第593回中医協総会 出席のご報告

協会の活動等 審議会

2024年8月7日の総会

 厚生労働省は8月7日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=小塩隆士・一橋大学経済研究所教授)総会の第593回会合を都内で開催し、当会から池端幸彦副会長が診療側委員として出席した。

 総会の議題は7項目で、審議事項(議題1~6)は全て承認された。議題2(医薬品の新規薬価収載等)では、マダニが媒介するウイルス感染症の治療薬として、抗インフルエンザ薬「アビガン錠」の保険適用が承認された。
.

00_議事次第

.

 報告事項の議題7(再生医療等製品)では、診療側から「再生医療等製品の条件及び期限付承認の在り方については、保険適用の在り方についても、その結果等を踏まえて将来検討が必要になる」(日医)、「条件及び期限付承認された品目の取扱いや運用方法を含めた検討が必要」(日薬)との意見があった。

 支払側(健保連)も「条件及び期限付承認の薬事制度を否定するものではないが、保険上の取扱いについては検討する余地があることを改めて指摘させていただきたい」と述べた。
.
この記事を印刷する この記事を印刷する


« »