開催され、池端幸彦副会長が出席いたしました。同検討会は、厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課主管の会議で、高齢者の薬物療法に関する安全対策を推進する上で、必要となる事項について調査・検討することを目的としております。 [続きを読む]

「地域包括ケアの実現には慢性期リハビリテーションの継続が不可欠」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ6

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム6全体風景

 日本慢性期医療協会が3月18、19日の両日に開催した「第4回慢性期リハビリテーション学会」では6つのシンポジウムが開催され、本学会を締めくくるシンポジウム6は「地域包括ケアの実現には慢性期リハビリテーションの継続が不可欠」と題して開かれました。座長は、東京・八王子にある永生病院院長の飯田達能氏が務めました。 [続きを読む]

「認知症リハビリテーションとは」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ5

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム5全体

 3月19日に開催された「第4回慢性期リハビリテーション学会」のシンポジウム5は、「認知症リハビリテーションとは」と題して行われ、医師、理学療法士、作業療法士それぞれの立場から認知症リハビリテーションの在り方に迫りました。座長は、群馬県にある医療法人大誠会・内田病院理事長で、日本慢性期医療協会常任理事の田中志子氏が務めました。 [続きを読む]

「身体疾患及び認知症がリハビリテーションに及ぼす影響」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ4

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム4全体

 第4回慢性期リハビリテーション学会のシンポジウム4は、「身体疾患及び認知症がリハビリテーションに及ぼす影響」をテーマに開かれました。加齢に伴う身体疾患や認知症に対し、慢性期リハビリテーションはどのような役割を果たせるか──。眼科医、歯科医、かかりつけ医がそれぞれの立場から現状や課題について見解を述べました。 [続きを読む]

「人工知能AIのリハビリテーションへの応用開発」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ3

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム3全体

 日本慢性期医療協会が3月19日に開催した「第4回慢性期リハビリテーション学会」のシンポジウム3は、「人工知能AI(Artificial Intelligence)のリハビリテーションへの応用開発」をテーマに開かれました。座長は、本学会長の熊谷賴佳氏(京浜病院・新京浜病院理事長)が務めました。 [続きを読む]

「在宅療養を推進するリハビリテーション」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ2

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム2全体

 第4回慢性期リハビリテーション学会のシンポジウム2は、「在宅療養を推進するリハビリテーション」をテーマに開催されました。慢性期リハビリテーション協会副会長の江澤和彦氏が座長兼シンポジストを務め、現場の医師や相談員と共に在宅復帰に向けたリハビリテーションの在り方を考えました。 [続きを読む]

「発症直後から生活復帰を目指すには」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ1

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム1全体

 日本慢性期医療協会は3月18、19日の2日間にわたり、横浜市内で「第4回慢性期リハビリテーション学会」(学会長=熊谷賴佳・京浜病院理事長)を開催し、6つのシンポジウムが開かれました。初日のシンポジウム1は「発症直後から生活復帰を目指すには ─ 急性期~回復期の時期を中心に ─」をテーマに開催。座長を木戸保秀氏(松山リハビリテーション病院院長)が務めました。 [続きを読む]

日病協「第139回診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第139回診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年3月15日(水)、日本病院団体議会(日病協)の「第139回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「リハビリテーション革命」7つの提言を発表 ── 3月9日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

平成29年3月9日の記者会見

 日本慢性期医療協会は3月9日の定例記者会見で、「リハビリテーション革命」と題して7つの提言を発表しました。武久洋三会長は、平成30年度の同時改定に向け「リハビリテーションを革命する時期ではないか」と問題提起。7項目のトップに「急性期リハビリの充実」を挙げ、「寝たきりの患者さんをできるだけ半分にしようと思えば、早くからリハビリするということは必須」と訴えました。 [続きを読む]

日病協「第138回診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第138回診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年2月15日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体議会(日病協)の「第138回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「病床機能転換による試算」の結果を公表 ── 2月9日の定例会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

2月9日の定例会見

 日本慢性期医療協会は2月9日の定例記者会見で、「病床機能転換による試算」の結果を公表しました。①老人収容所型の慢性期病院、②良質な慢性期機能を持つ病院、③ケアミックス病院、④自称急性期病院──について、新類型への転換パターン別に収支を試算したところ、11パターンのうち10パターンで増収となりましたが、「自称急性期」の1パターンのみが減収となりました。これを受け武久洋三会長は「急性期と自認している病院は、どちらにシフトしてもかなり厳しい結果」とコメントしました。 [続きを読む]

「第103回社会保障審議会医療保険部会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第103回社会保障審議会医療保険部会」 出席のご報告

 平成29年1月25日、「第103回社会保障審議会医療保険部会」が開催されました。当会からは委員代理・参考人として、井川誠一郎常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

日病協「第137回診療報酬実務者会議」 出席の報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第137回診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年1月18日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体議会(日病協)の「第137回診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

日慢協とLTAC研究会が合同新年会を開催

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

01_2017年役員合同新年会

 日本慢性期医療協会(日慢協)と日本長期急性期病床研究会(LTAC研究会)は1月12日、都内のホテルで役員合同新年会を開催しました。開会の挨拶で日慢協の武久洋三会長は「日本の病院は将来、高度急性期病院と多機能型地域病院の2つに大別される」との考えを示し、「30年度の同時改定に向けて、今年は本当に正念場」と力を込めました。 [続きを読む]

「入院医療費の大幅な削減が可能」 ── 1月12日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

2017年1月12日の会見

 日本慢性期医療協会は1月12日、今年最初となる定例記者会見を開きました。テーマは「医療費の効率化について」です。会見で武久洋三会長は、「重度や緊急性の高い疾患以外の後期高齢者の軽度中度の疾病については、地域包括ケア病棟や慢性期病棟のケアミックスなどのバックベッドに入院すれば、後期高齢者の入院医療費の大幅な削減が可能となる」と指摘。急性期の効率化によって浮いた財源については、「高度急性期や在宅医療の評価に使っていただければいい」との考えを示しました。 [続きを読む]

日病協「第136回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第136回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成28年12月22日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第136回 診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は13団体23名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

日病協「第145回代表者会議」 出席のご報告

会長メッセージ 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第145回代表者会議」 出席のご報告

 平成28年11月25日、日本病院団体協議会(日病協)の「第145回代表者会議」が開催され、武久洋三会長ならびに池端幸彦副会長が出席いたしました。今回は、中央社会保険医療協議会(中医協)等諸会議の報告の中から、武久洋三会長と池端幸彦副会長が言及した議題および論点をクローズアップしてお伝えいたします。 [続きを読む]

日病協「第135回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第135回診療報酬実務者会議」出席のご報告

 平成28年11月16日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第135回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は13団体22名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

日病協「第144回代表者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第144回代表者会議」 出席のご報告

