会員・現場の声

保険医登録の遅れ、「診療に支障をきたす」 ── 医療保険部会で池端副会長

会員・現場の声 協会の活動等 審議会 役員メッセージ

池端幸彦副会長_20220323医療保険部会

 保険医らの登録について日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は3月23日の会合で「1カ月以上もかかって診療に支障をきたす医療機関もある」と現状を伝えた上で、「デジタル化されれば解決すると思うので少しでも早い対応をお願いしたい」と求めた。 [続きを読む]

現役世代と高齢世代、「対立構造ではない」 ── 高齢者医療の議論で池端副会長

会員・現場の声 審議会 役員メッセージ

池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)_2022年10月28日の医療保険部会

 後期高齢者の医療制度などを議論した厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長は「現役世代対高齢世代という対立構造になりがちだが、そうではない」と指摘し、「40代、50代、60代と連続性のある人生100年時代をどうみんなで乗り切っていくかという制度の変更」との認識を示した。 [続きを読む]

電子申請など現場への周知を ── 報告書の取りまとめで橋本会長

会員・現場の声 会長メッセージ 審議会

2022年10月27日の介護文書委員会

 介護文書の負担軽減に向けた報告書を取りまとめた厚生労働省の会合で、日本慢性期医療協会の橋本康子会長は会員病院の声を伝え、電子申請・届出システムの内容やスケジュールについて現場への周知を求めたほか、必須項目について「入力しなければ次に進めないようにしてほしい」と提案した。 [続きを読む]

「非常に恐ろしい状況が想定される」 ── 5月23日の定例会見で武久会長

会員・現場の声 会長メッセージ 協会の活動等

武久洋三会長_20190523定例記者会見

 日本慢性期医療協会は5月23日、「生き残る病院を目指そう」をテーマに、令和元年最初の定例記者会見を開きました。会見で武久洋三会長は、高齢者が増加しているのに今後の受療率は大幅に低下するとのデータを示した上で、「日本の病院の経営状況がどんどん悪化している。今後、非常に恐ろしい状況が想定される」と危惧。過疎地などの医療・介護サービスを維持するため、「1病床500万円程度の補助金を考慮してはどうか」と改めて主張しました。 [続きを読む]

「慢性期リハビリテーションをどう広げていくか」── 第26回学会シンポ9

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

09_鹿児島学会シンポジウム9

 平成30年10月12日に開かれた第26 回日本慢性期医療学会のシンポジウム9は、「慢性期リハビリテーションをどう広げていくか」をテーマに、具体的な現場の取組事例が紹介された。近藤国嗣氏(東京湾岸リハビリテーション病院院長)は回復期リハビリテーション病棟におけるADL向上の取組を、橋本康子氏(慢性期リハビリテーション協会会長)は退院後の在宅生活を支援する取組を報告した。座長は、木戸保秀氏(慢性期リハビリテーション協会副会長)が務めた。 [続きを読む]

「慢性期救急の必要性、今後の役割について」── 第26回学会シンポ8

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

08_鹿児島学会シンポジウム8

 平成30年10月12日に開かれた第26回日本慢性期医療学会のシンポジウム8は、「慢性期救急の必要性、今後の役割について」をテーマに、急性期病院と慢性期病院の医師らが現在の取り組みを紹介した。共通してあげられた課題は高齢者救急の増加、そして帰宅困難患者の存在。軽症や中等度の患者が救命救急センターに集中している現状を打開するため、地域の医療機関と自治体や医師会などが連携した取り組みも紹介された。座長は、福岡大学医学部救命救急講座教授の石倉宏恭氏が務めた。 [続きを読む]

「小児慢性期と難病 ~移行期医療の現状~」── 第26回学会シンポ6

会員・現場の声 協会の活動等

05_鹿児島学会シンポジウム6

 平成30年10月12日に開かれた第26 回日本慢性期医療学会のシンポジウム6は、「小児慢性期と難病 ~移行期医療の現状~」をテーマに、成人になった難病の娘を抱える親の立場から平岡まゑみ氏(難病のこども支援全国ネットワーク理事、TS つばさの会代表)が、移行期支援に取り組む医師の立場から兒玉祥彦氏(福岡市立こども病院循環器科)がシンポジストとして参加し、課題解決に向けた方策を提示した。座長は、国立病院機構南九州病院の元院長である福永秀敏氏(南風病院院長)が務めた。 [続きを読む]

