日病協「第142回代表者会議」出席のご報告

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日病協「第142回代表者会議」出席のご報告

 平成28年9月2日(金)、日本病院会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第142回代表者会議」が開催されました。参加者は13団体24名で、当会からは中川翼副会長が出席いたしました。
 
 会議のはじめに中医協委員の万代恭嗣先生より中医協の総会ならびに薬価専門部会の報告が行われました。
 中医協報告では現在議論となっている高額な薬剤への保険収載について、特定の薬剤を対象に、次期改定までに再算定を行って特例の期中改定を行なうか、次期改定までの間はガイドラインを設けて対応するかという、薬価制度の議論についての報告が重点的に行われました。
 
 委員からは、当初の平成30年に改定をするべきという意見と期中改定に賛成する意見、使用ガイドラインを策定することに賛成する意見がそれぞれ出されました。
 また本議論については従前より薬価の審議過程が不透明なことに対して、意見を広く求めるような方法や透明性のある決め方を検討していただきたいという意見も多くの委員から出されました。
 議論の最後に、代表者会議議長の神野正博先生より薬価の改定議論についは今後も代表者会議で議論を行っていきたい、との意向が示されました。
 
 続いて第132回診療報酬実務者会議の報告が診療報酬実務者会議委員長の原澤茂先生(代表者会議副議長)より行われました。報告では日病協の所属団体の会員病院に行った「一般病棟における入院基本料の動向調査」の調査結果について、次回の代表者会議の際に報告するように実務者会議でつめていくという報告が行われました。
 また機能評価係数Ⅱの「救急医療指数」と「重症度指数」の相関についての調査結果が報告されました。

 その後、神野正博先生より日本専門医機構の社員総会ならびに理事会についての報告などが行われました。
 

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