日本病院団体協議会第103回代表者会議 出席のご報告

協会の活動等 官公庁・関係団体等

日本病院団体協議会第103回代表者会議 出席のご報告

 平成25年6月24日(月)に、日本病院団体協議会第103回代表者会議が開催されました。出席者は16名で、当協会からは武久洋三会長(代表者会議議長)、中川翼副会長、安藤高朗副会長の3名が出席いたしました。

 会議では、6月21日までに開催された中医協の総会や関連する部門会、日病協・第94回診療報酬実務者会議、日病協・第2回日病協のあり方検討ワーキンググループについて報告・議論がなされました。

 入院医療等の調査・評価部門会については、同会に委員として出席されている武久会長から、一般病棟入院基本料の見直しについての影響や特殊疾患病棟、障害者施設等から療養病棟に転換した場合の経過措置の実態、診療報酬点数の加算項目に関する簡素化の検討について報告がなされました。
 経過措置の実態について、中川副会長が「自施設には医療区分3の患者で経過措置を利用している例が複数あるが、資料では「0.0%」と表記されている」と指摘したところ、武久会長からは「調査対象はアトランダムに抽出されており、同患者の割合は小数点以下2桁台であった」と説明がされました。

 第94回診療報酬実務者会議の報告では、全団体から平成26年度診療報酬改定への要望事項が提出されたため、現在最終の調整を行っており、次回の代表者会議にて報告がなされることが報告されました。

 第2回日病協のあり方検討ワーキンググループについては、座長を務められている末永祐之先生(日本病院会副会長)から報告が行われました。これまでの会議で大まかな方向性が示されたため、次回を最終とし、答申を提出する予定であることが報告されました。

 前回の第102回代表者会議で出された検討課題については、意見を提出した団体からそれぞれ説明が行われました。当会からの意見については、安藤副会長が説明をされました。

 会議の最後に武久会長は、「中医協の様々な下部組織が、次期診療報酬改定に向けて活動している。厚労省のホームページに掲載されていない資料もあるため、資料があれば提供していただき情報を共有したい」と話されました。

 次回の代表者会議の開催は平成25年7月26日(金)に予定されています。
 

この記事を印刷する この記事を印刷する

« »