在宅療養家族講座 開催のご報告
日本慢性期医療協会では、平成24年9月より「在宅医療認定医講座」をスタートし、地域医療の一層の充実にむけた活動を展開しています。在宅医療においては、医療・介護サービスのレベルアップはもとより、患者ご家族の理解を欠かすことはできません。
在宅療養家族講座は、在宅医療に携わっている医師、看護師等が在宅での療養・介護に必要な基本的知識や技術を、実技を含めて分かりやすく患者ご家族に身につけていただくことを目的として、11月25日(日)に大阪、12月15日(土)には東京の2会場で開催されました。
参加者は、実際に在宅で療養をしているご家族や患者ご本人、ケアマネジャーやヘルパーなどで、大阪会場には85名、東京会場には52名が参加しました。
在宅療養に対する知っておくと便利な知識や慢性期医療についての講義、そして、在宅療養で行われる移乗や痰の吸引の実演など、様々な器具・人形を交えた実習はいずれも好評で、参加者からは「実際に体験することもでき、とても参考になりました。」「家族向けの講座なのでわかりやすく、専門用語も噛み砕いて説明され、良い研修であると感じました。」などの感想が寄せられました。
2012年12月16日