第8回慢性期ICU看護レベルアップ研修 開催のご報告

平成25年11月2・3日、神奈川県のテルモメディカルプラネックスにおいて、第8回目となる慢性期ICU看護レベルアップ研修が開催されました。
研修のコーディネーターは、研修委員会副委員長の藤﨑剛斎先生(国分中央病院理事長)が務められました。藤﨑先生は、「これからの慢性期医療では、手術後1週間や心筋梗塞などといった高度急性期後の患者に対応する、長期急性期の機能が求められる。今回の研修を糧に様々な状況を想定して、今後の業務に取り組んでほしい」と、受講生にエールを送られました。
受講生の研修に対する主な感想は下記のとおりです。
* 臨床に近い環境でシミュレーションを実施することができ、緊張しながらも思考回路をフル回転させて取り組むことで、チームで連携することなどたくさんの学びがあった。
* 人見知りのため不安だったが、2日間でグループのメンバーと仲間になることができ、とても感動しています。
* 全てのトレーニングが現場で即実行できる内容であり、非常に緊張しながらも楽しく研修に臨むことができた2日間でした。
* 今までに受けた様々な研修の中で、一番充実していると感じた研修でした。
また、前回のレベルアップ研修の受講生が、フォローアップ研修としてファシリテーターや患者役として参加しているのも本研修の大きな特長です。「レベルアップ研修とフォローアップ研修に参加したことは、看護師としてだけでなく、人間的にも成長できたと感じます」といった感想をはじめ、多くのコメントが寄せられました。
次回、第9回慢性期ICU看護レベルアップ研修は、平成26年3月8・9日に開催の予定です。皆様の奮ってのご参加をお待ちしています。

2013年11月4日