日病協「第2回 診療行為に関連した死因究明制度等に係るワーキンググループ」 出席のご報告

協会の活動等

第2回 診療行為に関連した死因究明制度等に係るワーキンググループ

 平成24年10月5日、全日本病院協会にて、「診療行為に関連した死因究明制度等に係るワーキンググループ」再編後2回目の会合が行われました。当会からは中川翼副会長ならびに桑名斉常任理事が出席されました。
 
 まず、本ワーキンググループの名称について幾つかの案の提出と議論が行われましたが、代表者会議にて正式名称が決定されることとなりました。

 主要な議題としては、医療事故調査制度について各団体の現時点での意見と調査手順案がフローチャートで示され、盛んな議論が交わされました。
 院内事故調査委員会の設置といった大筋の調査手順については各団体で意見の一致を見たものの、原因究明・再発防止と、患者家族への対応のどちらに力点を置くかについては意見が分かれました。

 今回交わされた意見をもとに、日本医師会が現在進めている医療事故調査についての案文なども参考としつつ、医療団体としての意見統一を目指していくこととして、今回のワーキンググループは終了となりました。
 

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