第1回介護現場革新会議
平成30年12月11日に、厚生労働省老健局高齢者支援課の主管により「第1回介護現場革新会議」が開催された。委員には、全国老人福祉施設協議会、全国老人保健施設協会、日本医師会、日本認知症グループホーム協会、そして当会の5団体からそれぞれ会長と副会長等の2名が委員に就任し、当会からは武久洋三会長と池端幸彦副会長が委員として第1回会議に出席した。
本会議の主旨は、高齢化の進展や生産年齢人口の減少に伴い、介護の人材を将来的にどう確保していくべきかについて検討すること。
武久会長からは、医療分野における介護の必要性、中高年者に准看護師の道を開くこと、介護人材の確保・定着・育成の重要性が述べられた。池端副会長からは、看護師のこれまでの道を顧みても、介護人材の確保には待遇と地位の両方の向上が必要であること、医療と介護の連携の時代は過ぎ、既に統合の時代になっていることなどが述べられた。
本会議では、年度内に数回の検討を重ね、今後の介護人材対策の方向性についてまとめられる予定である。
(会議は非公開)
2018年12月12日