 平成28年11月2日、日本病院団体協議会(日病協)の「第144回代表者会議」が開催され、中川翼副会長が委員として出席いたしました。社会保障審議会「療養病床の在り方等に関する特別部会」で検討されている新たなサービス提供類型の創設については、医療療養病床25対1との関係性についてとくに議論が集中しました。 [続きを読む]

慢性期医療と創る未来 ~地域医療構想のありたい姿

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

金沢学会記念シンポジウム

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」では、27日の開会式に続いて、仲井培雄学会長を座長とする記念シンポジウムが開催されました。最初に登壇した厚生労働省医政局地域医療計画課の佐々木健課長は、「地域医療構想 ~医療機能の分化・連携における慢性期医療~」と題して講演し、地域医療構想の策定と療養病床の在り方等をめぐる問題に迫りました。 [続きを読む]

医療・介護とまち・ひと・しごと ── 第24回日本慢性期医療学会⑥

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

第24回日本慢性期医療学会BLOG用原稿⑥

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム6は、「医療・介護とまち・ひと・しごと」をテーマに開かれました。人口動態の変化を見据えた医療提供体制の再構築などを提唱する大学教授、金沢市や富山市で医療・介護・福祉を基盤にした先駆的なコミュニティづくりなどに取り組む法人の代表者と医師が出席。当協会の安藤高朗副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

慢性期におけるリハビリテーションのあり方 ── 第24回日本慢性期医療学会⑤

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

慢性期におけるリハビリテーションのあり方 ── 第24回日本慢性期医療学会⑤

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム⑤は、「慢性期におけるリハビリテーションのあり方」をテーマに開かれました。地域で認知症のリハビリテーションに取り組んでいる大学教授やセラピスト、医師が講演し、慢性期リハビリテーション協会の橋本康子副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

認知症 新オレンジプランの実践 ── 第24回日本慢性期医療学会④

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第24回日本慢性期医療学会BLOG用原稿④

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム④は、「認知症 新オレンジプランの実践」をテーマに開かれました。厚生労働省幹部が新オレンジプランについて説明するとともに、地域で認知症の医療・介護に取り組む医師が日ごろの実践などを報告。当会の松谷之義副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

介護療養病床のあり方を考える ── 第24回日本慢性期医療学会③

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

【シンポ3】第24回学会BLOG用原稿③

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の1日目のシンポジウム③は、「介護療養病床のあり方を考える」をテーマに開かれました。厚生労働省幹部や大学教授、地域で療養病床などを運営している法人の理事長がシンポジストを務め、同協会の清水紘副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

その人らしい暮らしを支える 多職種協働 ── 第24回日本慢性期医療学会①

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

その人らしい暮らしを支える 多職種協働 ── 第24回日本慢性期医療学会①

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会は10月27・28日の両日、金沢市内で「第24回日本慢性期医療学会」を開催しました。学会長を日慢協の仲井培雄常任理事(地域包括ケア病棟協会会長)が務め、厚生労働省幹部や大学教授らを招いたシンポジウムが開かれました。学会初日のシンポジウム1は「その人らしい暮らしを支える 多職種協働」をテーマに開かれ、大学教授や作業療法士、歯科医師、看護師が参加。座長は池端幸彦副会長が務めました。 [続きを読む]

日病協「第134回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第134回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成28年10月19日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第134回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は13団体20名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

平成28年度「第2回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

平成28年度「第2回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

 平成28年10月12日、「平成28年度第2回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。今回の分科会で池端幸彦副会長は、「入院医療等における実態調査」について、「『医師による医療提供の頻度』を知るためには、医師の判断・処置等を含む『診察の頻度』を問うべきである」と主張し、調査項目の修正を強く求めました。 [続きを読む]

「第131回社会保障審議会介護給付費分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第131回社会保障審議会介護給付費分科会」出席のご報告

 平成28年10月12日、「第131回社会保障審議会介護給付費分科会」が開催され、武久洋三会長に代わり、清水紘副会長が参考人として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

障害者病棟、「療養病床にも門戸を開いて」 ── 9月8日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

日慢協会見20160908

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は9月8日の定例記者会見で、平成30年度の同時改定に向けた要望を中心に見解を述べ、障害者病棟について「療養病床にも門戸を開いていただきたい」と訴えました。武久会長は、「一般病床の障害者病棟は4.3㎡の10人部屋でも認められている。あまりにも狭い環境でも認められている」と指摘し、療養病床からも障害者病棟を申請できるよう求めていく構えを見せました。 [続きを読む]

「第2回在宅医療及び医療・介護連携に係るWG」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第2回在宅医療及び医療・介護連携に係るワーキンググループ

 平成28年9月2日、「第2回在宅医療及び医療・介護連携に係るワーキンググループ(WG)」が開催され、今回は、構成員の池端幸彦副会長に代わり、井川誠一郎常任理事が参考人として出席いたしました。議事は、(1)在宅医療に関する見直しの方向性について、(2)高齢化に伴い増加する疾患の対応について、の2点です。 [続きを読む]

療養病床の転換策で7項目の課題を提示 ── 8月18日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

療養病床の転換策で7項目の課題を提示 ── 8月18日の記者会見

 日本慢性期医療協会は8月18日の定例記者会見で、療養病床の転換策について7項目の課題を提示しました。このうち「一般病床からの転換」について武久洋三会長は、「一般病床の中には『4.3㎡の8人部屋』といった劣悪な療養環境の病床も存在する」と懸念し、「一般病床から一度、療養病床に転換してから施設に転換するのが適切ではないか」との考えを示しました。 [続きを読む]

日病協「第132回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第132回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成28年8月17日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第132回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は12団体23名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「第1回在宅医療及び医療・介護連携に関するWG」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第1回在宅医療及び医療・介護連携に関するWG」 出席のご報告

 平成28年8月3日、厚生労働省医政局主管の「第1回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(WG)」が開催され、池端幸彦副会長が構成員として出席いたしました。国は現在、平成30年度よりスタートする第7次医療計画に向けて医療計画作成指針等の見直しを検討しており、本WGは、在宅医療のあり方に特化した議論をするために設けられました。 [続きを読む]

「ターミナル期には、介護療養病床でも医療療養20対1レベルの医療を提供」── 7月21日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長平成28年7月21日

 日本慢性期医療協会は7月21日の定例記者会見で、「入院患者とターミナルの医療提供状況に関する調査結果」を公表しました。調査によると、医療の内容によっては、「入院中」よりも「死亡前7日間」のほうが多くの処置が行われている状況が明らかになりました。武久洋三会長は「ターミナル期には、介護療養病床であっても、医療療養病床20対1とほとんど変わらないようなレベルの医療を提供しているということは非常に重要である」とコメントしました。 [続きを読む]

「精神病床を内科、慢性期病床に転換してはどうか」── 6月30日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