「みんなで伸ばそう! 健康寿命」── 第26回学会シンポ5

会員・現場の声 協会の活動等

04_鹿児島学会シンポジウム5

 平成30年10月11日に開かれた第26 回日本慢性期医療学会のシンポジウム5は、「みんなで伸ばそう! 健康寿命 ~健康に長生きするための秘訣~」をテーマに、大石充氏(鹿児島大学心臓血管・高血圧内科学教授)と木村穣氏(関西医科大学 健康科学センター長)の2人のシンポジストを招き、健康寿命の延伸に向けた多様な取り組みが紹介された。座長は、小山秀夫氏(兵庫県立大学大学院名誉教授)が務めた。 [続きを読む]

今こそ慢性期医療の現場で看護・介護の実力発揮を ── 第25回日本慢性期医療学会④

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月19・20日の両日、仙台市内で開いた「第25回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム4は、「今こそ慢性期医療の現場で看護・介護の実力発揮を ~優秀なスタッフがあなたの病院の未来を救う~」と題して開かれました。特定行為研修や医療介護士養成講座にかかわる医師や、特定行為研修を受けた病院と施設の看護師、さらに環境変化に応じたチームビルディングの必要性を説く医療マネジメント研究者がそれぞれ講演し、同協会常任理事の井川誠一郎氏が座長を務めました。 [続きを読む]

在宅復帰は嚥下と排泄の機能アップがカギ ── 第25回日本慢性期医療学会③

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

00_全体

 「地域が創る慢性期医療 ──新たな医療への挑戦──」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月19・20日の両日、仙台市内で開いた「第25回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム3は、「在宅復帰は嚥下と排泄の機能アップがカギ」と題して開かれました。嚥下障害の改善や排泄ケアにかかわる医師や作業療法士、要介護度の高い方にもリハビリの必要性を指摘する医師がそれぞれ講演し、同協会理事の鈴木龍太氏が座長を務めました。 [続きを読む]

日本慢性期医療協会が平成30年度介護報酬改定に向けての要望項目を提出

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等

日本慢性期医療協会が平成30年介護報酬改定に向けての要望項目を提出

 2017年8月11日に、厚生労働省の鈴木康裕医務技監、濱谷浩樹老健局長、鈴木健彦老人保健課長宛に、武久洋三会長と、安藤高朗副会長・政策提言委員会委員長、清水紘副会長が平成30年介護報酬改定に向けての要望項目を提出いたしました。 [続きを読む]

日本慢性期医療協会が平成30年診療報酬改定に向けての要望項目を提出

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等

平成30年度診療報酬改定に向けて1

 2017年7月13日に、厚生労働省保険局医療課 迫井正深課長宛に、武久洋三会長と、安藤高朗副会長・政策提言委員会委員長が平成30年診療報酬改定に向けての要望項目を提出いたしました。 [続きを読む]

「日本介護医療院協会」の設立準備委員会を発足 ── 6月22日の定例会見

会員・現場の声 会長メッセージ 協会の活動等

武久洋三会長_20170622

 日本慢性期医療協会は6月22日の定例記者会見で、「日本介護医療院協会」の設立準備委員会を発足したと発表しました。武久洋三会長は、同日開催された理事会で決定したことを伝えたうえで、「介護医療院に関する要望をきちんと出していき、運営しながら育てていく。こういう姿勢で厚労省と共に良い施設をつくっていきたい」と抱負を述べました。武久会長は「介護療養病床約6万床のうち4万床は移行するのではないか」と見通しています。 [続きを読む]

「地域包括ケアの実現には慢性期リハビリテーションの継続が不可欠」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ6

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム6全体風景

 日本慢性期医療協会が3月18、19日の両日に開催した「第4回慢性期リハビリテーション学会」では6つのシンポジウムが開催され、本学会を締めくくるシンポジウム6は「地域包括ケアの実現には慢性期リハビリテーションの継続が不可欠」と題して開かれました。座長は、東京・八王子にある永生病院院長の飯田達能氏が務めました。 [続きを読む]

