第82回診療報酬実務者会議 出席のご報告

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第82回診療報酬実務者会議

 平成24年6月13日(水)、日本病院団体協議会「第82回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体19名で、当会からは理事の伊豆敦子先生が出席されました。
 主要な議題としては、中医協 診療報酬基本問題小委員会で行われた入院基本診療料の検討についての報告が行われました。各団体から入院基本診療料についての意見を募り、本格的な議論の開始に先立ち実務者会議としての意見をまとめていく方針が定められました。

 同じく中医協 費用対効果評価専門部会についての報告と意見交換も行われました。費用対効果という概念の医療への導入は、例えば高齢者の透析治療のような診療行為を否定する結論にも繋がりかねないとし、基本診療料の検討とあわせ意見集約を行っていくこととなりました。

 また、基本診療料の検討に関する話題提供として、東邦大学医学部 長谷川友紀教授によるプレゼンテーションが行われました。主に米国の診療報酬についての解説が行われ、P4P(Pay for Performance)という医療の質に対する報酬制度や情報公開による質の評価といった取り組みが紹介されました。

 次回の開催は7月18日(水)に予定されています。
 

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