20160630定例会見1

 日本慢性期医療協会は6月30日、第41回通常総会後に定例記者会見を開きました。次期会長に全会一致で再選された武久洋三会長は会見で、急増する認知症患者への対応策に言及し、「精神病床を内科、慢性期病床に転換してはどうか」と提案しました。武久会長は、認知症の治療病棟を充実させる必要性を指摘したうえで、「精神病棟を一般病床に変え、そこに内科と精神科の医師がいて、適切に治療できるような病棟にすべき」との考えを示しました。 [続きを読む]

第2回療養病床の在り方に関する特別部会出席のご報告

会長メッセージ 協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第2回療養病床の在り方等に関する特別部会

 平成28年6月22日、第2回療養病床の在り方等に関する特別部会が開催され、武久洋三会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

平成28年度「第1回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

平成28年度「第1回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

 平成28年6月17日、「第1回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

日病協「第130回診療報酬実務者会議」出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第130回診療報酬実務者会議」出席のご報告

 平成28年6月15日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第130回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は12団体21名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)と矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

日病協「第129回診療報酬実務者会議」出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第129回診療報酬実務者会議」出席のご報告

 平成28年5月18日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第129回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体19名で、当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議副委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「働きながら学べる准看コースを全国各地に」── 5月12日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

512記者会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は5月12日の定例記者会見で、看護人材の確保策を中心に述べ、働きながら学べる准看コースを全国各地に整備する必要性を訴えました。武久会長は「准看や専門学校を廃し、すべてを大学教育化するのは現実的ではない」と指摘、「できれば外国の人に頼らずに、日本の高齢者は日本人で支えたい」と強調しました。 [続きを読む]

4月21日の定例記者会見のご報告

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

4月21日の定例会見

 日本慢性期医療協会は4月21日、定例記者会見を開催しました。武久洋三会長は、2025年、2035年を見すえた医療・介護の人材不足への対応は喫緊の課題であると指摘し、対策として①定年を過ぎた60~75歳の「元気老人」による医療・介護分野への新たな参入、②東南アジア等、海外からのスタッフを10万人規模で迎える、という二点を挙げました。 [続きを読む]

「平成30年度の同時改定が決戦場」── 3月10日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久会長20160310

 日本慢性期医療協会は3月10日、今年度最後となる定例記者会見を開き、武久洋三会長が今改定の主なポイントなどを説明、池端幸彦副会長が今後の療養病床の在り方等について見解を述べました。武久会長は「平成30年度の同時改定が決戦場、主戦場となる。質の高い慢性期医療を提供して、患者さんをできるだけ早く日常生活に戻す」と意欲を示しました。 [続きを読む]

「地域に活きる~徹底的な予防リハビリテーションに取り組む~」── 第3回慢性期リハビリテーション学会を開催

会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

01_開会式

 日本慢性期医療協会は2月27、28日の両日、兵庫県神戸市の神戸国際会議場で、第3回慢性期リハビリテーション学会を開催しました。テーマは、「地域に活きる ~徹底的な予防リハビリテーションに取り組む」──。開会のあいさつで木戸保秀学会長(松山リハビリテーション病院院長)は予防リハビリテーションの必要性を訴え、「慢性期、維持期、在宅などで、しっかりと栄養状態もみる。日常生活を維持していけるような環境をつくっていくことこそが、慢性期リハビリテーションの重要な役割ではないか」と呼び掛けました。 [続きを読む]

「改定に沿ったマインドで努力していく」── 2月18日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

定例会見20160217

 日本慢性期医療協会は2月18日、①2016年度診療報酬改定を受けて、②第3回慢性期リハビリテーション学会の開催──をテーマに定例記者会見を開きました。①について武久洋三会長は、慢性期医療に関連する項目についてコメントし、「全般的に日慢協がすでに実施しているさまざまな取り組みに対する追認評価を頂けた」と評価。「今後も患者さんのために良い医療をさらに進めていきたい。この改定に沿ったマインドで今後も努力していく」と述べました。 [続きを読む]

「第7回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第7回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

 平成28年1月15日、「第7回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

「日本に寝たきりが多い理由を考えよう」── 1月14日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

1月14日の会見

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は1月14日の定例記者会見で、「日本に寝たきりが多い理由を考えよう」と題する資料を示し、急性期病院の長期入院が及ぼす影響についてデータを示しながら説明しました。武久会長は、急性期病院を早期に退院したほうがリハビリなどの成果が良いことを指摘し、「寝たきりの患者さんを少なくするために、急性期病院は早く慢性期病院に送ってほしい」と訴えました。 [続きを読む]

「第6回療養病床の在り方に関する検討会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第6回療養病床の在り方に関する検討会」出席のご報告

 平成27年12月25日、「第6回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

「多機能病院(MFH)」を提案 ── 12月10日の定例会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久会長20161210

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は12月10日の定例会見で、1つの病院の建物内に特別養護老人ホーム(特養)や老人保健施設(老健)などを併存する「多機能病院(MFH、マルティプル・ファンクショナル・ホスピタル)」という考え方を提案しました。 [続きを読む]

日病協「第124回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第124回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成27年12月9日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第124回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体19名で、当会からは池端幸彦副会長、矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「第5回療養病床の在り方等に関する検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第5回療養病床の在り方等に関する検討会」 出席のご報告

 平成27年11月27日、「第5回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

第91回社会保障審議会医療保険部会 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第91回社会保障審議会医療保険部会 出席のご報告

 平成27年11月20日、「第91回社会保障審議会医療保険部会」が開催され、当会からは委員として中川翼副会長が出席いたしました。 [続きを読む]

次期改定、「高度急性期同士の熾烈な闘い」── 11月12日の会見で武久会長

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

日慢協会見20151112

 日本慢性期医療協会の武久洋三会長は11月12日の定例会見で、「次期改定は高度急性期病院同士の熾烈な闘いになる」と述べました。武久会長は、7対1病院をはじめとする高度急性期病院に「医師の指示の見直し」がほとんど必要ない患者が多数入院している実態に触れ、「急性期病院が二極分化する」と見通しました。 [続きを読む]

「第4回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第4回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

 平成27年10月23日、「第4回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。
 
 議題:療養病床の在り方等を検討する際の論点について [続きを読む]

日病協「第122回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第122回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成27年10月21日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第122回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は12団体21名で、当会からは池端幸彦副会長と矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「第10回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第10回入院医療等の調査・評価分科会

 平成27年10月15日(木)、「第10回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。

 1.とりまとめ(案)について [続きを読む]

「第3回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

「第3回療養病床の在り方等に関する検討会」出席のご報告

 平成27年10月9日、「第3回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。今回の議題は、下記の通りです。
 
 議題:療養病床の在り方を検討する際の論点について [続きを読む]

「自立歩行を至上目的にすべきでない」── 武久会長、10月8日の会見で

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

平成27年10月8日の記者会見

 「自立歩行を至上目的にすべきでない。嚥下障害と膀胱直腸障害に対するリハビリを優先すべきである」──。日本慢性期医療協会の武久洋三会長は10月8日の定例会見でこのように述べ、リハビリ提供体制の見直しを改めて訴えました。 [続きを読む]