「認知症リハビリテーションとは」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ5

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム5全体

 3月19日に開催された「第4回慢性期リハビリテーション学会」のシンポジウム5は、「認知症リハビリテーションとは」と題して行われ、医師、理学療法士、作業療法士それぞれの立場から認知症リハビリテーションの在り方に迫りました。座長は、群馬県にある医療法人大誠会・内田病院理事長で、日本慢性期医療協会常任理事の田中志子氏が務めました。 [続きを読む]

「身体疾患及び認知症がリハビリテーションに及ぼす影響」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ4

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム4全体

 第4回慢性期リハビリテーション学会のシンポジウム4は、「身体疾患及び認知症がリハビリテーションに及ぼす影響」をテーマに開かれました。加齢に伴う身体疾患や認知症に対し、慢性期リハビリテーションはどのような役割を果たせるか──。眼科医、歯科医、かかりつけ医がそれぞれの立場から現状や課題について見解を述べました。 [続きを読む]

「人工知能AIのリハビリテーションへの応用開発」 ── 第4回慢性期リハ学会・シンポ3

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム3全体

 日本慢性期医療協会が3月19日に開催した「第4回慢性期リハビリテーション学会」のシンポジウム3は、「人工知能AI(Artificial Intelligence)のリハビリテーションへの応用開発」をテーマに開かれました。座長は、本学会長の熊谷賴佳氏(京浜病院・新京浜病院理事長)が務めました。 [続きを読む]

「在宅療養を推進するリハビリテーション」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ2

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム2全体

 第4回慢性期リハビリテーション学会のシンポジウム2は、「在宅療養を推進するリハビリテーション」をテーマに開催されました。慢性期リハビリテーション協会副会長の江澤和彦氏が座長兼シンポジストを務め、現場の医師や相談員と共に在宅復帰に向けたリハビリテーションの在り方を考えました。 [続きを読む]

「発症直後から生活復帰を目指すには」── 第4回慢性期リハ学会・シンポ1

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

シンポジウム1全体

 日本慢性期医療協会は3月18、19日の2日間にわたり、横浜市内で「第4回慢性期リハビリテーション学会」(学会長=熊谷賴佳・京浜病院理事長)を開催し、6つのシンポジウムが開かれました。初日のシンポジウム1は「発症直後から生活復帰を目指すには ─ 急性期~回復期の時期を中心に ─」をテーマに開催。座長を木戸保秀氏(松山リハビリテーション病院院長)が務めました。 [続きを読む]

医療・介護とまち・ひと・しごと ── 第24回日本慢性期医療学会⑥

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

第24回日本慢性期医療学会BLOG用原稿⑥

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム6は、「医療・介護とまち・ひと・しごと」をテーマに開かれました。人口動態の変化を見据えた医療提供体制の再構築などを提唱する大学教授、金沢市や富山市で医療・介護・福祉を基盤にした先駆的なコミュニティづくりなどに取り組む法人の代表者と医師が出席。当協会の安藤高朗副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

慢性期におけるリハビリテーションのあり方 ── 第24回日本慢性期医療学会⑤

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

慢性期におけるリハビリテーションのあり方 ── 第24回日本慢性期医療学会⑤

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の2日目のシンポジウム⑤は、「慢性期におけるリハビリテーションのあり方」をテーマに開かれました。地域で認知症のリハビリテーションに取り組んでいる大学教授やセラピスト、医師が講演し、慢性期リハビリテーション協会の橋本康子副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟と創る地域包括ケアシステム ── 第24回日本慢性期医療学会②

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等

地域包括ケア病棟と創る地域包括ケアシステム ── 第24回日本慢性期医療学会②

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会が10月27・28日の両日、金沢市内で開いた「第24回日本慢性期医療学会」の1日目のシンポジウム2(地域包括ケア病棟協会後援)は、「地域包括ケア病棟と創る地域包括ケアシステム」をテーマに開かれました。各地域で地域包括ケア病棟にかかわる3人の医師が講師を務め、同協会の猪口雄二副会長が座長を務めました。 [続きを読む]

