「第2回認知症ケア研修会」を開催

協会の活動等

花咲く風景-061

 この日は、順天堂大医学部准教授の柴田展人氏が「認知症の診断と治療」について講義した後、千葉市の総泉病院ウェルエイジングセンター長の高野喜久雄氏らが「BPSD」(認知症の行動・心理症状)や、その対策の1つである「思い出療法」(回想法)について説明しました。

 また、介護老人保健施設「港南あおぞら」医学マネジメント部部長の田中義行氏が「今から実践できる認知症ケア」と題して具体的なケースを挙げながら認知症患者への対応策を示し、1日目は終了しました。明日の2日目は、グループディスカッションを中心に開催される予定です。

 日慢協によると、「認知症ケア研修会」は日本認知症ケア学会の認知症ケア専門士単位認定事業として認められています。認知症ケア専門士は、資格更新時に本研修会の「修了証」を日本認知症ケア学会に提出すれば、「認知症ケア専門士単位」(2単位)が認められます。また、「慢性期医療認定病院」の更新要件として4単位が加算されます。【新井裕充】
 

 

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