第5回慢性期ICU看護研修 開催のご報告

平成24年10月13日・14日の2日間にわたり、神奈川県秦野市のテルモメディカルプラネックスにて、第5回慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。
参加者が取り組むトレーニングは、「病棟における急変対応」、「病棟における多重課題」、「在宅における救急対応」、「急変した患者の家族対応」、「フィジカルアセスメント」などのシナリオシミュレーションやロールプレイです。また、フォローアップ研修として、前回開催時の参加者がファシリテーターや患者家族役として参加しているのも本研修の大きな特長です。
今回の研修では、研修委員会副委員長の藤﨑剛斎先生(国分中央病院理事長)が全体のコーディネーターを務められました。
藤﨑先生はオリエンテーションの中で、「急性期に準ずる治療機能を担っていくためには、慢性期ICU(Intensive Care Unit)の意味をよく踏まえ、チーム医療の構築につなげていく必要がある」とのメッセージを送られました。
トレーニングを終えた参加者からは、「ロールプレイング、シミュレーションがメインで、座学よりも頭に入り、体でも学習することができました」、「在宅など、普段行っていない内容も体験でき、病棟業務に活かせることがありました」、「ストレスを感じた研修でしたが、そのストレスがよい刺激になると感じる研修でした」など、たくさんのコメントが寄せられました。
次回、第6回慢性期ICU 看護研修は、平成25 年3月9・10日に開催を予定しています。皆様のご参加をお待ちしています。

2012年10月15日