第81回診療報酬実務者会議 参加のご報告
平成24年5月16日、日本病院団体協議会「第81回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体18名で、当会からは常任理事である池端幸彦先生と、新規委員として理事の伊豆敦子先生が出席されました。
主要な議題としては、中医協 診療報酬基本問題小委員会で行われた入院基本診療料の検討について報告が行われました。エビデンスのある入院基本料の設定はかねてよりの日病協の要望であるとし、実務者会議からも引き続き意見を発していく方針が確認されました。
また、平成24年度診療報酬・介護報酬改定に対する疑義について話し合われました。特に超重症児(者)・準超重症児(者)入院診療加算について、障害者病棟・特殊疾患病棟と比較しつつ制度の疑問点・矛盾点について議論が行われました。日病協全体の意見として、「平成24年度改定には問題が残されている」とし、引き続き疑義について検討、発信していく運びとなりました。
当会の池端幸彦先生は、特に障害者病棟を代表する団体が実務者会議11団体に含まれていないことについて触れ、参加団体各位に障害者病棟の意見を反映していくよう働きかけました。
2012年5月16日