その人らしい暮らしを支える 多職種協働 ── 第24回日本慢性期医療学会①

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

その人らしい暮らしを支える 多職種協働 ── 第24回日本慢性期医療学会①

 「慢性期医療と創る未来 ─医療・介護とまち・ひと・しごと─」をテーマに、日本慢性期医療協会は10月27・28日の両日、金沢市内で「第24回日本慢性期医療学会」を開催しました。学会長を日慢協の仲井培雄常任理事(地域包括ケア病棟協会会長)が務め、厚生労働省幹部や大学教授らを招いたシンポジウムが開かれました。学会初日のシンポジウム1は「その人らしい暮らしを支える 多職種協働」をテーマに開かれ、大学教授や作業療法士、歯科医師、看護師が参加。座長は池端幸彦副会長が務めました。 [続きを読む]

「地域」「予防リハ」を軸に5つのシンポジウム── 第3回慢性期リハ学会

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等

第3回慢性期リハ学会②シンポ

  日本慢性期医療協会が2月27・28日に神戸市内で主催した第3回慢性期リハビリテーション学会(学会長=木戸保秀・松山リハビリテーション病院院長)では、学会テーマである「地域」「予防リハビリテーション」を軸に5つのシンポジウムが開催されました。学会初日は、「地域」に関連した生活行為向上リハビリテーション、地域包括ケア病棟のリハビリテーション、認知症をテーマに取り上げ、2日目は「予防リハビリテーション」を中心に、がんリハや食支援などについて意見が発表されました。 [続きを読む]

リハビリテーションが在宅復帰の鍵を握る ── 第23回日本慢性期医療学会④

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会④

 第23回日本慢性期医療学会2日目の9月11日、「明るい長寿社会を創るにはリハビリテーションが必須! ~リハビリテーションが在宅復帰の鍵を握る~」と題するシンポジウムが開催されました。認知症を抱える高齢者を支える慢性期リハビリテーションに取り組む医師らが集い、早期の在宅復帰を目指すリハビリテーションのあり方を考えました。座長を慢性期リハビリテーション協会副会長の江澤和彦氏が務め、講演後のパネルディスカッションではシンポジストが「私たちがあきらめてはいけない」と力強く語りました。 [続きを読む]

地域包括ケア病棟、医療が変われば地域も変わる ── 第23回日本慢性期医療学会③

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会③

 平成26年度の診療報酬改定で新設され、制度発足1年半足らずで1,200超の病院が届け出た地域包括ケア病棟は今後どのような方向に進むのか──。9月10日の第23回日本慢性期医療学会で開催された3つめのシンポジウムは、「地域包括ケア病棟がこれからの暮らしをどう変えていくか~医療が変われば地域も変わる~」と題し、病院経営に関わる院長や看護部長らを交えて、現場の視点から現状や課題などについて議論しました。このたびの社会保障制度改革に大きな影響力を及ぼした有識者も参加し、地域包括ケア病棟の発展に期待を込めました。 [続きを読む]

急性期病院が機能アップを図るための戦略とは ── 第23回日本慢性期医療学会②

会員・現場の声 協会の活動等 官公庁・関係団体等 役員メッセージ

第23回日本慢性期医療学会②

 9月10日の第23回日本慢性期医療学会では、「急性期病院が機能アップを図るための戦略とは~急性期医療と慢性期医療の機能分担と連携を考える~」と題するシンポジウムが開催されました。シンボジストには、地域医療計画を担当する厚生労働省の幹部のほか、中央社会保険医療協議会(中医協)の分科会長らが出席。日本慢性期医療協会からは池端幸彦副会長が参加し、急性期医療と慢性期医療の連携や地域包括ケアシステムの構築に向けた課題などについて議論しました。 [続きを読む]

高度急性期から慢性期への最高のバトンタッチを ── 第23回日本慢性期医療学会①

会員・現場の声 会長メッセージ 協会の活動等 官公庁・関係団体等

第23回日本慢性期医療学会①

 日本慢性期医療協会は9月10、11日の両日、名古屋市内で「第23回日本慢性期医療学会」(学会長=小林武彦・医療法人愛生館小林記念病院理事長)を開催しました。学会初日に開かれた「シンポジウム1」では、厚生労働省の担当者や関係学会の幹部が一堂に会し、今後の医療提供体制のあり方などについて語り合いました。シンポジウムのタイトルは、本学会のテーマである「慢性期治療力を高めよう~高度急性期から慢性期への最高のバトンタッチを~」。座長は、兵庫県立大大学院経営研究科教授の小山秀夫氏が務めました。 [続きを読む]

