日本病院団体協議会第105回代表者会議 出席のご報告

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日本病院団体協議会第105回代表者会議 出席のご報告

 平成25年8月23日(金)に、日本病院団体協議会第105回代表者会議が開催されました。出席者は18名で、当協会からは武久洋三会長(代表者会議議長)、中川翼副会長、安藤高朗副会長、池端幸彦副会長の4名が出席いたしました。
 
 会議では、8月21日までに開催された中医協の総会や関連部門会、日病協・第96回診療報酬実務者会議について報告・議論が行われました。その後、西澤寛俊先生(全日本病院協会会長)の後任となる中医協委員候補者の選出について意見交換が行われました。
 
 日病協・第96回診療報酬実務者会議については、武久会長(日病協議長)と診療報酬実務者会議委員長の猪口雄二先生(全日本病院協会副会長)により、平成25年8月9日に日病協・平成26年度診療報酬改定要望書が木倉敬之厚生労働省保険局長へ提出されたことが報告されました。診療報酬実務者会議では、今後も引き続き平成26年度診療報酬改定へ向けた取り組みが行われることになりました。
 
 西澤寛俊先生(全日病会長)の後任となる次期中医協委員候補者の選出について、現在の推薦状況が報告されました。当会の池端副会長、猪口雄二先生(全日病副会長)、小山信彌先生(日本私立医科大学協会病院部会担当業務執行理事)、関健先生(日本医療法人協会副会長)、長瀬輝諠先生(日本精神科病院協会副会長)の5名が被推薦者として紹介されました。猪口先生については全日病の他、国立大学付属病院長会議、全国自治体病院協議会、日本病院会の3団体からも推薦を得ました。
 
 その後、候補者を推薦した団体による被候補者の紹介と、被推薦者による自己紹介が行われました。
 当会から中医協委員候補に推薦された池端副会長について、中川副会長は「地域包括ケアが注視されている中、医療・介護・福祉のバランス感覚に非常に優れているため、中医協にとっても大きなプラスになることが推薦の大きな理由」と、推薦理由を話されました。
 池端副会長は、「福井県で在宅療養支援病院を核に地域包括ケアを行っている。日本の医療を方向付ける場でも、地域包括ケアを話題とする時代になった。日慢協や県医師会・日医等で得た知識.経験を元に、持ち味のバランス感覚、チャレンジ精神で臨みたい。中医協委員候補になった際には、地域性を鑑みながら、それぞれの立場を拝聴した上で、万代委員と共に日病協の発展は元より、日本の医療の発展・充実、更には国民1人1人の幸せの為に頑張る覚悟なので、是非ご支援をお願いしたい。」と、中医協委員に懸ける思いを話されました。
 
 候補者の決定について武久会長は「次回の代表者会議には候補者を決めなければならない。11団体が集まっているということを活かすためにも、何人も候補者を併記することは避けたい。そこで、四病協の加盟団体は候補者を四病協の中で1人に絞ってはどうか。また、推薦を取り下げる団体は事務局に連絡してほしい」と話されました。中医協委員候補者を推薦した各団体が協議を行うことが、次回までの課題とされています。
 
 次回の代表者会議の開催は、平成25年9月27日(金)に予定されています。
 
 

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