日病協「第143回診療報酬実務者会議」 出席の報告

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日病協「第143回診療報酬実務者会議」 出席の報告

 平成29年7月12日(水)、日本病院団体議会(日病協)の「第143回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。

 議題は下記の通りです。

(1)日病協代表者会議報告
(2)中医協報告
(3)平成30年度診療報酬改定に関する要望書(第2弾)について
(4)その他

 今回の会議では中医協報告として、DPCデータ、NDBデータ、レセプトデータについての議論と、平成30年度診療報酬改定に関する要望書(第2弾)についての議論が中心となりました。

・平成30年度診療報酬改定について
 平成30年度診療報酬改定要望書(第2弾)についての議論があり、要望書提出までのスケジュールと要望の大枠が主な議題として話し合われました。

 要望書提出のスケジュールについては10月の実務者会議までの間で内容を議論し、10月の代表者会議で取りまとめる予定です。要望の大枠については「急性期」「地域包括ケア」「慢性期」「精神」の4つを柱として議論することとなり、今回は「急性期」と「地域包括ケア」についての議論が行われました。急性期では7対1、地域包括ケア病棟ではポストアキュート、サブアキュートの機能について話し合われました。

 なお、診療報酬改定の議論は中医協で進んでいるものの、平成29年度の調査結果が出ていないため、本格的な議論は調査結果が出てから細かい議論が始まると考えられます。
 
 次回、8月16日の第144回診療報酬実務者会議では要望書第2弾に含める急性期、地域包括ケア病棟について議論される予定です。
 

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