日本で最初の特定看護師へ、「第1回看護師特定行為研修」が開講

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

「第1回看護師特定行為研修」が開講

 日本慢性期医療協会は10月3日、第1回看護師特定行為研修の開講式を開きました。同協会の東京研修センターには、51人の受講生が出席。開講のあいさつで武久洋三会長は、「第1回の受講生である皆さんは日本で最初の特定看護師となる。無事に研修をクリアして特定看護師の修了証を全員に受け取ってほしい」とエールを送りました。この日の開講式では、武久会長の講演に続いて2つの特別講義などを開催。看護師の特定行為をめぐる実務的な課題や今後の学習の進め方などについて丁寧な解説がなされました。 [続きを読む]

「第9回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第9回入院医療等の調査・評価分科会

 平成27年10月1日、「第9回入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

リハビリテーションが在宅復帰の鍵を握る ── 第23回日本慢性期医療学会④

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会④

 第23回日本慢性期医療学会2日目の9月11日、「明るい長寿社会を創るにはリハビリテーションが必須! ~リハビリテーションが在宅復帰の鍵を握る~」と題するシンポジウムが開催されました。認知症を抱える高齢者を支える慢性期リハビリテーションに取り組む医師らが集い、早期の在宅復帰を目指すリハビリテーションのあり方を考えました。座長を慢性期リハビリテーション協会副会長の江澤和彦氏が務め、講演後のパネルディスカッションではシンポジストが「私たちがあきらめてはいけない」と力強く語りました。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟、医療が変われば地域も変わる ── 第23回日本慢性期医療学会③

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会③

 平成26年度の診療報酬改定で新設され、制度発足1年半足らずで1,200超の病院が届け出た地域包括ケア病棟は今後どのような方向に進むのか──。9月10日の第23回日本慢性期医療学会で開催された3つめのシンポジウムは、「地域包括ケア病棟がこれからの暮らしをどう変えていくか~医療が変われば地域も変わる~」と題し、病院経営に関わる院長や看護部長らを交えて、現場の視点から現状や課題などについて議論しました。このたびの社会保障制度改革に大きな影響力を及ぼした有識者も参加し、地域包括ケア病棟の発展に期待を込めました。 [続きを読む]

急性期病院が機能アップを図るための戦略とは ── 第23回日本慢性期医療学会②

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会②

 9月10日の第23回日本慢性期医療学会では、「急性期病院が機能アップを図るための戦略とは~急性期医療と慢性期医療の機能分担と連携を考える~」と題するシンポジウムが開催されました。シンボジストには、地域医療計画を担当する厚生労働省の幹部のほか、中央社会保険医療協議会(中医協)の分科会長らが出席。日本慢性期医療協会からは池端幸彦副会長が参加し、急性期医療と慢性期医療の連携や地域包括ケアシステムの構築に向けた課題などについて議論しました。 [続きを読む]

「第2回療養病床の在り方等に関する検討会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

第2回療養病床検討会

 平成27年9月9日、「第2回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。今回の議題は、下記の通りです。 [続きを読む]

平成27年度「第8回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

平成27年度「第8回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

 平成27年8月26日、「平成27年度第8回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。
 本日の議題は、中間とりまとめ(案)についてです。 [続きを読む]

日病協「第120回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第120回診療報酬実務者会議」出席のご報告

 平成27年8月19日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第119回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は12団体20名で、当会からは池端幸彦副会長と矢野諭常任理事が出席いたしました。 [続きを読む]

「医療区分からDPCに変えてはどうか」── 8月6日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

「医療区分からDPCに変えてはどうか」── 8月6日の記者会見

 日本慢性期医療協会は8月6日、定例の記者会見を開き、武久洋三会長は「医療区分からDPCに変えてはどうか」と提案しました。武久会長は現行の医療区分の問題点を指摘したうえで、療養病床でDPCデータの提出が増えていることに言及。医療区分とDPCの整合性を分析した結果を示しました。 [続きを読む]

「第7回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院分科会0805

 平成27年8月5日、「平成27年度第7回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。
 本日の議題は、下記の通りです。前回までで、すべての議題について議論が終了しました。今回から、2巡目の議論に入ります。 [続きを読む]

「第6回入院医療等の調査・評価分科会」出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院分科会0729

 平成26年度7月29日、「平成27年度第6回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

平成27年度「第5回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会0716

 平成26年7月16日、「平成27年度第5回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

日病協「第119回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

協会の活動等 役員メッセージ

日病協「第119回診療報酬実務者会議」 出席のご報告

 平成27年7月15日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第119回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体18名で、当会からは矢野諭常任理事が出席いたしました。
 
 まず会議に先立ち、日本医療法人協会からの新しい委員として副会長の太田圭洋先生が紹介されました。 [続きを読む]

「第1回療養病床の在り方等に関する検討会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

療養病床検討会0710

 平成27年7月10日、「第1回療養病床の在り方等に関する検討会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。今回の議題は、「療養病床の在り方等を検討する際の論点について」です。遠藤久夫座長(学習院大学経済学部教授)は、今回は初回なので、自由に発言するよう各構成員に求めました。 [続きを読む]

平成27年度「第4回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会0701

 平成27年7月1日、「平成27年度第4回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

「慢性期病院は3つのタイプに」── 6月29日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久会長20150629

 日本慢性期医療協会は6月29日、定例の記者会見を開催しました。武久洋三会長は、日本慢性期医療協会が行った「医療施設・介護施設の利用者に関する横断調査」の結果を紹介し、「日本の慢性期病院の中でも、特にレベルの高い医療提供を行っている慢性期病院のデータである」と語り、慢性期病院は、①急性期からの受け皿の役割を果たしうる、適切な医療提供を行う病院、②老人収容所的な病院、③これら①と②の中間──の3つのタイプに分かれていると述べました。 [続きを読む]

平成27年度「第3回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会0619

 平成27年6月19日、「平成27年度第3回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

平成27年度「第2回入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

入院分科会20150529

 平成27年5月29日、「平成27年度第2回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。
 本日の分科会では、入院医療の機能分化・連携の推進について、平成26年度調査結果(速報)の概要が提示されました。平成26年度調査の項目は、下記の通りです。 [続きを読む]

日病協「第127回代表者会議」 出席のご報告

会長メッセージ 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

日病協「第127回代表者会議」 出席のご報告

 平成27年5月29日(金)、日本病院団体協議会(日病協)の「第127回代表者会議」が開催されました。12病院団体から計22名が会議に出席し、当会からは武久洋三会長と中川翼副会長が出席致しました。
 会議では、5月27日までに開催された中医協や第117回診療報酬実務者会議、日病協の推薦する中医協委員候補などについて報告、検討が行われました。 [続きを読む]

