「第16回被災者健康支援連絡協議会」出席のご報告

協会の活動等

花咲く風景-094

 平成24年10月1日、日本医師会館にて「第16回被災者健康支援連絡協議会」が開催されました。参加者は18組織35団体37名で、当協会からは常任理事の桑名斉先生が出席いたしました。

 まず協議会から復興大臣ならびに厚生労働大臣に宛て「東日本大震災被災者支援に関する平成25年度政府予算及び税制改正に向けての要望書」が提出されたこと、また文部科学大臣・厚生労働大臣・復興大臣の三大臣から協議会に向けて謝辞ならびに支援継続の要望書が届いたことについて報告がありました。

 各団体支援活動の経過報告の後、顧問の足立信也氏(民主党参院議員)から「協議会の報告では被災地の医師不足問題は解消されつつあるが、マスコミの報道内容とはギャップがあり、協議会で拾えていない声があるかもしれない」との問題提起がなされ、引き続き情報収集を密にしていくこととなりました。

 また、協議会を通じて各団体から集められた「被災者健康支援の問題点の抽出」の一覧を冊子とし、これからの災害対策に使用することについて各団体が承認を行いました。

 前回話し合われた被災児童のメンタルケアの問題については精神科医の派遣状況を明確化することを方針とし、今回の協議会は終了となりました。

 次回の開催は、12月10日を予定しています。
 

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