療養病床でも重症患者の治療
「療養病床」という言葉を聞くと、治療の必要性が少ない患者さんを寝かせている病床だと勘違いする人はいませんか?
日本慢性期医療協会の常任理事で、医療法人錦秀会(大阪府大阪市)理事長の籔本雅巳氏は、「医療療養病床においても悪性腫瘍から神経難病まで幅広く対応しており、現在DPCが広く適用されている急性期病院からの受け皿として、かなり重症の患者の治療に当たっている」と言います。
日本慢性期医療協会の機関誌(JMC)の2011年10月号「論壇」に掲載された「日本慢性期医療協会の現実に即した提言に期待~長期急性期病床の制度化の必要性~」(籔本雅巳氏)をご紹介します。
2011年7月22日