「転換奨励金」の制度を提案 ── 5月21日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

記者会見0521会長

 日本慢性期医療協会は5月21日、定例の記者会見を開催しました。武久洋三会長は、平成27年3月4日の中央社会保険医療協議会の資料より、受入れ条件が整えば退院可能な患者が約115,000人いるという点に言及し、社会的入院の患者を退院させ、在宅復帰が進められていくべきと意見を述べました。 [続きを読む]

平成27年度第1回「入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会20150430

 平成27年4月30日、「平成27年度第1回診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。
 本分科会では、平成26年度診療報酬改定に係る答申附帯意見に関する事項について、技術的な課題に関して専門的な調査及び検討を行うこととされています。 [続きを読む]

「地域包括期」を提唱 ── 4月9日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

記者会見20150409

 日本慢性期医療協会は4月9日、定例の記者会見を開催しました。武久洋三会長は病床機能報告制度における4つの機能区分について、「急性期」「地域包括期」「慢性期」──の3区分にすることを提唱したほか、次期改定に向けて「障害・特殊疾患病棟」のあり方についても意見を述べ、「一般病床と療養病床との垣根を取り払い、療養病床からも算定できるように要望していきたい」との意向を示しました。 [続きを読む]

日病協「第115回診療報酬実務者会議」出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

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 平成27年3月18日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第115回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体19名で、当会からは池端幸彦副会長と伊豆敦子理事が出席いたしました。 [続きを読む]

平成27年度改定、「地域ニーズに応えるのみ」── 3月12日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

武久洋三会長20150312

 日本慢性期医療協会は3月12日、定例記者会見を開きました。平成27年度介護報酬改定を踏まえた対応について武久洋三会長は、「特に何もしないのが正解であり、地域のニーズに自然に応えるのみである」と述べ、今後も中重度の要介護者らの受け入れを積極的に進め、地域の医療・介護ニーズに応えていく考えを示しました。 [続きを読む]

社会保障審議会・介護給付費分科会(第118回)出席のご報告

協会の活動等 審議会 役員メッセージ

社会保障審議会・介護給付費分科会(第118回)出席のご報告

 平成27年1月9日(金)、「第118回社会保障審議会介護給付費分科会」が開催され、武久洋三会長に代わり、清水紘副会長が参考人として出席いたしました。
 はじめに事務局から、今回の議題である「平成27年度介護報酬改定に向けて(運営基準等に関する事項について、審議報告のとりまとめに向けて)」について、資料の説明がありました。前回も審議された二つの資料「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の改正の主な内容について」「平成27年度介護報酬改定に関する審議報告(案)」の修正案が提示されました。 [続きを読む]

慢性期リハビリテーションの重要性と展望 ── 第22回日本慢性期医療学会

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

パネルディスカッション4

 日本慢性期医療協会が11月20、21日に熊本市内で開催した第22回日本慢性期医療学会(学会長=末永英文・医療法人財団聖十字会理事長)では、5つのシンポジウムと4つのパネルディスカッションが行われました。このうち、学会2日目(21日)のパネルディスカッション4「慢性期リハビリテーションの重要性と展望」の模様をお伝えいたします。 [続きを読む]

これからの医療提供体制のあり方 ── 第22回日本慢性期医療学会

協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

シンポジウム5

 第22回日本慢性期医療学会(学会長=末永英文・医療法人財団聖十字会理事長)の2日目となる11月21日、「これからの医療供給体制の在り方 ──地域包括ケアシステムを機能させるために──」をテーマにシンポジウムが開催され、本学会を締めくくりました。シンポジストに厚生労働省老健局の三浦公嗣局長らをお招きし、地域包括ケア病棟や介護療養型医療施設の今後などについて議論、会場からも質問が相次ぎました。 [続きを読む]

社会保障審議会・介護給付費分科会(第112回)出席のご報告

審議会 役員メッセージ

第112回介護給付費部分科会

 平成26年10月29日(水)、「第112回社会保障審議会介護給付費分科会」が開催されました。今回は武久洋三会長に代わり、代理参考人として池端幸彦副会長がご出席されました。まずは厚生労働省の事務局から、本日の議題「介護福祉施設サービスの報酬・基準について(案)」、「特定施設入居者生活介護等の報酬・基準について(案)」について説明がありました。 [続きを読む]

「リハビリ提供体制の抜本改革への提言」── 10月9日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

日慢協会見2014_1009

 「現行のリハビリ提供期間を変えれば、人間性の回復につながる」──。日本慢性期医療協会が10月9日に開いた定例会見で武久洋三会長はこのように述べ、「リハビリ提供体制の抜本改革への提言」を発表しました。武久会長は「4時間、5時間の集中的なリハビリが必要な場合もある。その判断は現場の医師や療法士に任せていただきたい」などと訴えました。 [続きを読む]

平成26年度第2回 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会1009

 平成26年10月9日、「平成26年度第2回 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催され、池端幸彦副会長が委員として出席いたしました。 [続きを読む]

「介護療養病床の今後の方向性」── 9月11日の記者会見

会長メッセージ 協会の活動等 役員メッセージ

2014年9月11日の記者会見

 日本慢性期医療協会は9月11日に定例記者会見を開き、「介護療養病床の今後の方向性」について武久洋三会長と池端幸彦副会長が見解を述べました。武久会長は医師や看護師の配置予想を示し、「介護療養病床は『25:1』『30:1』の二本立てになる可能性がある」と指摘。池端副会長は介護療養病床に関する調査結果を示し、「看取り数が多いことがすなわち『機能』ではない。看取りのプロセスをきちんと評価すべき」と強調しました。 [続きを読む]

【第38回】 慢性期医療リレーインタビュー 穂積恒氏

インタビュー 役員メッセージ

穂積恒先生

 秋田県内唯一のホスピス病棟として旧厚生省から認可を受けて15年。医療法人惇慧会・外旭川病院などを運営するウイズユーグループ理事長の穂積恒氏はアートにも力を入れています。昭和63年、病院新築の際には絵画などの美術品を院内に展示できるよう設計。穂積氏は、「たくさんの音楽や美術に触れて感性を磨き、患者さんやご家族とより良い関係を築いてほしい」と話します。今年7~9月、秋田県立美術館などで開催された「草間彌生展」には、同グループが所蔵する作品が数多く出展されました。 [続きを読む]

【第37回】 慢性期医療リレーインタビュー 中川翼氏

インタビュー 役員メッセージ

中川翼副会長

 「目指すところは『日本の慢性期医療のモデル病院』になること」と語るのは、日本慢性期医療協会の副会長で、医療法人渓仁会・定山渓病院院長の中川翼氏。同院は札幌市南区の自然に恵まれた定山渓温泉に位置し、急性期の治療が終わった後の継続的な医療やリハビリ、看護や介護サービスなどを提供する病院です。「身体抑制廃止」に早くから取り組み、「人権と尊厳」を基本理念のトップに掲げています。中川氏は「制度改革に翻弄されず、定山渓病院のあるべき姿を追求していきたい」と話します。 [続きを読む]