慢性期リハビリテーションの重要性と展望 ── 第22回日本慢性期医療学会

会員・現場の声 協会の活動等 役員メッセージ

パネルディスカッション4

 日本慢性期医療協会が11月20、21日に熊本市内で開催した第22回日本慢性期医療学会(学会長=末永英文・医療法人財団聖十字会理事長)では、5つのシンポジウムと4つのパネルディスカッションが行われました。このうち、学会2日目(21日)のパネルディスカッション4「慢性期リハビリテーションの重要性と展望」の模様をお伝えいたします。 [続きを読む]

平成26年度第2回施設見学会のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

平成26年度第2回施設見学会のご報告

 平成26年10月18日(土)、今年度2回目となる施設見学会を開催いたしました。今回、施設見学会の会場となったのは、医療福祉多機能ビル南昌ケアセンターです。 [続きを読む]

【第36回】 慢性期医療リレーインタビュー 賀勢泰子氏

インタビュー 会員・現場の声

賀勢泰子先生

 徳島県の東北端に位置し、鳴門海峡を隔てて本州と結ぶ四国の東玄関をなす鳴門市は人口約6万人で、高齢化が急速に進んでいます。海沿いに立つ鳴門山上病院は、長年にわたり高齢者ケアに取り組み、「わたしも受けたいケア、わたしも利用したい施設。わたしたちは、それを目指します」の理念の下、地域のニーズに応えるケアネットワークを展開しています。同院の診療協力部長で薬剤師の賀勢泰子氏に、高齢社会を支える病院薬剤師の役割などについてお話を聞きました。 [続きを読む]

2013年日本慢性期医療学会・東京大会のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

慢性期医療学会東京大会

 2013年11月14、15日の2日間にわたり開催された第21回日本慢性期医療学会(学会長=武久洋三・日本慢性期医療協会会長、大会長=富家隆樹・医療法人社団富家会富家病院理事長)で行われた5つのシンポジウムの模様をお伝えいたします。 [続きを読む]

第8回慢性期ICU看護レベルアップ研修 開催のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

第8回慢性期ICU看護レベルアップ研修 開催のご報告

 平成25年11月2・3日、神奈川県のテルモメディカルプラネックスにおいて、第8回目となる慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。 [続きを読む]

第7回慢性期ICU看護レベルアップ研修 開催のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

オリエンテーションの様子

 平成25年7月27・28日、神奈川県のテルモメディカルプラネックスにおいて、第7回目となる慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。 [続きを読む]

【第29回】 慢性期医療リレーインタビュー 照沼秀也氏

インタビュー 会員・現場の声

照沼秀也氏(いばらき診療所理事長)

 「在宅医療は新しい日本人の価値をつくることができる。日本的な医療の価値をつくることができる」と話すのは、医療法人社団いばらき会・いばらき診療所理事長の照沼秀也先生。茨城県内を中心に在宅医療に取り組んでいます。余命2週間の在宅患者さんのベッドを家族で取り囲んで酒盛りをして、まるで「居酒屋」のように最期を過ごした経験などを振り返り、「日本の文化に基づいた日本の医療を在宅医療でつくっていきたい」と話します。 [続きを読む]

「日経CNBC 慢性期医療24時」をご覧下さい

会員・現場の声 協会の活動等

「日経CNBC 慢性期医療24時」

 平成25年4月17日に日経CNBCにて「慢性期医療24時~あすの医療を支える人々~」が放送されました。
 この番組では日本慢性期医療協会の会員病院5施設が紹介されました。
 チーム医療によって患者の社会復帰を目指すリハビリテーション病院、在宅医療に取り組む医師、地域で認知症の高齢者を支えるケアマネジャー、がん患者などを精神面からサポートする臨床心理士、そして高齢者だけではなく重度の障害がある寝たきりの患者を支える看護師など、様々な角度から慢性期医療最前線の現場での取り組みを収録しています。 [続きを読む]

