日本長期急性期病床LTAC研究会(仮称) 第1回発起人会開催のご報告

協会の活動等

日本長期急性期病床(LTAC)研究会(仮称)の発起人

 平成25年4月15日、日本長期急性期病床(LTAC)研究会(仮称)の発起人会が東京研修センターで開催されました。
 
 LTAC(Long Term Acute Care)は、アメリカにおける急性期後のケア段階の一つとして位置づけられており、重症度が高く医師の介入・関与が頻回に必要、24時間体制の高度な看護ケアが必要、25日以上の在院が必要といった状態の患者がLTAC病院の対象患者となります。
 
 日本は、これからも高齢化が進行し、2025年にそのピークを迎えます。2025年には、医療・介護を必要とする人は約750万人、年間死亡者数は約160万人となり、これらの国民ニーズに応えるには、急性期から慢性期へのスムーズな流れを早急に築くことが必要です。
 
 そこで、急性期治療後のPAC(Post Acute Care)機能の充実や、在宅療養中の慢性期患者の急性増悪に対応できる病床の整備に向け、高度急性期病院や慢性期病院の現場を指揮されている先生方、有識者の先生方16名が発起人となり、日本長期急性期病床(LTAC)研究会(仮称)の第1回発起人会を開催致しました。
 
 初会合となった4月15日の発起人会には12名が出席し、日本長期急性期病床(LTAC)研究会(仮称)の今後の活動についての検討が行われました。
 

日本長期急性期病床(LTAC)研究会(仮称) 役員(案)(敬称略・五十音順)

(会 長)
     上西 紀夫  公立昭和病院 院長

(副会長)
     有賀 徹   昭和大学病院 病院長・救急医学講座 教授
     池端 幸彦  医療法人池慶会 池端病院 理事長
     定光 大海  独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
            救命救急センター診療部長

(幹 事)
     片岡 善彦  徳島県病院局 徳島県病院事業管理者
     川渕 孝一  東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
            医療経済学分野教授
     小山 信彌  東邦大学医学部 特任教授
     小山 秀夫  兵庫県立大学大学院経営研究科 教授
     堺  常雄  一般社団法人 日本病院会 会長
     副島 秀久  社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 院長
     高橋 泰   国際医療福祉大学医療福祉経営専攻 医療経営管理分野教授
     田中 滋   慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
     土井 章弘  財団法人操風会 岡山旭東病院 院長
     武藤 正樹  国際医療福祉大学大学院 教授

(監 事)
     岡田 玲一郎  社会医療研究所 所長
     武久 洋三   一般社団法人 日本慢性期医療協会 会長
 

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