平成26年度第1回「入院医療等の調査・評価分科会」 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

入院分科会20140618

 平成26年6月18日、「平成26年度第1回 診療報酬調査専門組織 入院医療等の調査・評価分科会」が開催されました。同分科会にはこれまで、武久洋三会長が委員として出席しておりましたが、任期の満了により、今年度からは、池端幸彦副会長が委員として出席いたします。 [続きを読む]

社会保障審議会・介護給付費分科会(第102回) 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

社会保障審議会・介護給付費分科会(第102回) 出席のご報告

 平成26年6月11日、全国都市会館にて「第102回社会保障審議会介護給付費分科会」が開催され、当会からは委員である武久洋三会長の代理(参考人)として清水紘副会長が出席いたしました。 [続きを読む]

「急性期病院と慢性期病院の融合を」──5月15日の記者会見

会長メッセージ 役員メッセージ

5月15日の記者会見1

 「急性期から地域包括ケア病棟に参入する病院と、慢性期から地域包括ケア病棟に参入する病院との融合というものを行いたい」──。5月15日、地域包括ケア病棟協会が発足しました。設立総会後の記者会見で、発起人である日本慢性期医療協会の武久洋三会長は冒頭のように述べ、各種団体に所属する病院が横断的に参加して互いに切磋琢磨していく必要性を語りました。 [続きを読む]

「慢性期医療のClinical Indicator(VerⅡ)」を読んで ── 岡田玲一郎

役員メッセージ

「慢性期医療のClinical Indicator(VerⅡ)」を読んで ── 岡田玲一郎

 日本慢性期医療協会誌92号で「慢性期医療のClinical Indicator(Ver.Ⅱ)」を読み、快哉を感じた。「診療の質委員会」の矢野論委員長や委員の皆様のご苦労があっての指標だと感じている。認定審査の認定病院が36で認知度はまだ高いとは言えないがと記してあるが、わたしは、前回のVer.Ⅰを拝見したときから、やがてこの病院臨床指標は常識になってくると思っていた。 [続きを読む]

【第35回】慢性期医療リレーインタビュー 鈴木龍太氏

インタビュー 役員メッセージ

鈴木龍太先生(鶴巻温泉病院院長)

 「変化を進化に、進化を笑顔に」をモットーに日々の診療や病院経営に取り組むのは、神奈川県秦野市にある医療法人社団三喜会・鶴巻温泉病院院長の鈴木龍太先生。リハビリテーションに注力し、高齢者医療や緩和ケアなど地域の幅広いニーズに対応しています。医療を取り巻く環境が急速に変化するなか、時代の要請に応える必要性を強調し、「進化する病院で働いている職員は笑顔になり、その笑顔が患者さんの笑顔につながる」と話します。 [続きを読む]

【第34回】慢性期医療リレーインタビュー 小林武彦氏

インタビュー 役員メッセージ

小林武彦氏(愛生館コバヤシヘルスケアシステム理事長)

 「人々の人生をより豊かにします」という使命の下、愛知県碧南市で小林記念病院や小規模多機能ホーム、老人保健施設「ひまわり」、訪問看護ステーション、特養「ひまわり」、などを運営する「愛生館コバヤシヘルスケアシステム」には、全従業員が会議などで必ず携帯する冊子があります。それは「愛生館フィロソフィ」という経営指針。かつて倒産の危機に直面した際、小林武彦理事長が京セラ名誉会長の稲盛和夫氏に学び、自ら作成しました。小林理事長は、「全従業員のベクトルを合わせて進む。自分の概念を変更する努力をしないと経営は難しい」と語ります。 [続きを読む]

【第33回】 慢性期医療リレーインタビュー 仲井培雄氏

インタビュー 役員メッセージ

仲井培雄先生(芳珠記念病院理事長)

 石川県能美市にある芳珠記念病院を運営する医療法人社団 和楽仁のほか、社会福祉法人や株式会社などを持つ「ほうじゅグループ」の代表、仲井培雄先生は自治医科大学を卒業後、身一つで山奥の診療所や離島で勤務した経験を持ちます。現在は新事業の展開や病院改革などにも取り組み、地元の北陸先端科学技術大学院大学などと連携しながら、病院MOT改革「医療と経営の質を絶えず向上させて、顧客の不安を安心に、さらには感動に変えられる病院になる」の実践を目指しています。仲井先生は日本の医療をどのように見ているのか、これからどうすべきか、お話を伺いました。 [続きを読む]

【第31回】 慢性期医療リレーインタビュー 市川邦男氏

インタビュー 役員メッセージ

市川邦男先生(公立七日市病院院長)

 京都大学の工学部を卒業後、民間企業に勤めてから医学部に入ったという経歴を持つ市川邦男先生。「医者ではない普通の人の感覚を持っていたことが役に立っている」と話します。群馬県富岡市にある公立七日市病院の院長に就任して約10年。「競争ではなく協力」という方針で、近隣の急性期病院の後方を支えてきました。今後の課題は在宅医療。「患者さんがくよくよしないで、のんきに、楽観的に過ごせる雰囲気をつくってあげたい」との言葉に力がこもります。 [続きを読む]

【第30回】 慢性期医療リレーインタビュー 富家隆樹氏

インタビュー 役員メッセージ

富家隆樹氏(日慢協常任理事・事務局次長)

 11月14(木)、15日(金)の両日、日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は東京・台場の「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」で、「第21回日本慢性期医療学会」と「第3回アジア慢性期医療学会」を同時開催します。テーマは「日本の医療、慢性期からの再出発」。大会長を務めるのは医療法人社団富家会・富家病院の理事長・院長で、日慢協常任理事・事務局次長の富家隆樹氏です。これからの慢性期医療はどうあるべきか、東京大会に向けた抱負などを語っていただきました。 [続きを読む]

【第28回】 慢性期医療リレーインタビュー 長谷川和男氏

インタビュー 役員メッセージ

長谷川和男氏(いなみ野病院院長)

 兵庫県加古川市の特定医療法人社団仙齢会・いなみ野病院院長の長谷川和男先生は、産婦人科、がん、終末期まで幅広い経験をお持ちです。これまでの医師人生について、「患者さんの気持ちを酌むことが少なかった。自分の技術にうぬぼれていたのではないか」と振り返り、「大事なことは、その患者さんの気持ちを酌み取ってあげられるかどうか。医療を通じて人間を知るということは、医師としても、また自分自身が人間として成長するうえでも非常に大切なことです」と話します。 [続きを読む]

【第26回】 慢性期医療リレーインタビュー 矢野諭氏

インタビュー 役員メッセージ

矢野諭先生(南小樽病院院長)

