第2回在宅医療認定医講座 開催のご報告
平成25年4月13日(土)、14日(日)に「第2回在宅医療認定医講座」(全6日間)が始まりました。本講座は日本の医療・介護提供体制において今後大きな役割を担っていくであろう「在宅医療」に焦点をあてた研修会で、第1回講座が昨年9月から11月にかけて行われました。在宅医療のスペシャリストの養成を目的として、在宅医療に関わる各分野から著名な講師をお招きしています。
第2回となる本講座では北海道から沖縄まで全国から定員を超える140名の方が参加され、キャンセル待ちが出るほど注目度が高く、2日間にわたる講座は参加者の熱意があふれる研修会となりました。
本講座は、4月に続いて5月・6月にも行われ、全6日間24単位を修了した参加者には、在宅医療認定医講座修了の「認定証」が授与されることになっています。
4月に行われた講義と講師は以下の通りです。
13日(土)
・ 在宅療養支援病院の実際
講師:池端幸彦 先生(池端病院理事長)
・ 在宅医療における訪問リハビリテーションの実際
講師:木戸保秀 先生(松山リハビリテーション病院院長)
・ 望ましい医療・介護体制と在宅政策
講師:大島伸一 先生(国立長寿医療研究センター総長)
・ 地域包括ケアシステムを支える慢性期医療の役割
講師:田中滋 先生(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)
14日(日)
・ これからの在宅医療政策
講師:武久洋三先生(博愛記念病院理事長)
・ 在宅医療を支えるための医師と訪問看護との連携
講師:山崎摩耶先生(前衆議院議員、元日本看護協会常任理事)
・ 日本の医療提供体制の今後の方向性
講師:小山秀夫先生(兵庫県立大学大学院経営研究科教授)
・ 在宅療養支援診療所の医療の実際~皮膚疾患の管理~
講師:田口佳代子先生(いばらき診療所医師)
2013年4月15日