日病協「第117回診療報酬実務者会議」出席のご報告

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日病協「第117回診療報酬実務者会議」出席のご報告

 平成27年5月18日(水)、全日本病院協会にて日本病院団体協議会(日病協)の「第117回診療報酬実務者会議」が開催されました。参加者は11団体21名で、当会からは池端幸彦副会長と矢野諭常任理事が出席いたしました。
 
 会議ではまず実務者会議委員長の猪口雄二先生から、前回議題となった選定療養への要望について、新規導入の提案として「紹介状なしで大病院を受診する場合の定額負担の除外事例の導入」、「自院の救急車等の車両を用いた患者搬送にかかる交通費・医師等の同乗費」の二項目を、既存の選定療養の見直し意見として「ヘリコバクターピロリ菌の3次除菌」、「腫瘍マーカーの範囲拡大」の二項目、計4項目の提案・意見を厚生労働省に提出したことが報告されました。
 
 その後、中医協の定例報告があり、万代恭嗣先生から中医協総会、診療報酬改定検証部会の報告が行われ、小山信彌先生から中医協DPC評価分科会の報告が行われました。
 
 次いで平成28年度診療報酬改定に関する各団体からの要望の確認が行われました。
 
 最後に、本年10月に中医協委員の2年の任期を迎える万代恭嗣先生(日本病院会常任理事、2期目)と長瀬輝諠先生(日本精神科病院協会副会長、1期目)について、日病協から次期委員候補者として誰を推薦するかが討議されました。
 
 日病協からの中医協委員候補者の推薦は、診療報酬実務者会議から候補者を挙げ、代表者会議で決定するという取り決め事項があり、従来の委員(3期目まで)ならびに各団体からの推薦候補者の中から2名推薦を行うこととなっております。
 討議の結果、実務者会議として2名の推薦候補者が決まり、5月29日に開催する代表者会議に提案することとなりました。
 
 次回の診療報酬実務者会議は平成27年6月17日(水)に行なわれる予定です。
 

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