 「95歳でも100歳でも『助かりたい、長生きしたい』と思う人はいます。1分でも1秒でも長く生きたいという価値観もあります。『不要な医療』と簡単に言う人がいますが、誰にとって不要なのでしょうか?」──。こう問いかけるのは、北海道小樽市にある南小樽病院の病院長で、日本慢性期医療協会(日慢協)理事・「診療の質委員会」委員長の矢野諭先生。約20年間、外科・救急に携わった後、慢性期医療の道に進みました。「個人の判断を尊重してあげるのがまさに慢性期医療。いろいろなニーズに応じる。本人が何を望み、何を望まないかが重要ではないでしょうか」と話します。 [続きを読む]

「第20回日本慢性期医療学会福井大会」のご報告(8) ─ シンポ5(日本慢性期医療協会への期待)

協会の活動等 役員メッセージ

日本慢性期医療学会福井大会シンポ5(天本宏・初代会長)

 福井大会の最後を飾るシンポジウムは、「良質な慢性期医療の確立に向けた日本慢性期医療協会への期待」と題して行われました。座長を大会長の池端幸彦氏が務め、シンポシストには日本慢性期医療協会(日慢協)初代会長の天本宏氏、日慢協創設に深く関わった小山秀夫氏(兵庫県立大学大学院教授)のほか、「老人の専門医療を考える会」会長の齊藤正身氏、そして公務の合間を縫って駆けつけた厚生労働大臣政務官(当時)の梅村聡・参議院議員が参加しました。 [続きを読む]

【第24回】 慢性期医療リレーインタビュー 進藤晃氏

インタビュー 役員メッセージ

大久野病院院長・進藤晃先生

 「いったん我慢することが大切。考え方が違っていたとしても、まずは受け入れるという姿勢が必要」と話すのは、東京都西多摩郡の大久野病院院長で日本慢性期医療協会理事の進藤晃先生。父の病院を20代で継いだものの、改革を拒む職員らの猛反発に苦しみながら、ようやく黒字化にこぎ着けました。進藤先生は、「引き継いだものを土台にして、次のステップを考える。不要なものは捨てればいいし、足りないものは追加すればいい。ゼロから組み立てるのではなく、まずはすべて受け入れましょう」と言います。 [続きを読む]

【第23回】 慢性期医療リレーインタビュー 高野喜久雄氏

インタビュー 役員メッセージ

高野喜久雄先生(総泉病院名誉院長)

 「医療者は、患者さんに対して自分の考え方を示す必要があります」と話すのは、千葉市の総泉病院名誉院長でウェルエイジングセンター長の高野喜久雄先生。例えば外来患者に対して、診療に関する方針などをまとめた「私新聞」みたいなものを示す必要があると指摘します。その目的は、その人に合った医療をフィッティングする「テーラーメイド医療」の実現。高野先生は、「患者さんも自分の意見をしっかりと医療者に述べることが必要だ」と強調します。 [続きを読む]

【第22回】 慢性期医療リレーインタビュー 越智豊氏

インタビュー 役員メッセージ

越智豊先生(北摂中央病院院長)

 「訴訟社会で、果たして日本は成り立つのかを国民全体で考える必要があります」──。急性期病院の平均在院日数が短縮され、慢性期病院の受け入れが進むと、医療訴訟が深刻になるとの指摘があります。兵庫県西宮市の医療法人緑水会の北摂中央病院院長で、日本慢性期医療協会(日慢協)理事の越智豊先生は、「死に対して『そういうこともあり得るかもしれない』と言える社会をみんなでつくっていくべきではないでしょうか。『一生懸命やってくれたのだから仕方ないよ』と受け入れることのできる社会を」と訴えます。 [続きを読む]

【第21回】 慢性期医療リレーインタビュー 上條裕朗氏

インタビュー 役員メッセージ

上條裕朗先生

 「死について多くの人は、なだらかな山を下るようにだんだんと症状が悪化していき、フェードアウトするようにご臨終を迎えるようなイメージをお持ちではないでしょうか。崖から落ちるように、突然悪化して亡くなる死があまりイメージされていません」──。長野県松本市の上條記念病院院長で日本慢性期医療協会理事の上條裕朗先生は、若い医師らに「死について理解を深め、多様な死を経験してほしい」と望みます。そして、「慢性期医療の神髄は、社会的弱者のそばに寄り添うこと」と強調します。 [続きを読む]

【第20回】 慢性期医療リレーインタビュー 木戸保秀氏

インタビュー 役員メッセージ

木戸保秀先生(松山リハビリテーション病院院長)

 若手の医師らに、「10年後、20年後の職場がどうなっているかを想像してほしい。責任者になった時に部下がどれぐらいいるか」と問いかけるのは、松山リハビリテーション病院院長の木戸保秀先生。1人の医師ができることには限界があるので、チームの力がますます重要になると指摘します。「少ないスタッフの中で、それぞれの能力をきちんと見極めて、最大限の力を発揮してもらうためにどうしたらいいか。スタッフ1人ひとりの能力を見極める目が今以上に求められる」と話します。 [続きを読む]

「第7回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」のご報告

審議会 役員メッセージ

「第7回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」20121227

 厚生労働省は12月27日、「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」(座長=田中滋・慶大大学院教授)の第7回会合を開催し、当協会からは池端幸彦副会長が出席しました。これまでの議論を踏まえた中間報告書案を了承し、同検討会はいったん終了となりました。今後は、社会保障審議会の介護保険部会などでさらに検討を重ね、「地域ケア会議」や「居宅介護支援事業所の指定権限」などについて早ければ平成26年の法改正を目指すとしています。 [続きを読む]

【第19回】 慢性期医療リレーインタビュー 藤﨑剛斎氏

インタビュー 役員メッセージ

藤﨑剛斎先生(国分中央病院理事長)

 「今後、急性期で生き残ろうとする病院は、平均在院日数が長引くような患者さんをなるべく取らないようにするでしょう。認知症や終末期の問題など、急性期病院では解決できない課題がたくさんあります」──。鹿児島県の医療法人美﨑会・国分中央病院理事長の藤﨑剛斎先生は、急性期機能を持つ慢性期病院の役割を重視。「急性期病院を出ても治療が終了したわけではないので、われわれが頑張って急性期病院をバックアップする。慢性期医療は今、すごくやりがいがある」と話します。 [続きを読む]

【第18回】 慢性期医療リレーインタビュー 太田照男氏

インタビュー 役員メッセージ

太田照男先生(日慢協常任理事)

 「若手医師にはどんどん開業してほしい。これから高齢者が増えるので、高齢者医療や老年医学について十分に勉強して、在宅医療をもっと支えてほしい」と話すのは、栃木県医師会会長で白澤病院理事長の太田照男先生。日本慢性期医療協会(日慢協)の常任理事を務めています。医療制度など今後の方向性については、「終末期の患者さんらを療養病床が受け入れられるような診療報酬体系を構築することが重要になる」と指摘します。 [続きを読む]

【第16回】 慢性期医療リレーインタビュー 田中志子氏

インタビュー 役員メッセージ

田中志子先生(日慢協常任理事)

