日病協「第109回代表者会議」 出席のご報告

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日病協「第109回代表者会議」 出席のご報告

 平成25年11月22日(金)に、日本病院団体協議会第109回代表者会議が開催されました。11病院団体から計17名が出席し、当会からは武久洋三会長(代表者会議議長)、中川翼副会長、安藤高朗副会長の3名が出席いたしました。
 
 会議の冒頭、6年間中医協委員として活躍された西澤寛俊氏(全日本病院会会長)と、中医協委員を引き継いだ長瀬輝諠氏(日本精神科病院協会副会長)より、挨拶が行われました。
 
 会議では、11月22日までに開催された中医協総会や部門会、関連する分科会、日病協・第99回診療報酬実務者会議、日病協のあり方ワーキンググループへの諮問事項について、報告・議論がなされました。
 
 10月30日に開催された中医協総会にて取り上げられた「診療報酬基本問題小委員会の今後の在り方(案)」について、委員の人数を減らす提案がされています。「委員会に病院団体が参加できなくなる可能性があることが懸念される」、「病院にとってプラスとなるような発言をしていかなければ、日病協としての意味がない」などの意見が交換されました。
 
 議論の中で、看護師の月平均夜勤時間の72時間制限について中医協で扱うよう、要望が出されました。武久会長は「72時間制限はわれわれの共通課題である。一般病棟入院基本料を算定する病棟で制限を超過すると特別入院基本料に落ちてしまうのは、あまりにもペナルティが大きすぎる」とコメントし、中医協での議論を要望しました。

 また、万代恭嗣氏(日本病院会常任理事)は平成26年度診療報酬改定に対する二号側委員の意見を配布し、代表者会議の委員に意見を求めました。

 日病協からの中医協委員候補者の選出方法について、日病協のあり方検討ワーキンググループで検討されることが決まりました。ワーキンググループは12月26日(木)に開催されます。
 日病協議長の選任方法やその権限については、次回(12月20日・金)の代表者会議にて検討を行います。
 

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