【第27回】 慢性期医療リレーインタビュー 吉尾雅春氏

インタビュー 会員・現場の声

吉尾雅春氏(千里リハビリテーション病院副院長)

 「最近は機能分化が進んでいるため、急性期病院のスタッフたちは、患者さんが半年後、1年後にどうなるのか、全く分からない状況にある」と話すのは、大阪府の千里リハビリテーション病院の副院長で理学療法士の吉尾雅春氏。医療費を抑制するために長期入院の是正が進められている状況を指摘し、「機能分化は決して良い医療になっていない。お金のために犠牲になっている患者さんがいる」と訴え、社会的弱者を救うため日本慢性期医療協会の取り組みに期待を寄せます。 [続きを読む]

「第20回日本慢性期医療学会福井大会」のご報告(7) ─ シンポ4(介護療養病床)

会員・現場の声 協会の活動等

「第20回日本慢性期医療学会福井大会」のご報告(7) ─ シンポ4(介護療養病床)

 日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は11月14(木)、15(金)の両日、東京都港区台場の「ホテルグランパシフィック LE DAIBA」で、「第21回 日本慢性期医療学会・東京大会」(大会長=富家隆樹・日慢協常任理事、医療法人社団富家会理事長)を開催します。昨年の第20回福井大会では5つのシンポジウムが行われ、当ブログでは1~3までお伝えしました。東京大会が間近に迫る中、福井大会のシンポジウム4「介護療養型医療施設の今後を考える」の模様をお伝えします。座長を清水紘・日慢協副会長が務めました。 [続きを読む]

第6回慢性期ICU看護レベルアップ研修 開催のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

第6回慢性期ICU看護レベルアップ研修

 平成25年3月9日・10日の2日間にわたり、神奈川県秦野市のテルモメディカルプラネックスにて、第6回慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。

 参加者が取り組むトレーニングは、「病棟における急変対応」、「病棟における多重課題」、「在宅における救急対応」、「急変した患者の家族対応」、「フィジカルアセスメント」などのシナリオシミュレーションやロールプレイです。 [続きを読む]

「第20回日本慢性期医療学会福井大会」のご報告(6) ─ シンポ3(終末期)

会員・現場の声 協会の活動等

福井大会シンポ3

 「第20回日本慢性期医療学会福井大会」のシンポジウム3は、「人生の終末期を考える~在宅死vs.施設死の議論の中で」をテーマに行われました。座長を日本慢性期医療協会(日慢協)副会長の中川翼氏が務め、シンポジストとして長尾クリニック院長の長尾和宏氏、いばらき診療所理事長の照沼秀也氏、医療法人社団永生会統括看護部長の安藝佐香江氏が参加しました。各シンポジストのご講演要旨と意見交換の模様をお伝えします。 [続きを読む]

平成24年度施設見学会・大阪 開催報告

会員・現場の声 協会の活動等

千里リハビリテーション病院

 1月23日、今年度2回目となる施設見学会が、千里リハビリテーション病院(大阪府箕面市)で開催されました。
 11時45分に参加者24名が病院のロビーに集合。見学プログラムには、正午から16時30分まで、病棟見学および理事長・橋本康子先生、副院長・吉尾雅春先生によるプレゼンテーションが組まれていました。 [続きを読む]

第5回慢性期ICU看護研修 開催のご報告

会員・現場の声 協会の活動等

第5回慢性期ICU看護研修

 平成24年10月13日・14日の2日間にわたり、神奈川県秦野市のテルモメディカルプラネックスにて、第5回慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。 [続きを読む]

慢性期医療の質をどう担保する?

会員・現場の声

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 脳卒中や心筋梗塞などを発症して急性期病院で治療を終えた後、その受け皿となる慢性期医療の質が担保されていることは患者さんにとって重要です。

 いまや、慢性期医療は「Post Acute Therapy(PAT)」として、急性期医療を支える重要な医療であり、質の確保、評価などが大きな課題です。今後、慢性期医療の質をどのように評価し、どう担保していくべきでしょうか? [続きを読む]