 「私が目指すものは『ハッピーエンド・オブ・ライフ』です。『ハッピー』という言葉こそ、『エンド・オブ・ライフ』に使うべきだと思っています」──。群馬県の医療法人大誠会・内田病院の理事長で、日本慢性期医療協会常任理事の田中志子先生は、認知症患者さんと向き合って約20年。「自分の人生、家族の人生、患者さんやご家族の人生が、私たちのまちで続いてほしい。地域の患者さんと長く関わっていけることが慢性期医療の魅力です」と話します。 [続きを読む]

【第15回】 慢性期医療リレーインタビュー 美原盤氏

インタビュー 役員メッセージ

【候補2】美原盤先生

 「私たちが大学で習ってきた『完全な治癒』を求めるような医療提供だけでは解決できなくなっている。これからは『QOL』だけではなく、『QOD(Quality of Death)』の向上も考えなくてはならない。『完全な治癒』が期待できない高齢者に対する医療のあり方について、国民的なコンセンサスを得る努力を医療提供者としてすべきではないか」──。脳神経疾患の専門治療で知られる公益財団法人・美原記念病院の院長で、日本慢性期医療協会(日慢協)常任理事の美原盤先生にお話を聞きました。 [続きを読む]

【第14回】 慢性期医療リレーインタビュー 桑名斉氏

インタビュー 役員メッセージ

信愛病院理事長・桑名斉先生

 「認知症にもいろいろなパターンがあって、歩き回る人、大声を出す人、何も話せない人など、さまざまです。ほかの病気であっても同様、こうした多様性に何とかして寄り添っていくのが慢性期医療であり、醍醐味でしょう」─。日本慢性期医療協会の常任理事で信愛病院理事長の桑名斉先生は、慢性期医療の多様性や個別性を重視し、「患者さんが大切にしている文化を知り、人生、ナラティブに寄り添い、最期まで関わることができる」と話します。 [続きを読む]

第6回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会 出席のご報告

審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長

 厚生労働省は10月10日、「第6回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」を開催し、当協会からは、副会長の池端幸彦先生が出席しました。今回は、厚生労働省幹部の人事異動後、はじめての開催であり、原勝則・新老健局長が冒頭の挨拶の中で、「今後の介護保険制度においては地域包括ケアシステムの見直しが大変重要な課題であると認識しており、ケアマネジメントの機能強化や自立支援に資するケアマネジメントの実現ということからもケアマネジャーの資質の向上は避けて通ることはできない」と述べました。 [続きを読む]

「ヴィラ町田」「永生病院」に中国視察団

役員メッセージ

ヴィラ町田を視察

 平成24年3月22日に、中華人民共和国から視察団が来日されました。この視察は、韓国慢性期医療協会からの依頼によるもので、中国の中でも朝鮮族が多く居住する、吉林省の東部に位置している延辺(ヨンビョン)朝鮮族自治州からお越しになりました。 [続きを読む]

新年のご挨拶⑦  富家隆樹・事務局次長

役員メッセージ

富家隆樹・事務局次長

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は自然の力の前に翻弄されながらも、それに立ち向かい、立ち上がる人間の強さを痛切に感じた一年でした。年の暮れには、あのときの映像が繰り返し流れていましたが、今でも多くの人が「自分にできることは何だろう」と自問自答していることと思います。 [続きを読む]

新年のご挨拶⑥  池端幸彦・事務局長

役員メッセージ

池端幸彦・事務局長

 新年、明けましておめでとうございます。
 まずは昨年3月に起こった、1千年に一度という未曾有の東日本大震災と大津波そして原発事故等で被災された方々や、その影響を大きく受けたすべての方々に改めてお見舞い申し上げますと共に、本年が少しでも穏やかな1年になりますよう心よりお祈り申し上げます。 [続きを読む]

新年のご挨拶⑤  松谷之義・副会長

役員メッセージ

松谷之義・副会長

 明けましておめでとうございます。今年こそ良い年になるようにとの思いを込めて新年をお迎えになったことと思います。

 昨年は改めて天災の脅威を知らしめられた1年でした。一方、復興の力強さを見聞きし、人間の力のすごさも感じさせられました。 [続きを読む]

新年のご挨拶④  清水紘・副会長

役員メッセージ

清水紘・副会長

 「新年を迎えて――評価と適正化、適切に評価とは?」

 新年明けましておめでとうございます。介護報酬委員会委員長の清水紘です。今年は診療報酬・介護報酬同時改定(改定)を迎えます。年末には改定率も明示され、これからは、配分について各種審議会での議論が佳境を迎えることになります。介護報酬については、1月中に諮問・答申を待つのみです。 [続きを読む]

新年のご挨拶③  安藤高朗・副会長

役員メッセージ

安藤高朗・副会長

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年の東日本大震災に際しては、日本慢性期医療協会でも、患者様の受入れ約800名、医薬品や紙おむつ等の支援物資、約4000箱(約40トン)、義援金 約3300万円など、会員の皆様のご協力、本当にありがとうございました。 [続きを読む]

新年のご挨拶②  中川翼・副会長

役員メッセージ

中川翼・副会長

 日慢協のブログをご覧いただいている皆様、新年明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのことと存じます。 [続きを読む]

慢性期医療におけるチーム医療とは

役員メッセージ

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 急性期から亜急性期、回復期、慢性期、在宅へと切れ目のない医療連携を目指すとき、多くの職種のチームワークが重要になってきます。

 特に、「入口」と「出口」をつなぐ中間地点ともいえる慢性期医療では、いかに医療スタッフが連携して、きめ細かなサービスを提供できるかがカギを握ります。 [続きを読む]

今後どうなる? 慢性期リハ、在宅リハ

役員メッセージ

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 重い病気で入院、手術して一命を取り留めたとしても、運動機能などが回復しなければ寝たきりになってしまう場合もあるので、リハビリテーションが重要になってきます。特に、慢性期リハ、在宅でのリハが問題になっています。 [続きを読む]

在宅での看取り、病院の役割は?

役員メッセージ

日本の風景-085

 急性期から慢性期、そして自宅に戻って療養した後、元気に社会復帰することが望ましいのですが、回復しないまま「終末期」という出口もあります。 [続きを読む]

認知症患者の人権と尊厳を守るには

役員メッセージ

認知症患者の人権と尊厳を守るには

 認知症が進行して暴れたり徘徊したりする患者さんに対し、医療者はどう向き合っているのでしょうか。医療現場でどのような悩みがあり、今後の課題は何でしょうか。 [続きを読む]

循環型の慢性期医療を目指して

役員メッセージ

日本の風景-048

 今後の医療・介護の流れは多方向。利用者の目線で連携していくことが重要

 日本慢性期医療協会副会長、永生病院理事長・安藤高朗(JMC77号「シンポジウム印象記」より)
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療養病床でも重症患者の治療

役員メッセージ

日本の風景-011

 「療養病床」という言葉を聞くと、治療の必要性がない患者さんを寝かせているだけの病床だと勘違いしている人はいませんか? [続きを読む]