【書籍紹介】「わたしがもういちど看護師長をするなら」(坂本すが著)
![坂本すが・日本看護協会会長](http://manseiki.net/wp-content/uploads/2012/08/a79b8c2f64b8ea959c0dd93d6858da09-550x296.jpg)
日本看護協会の坂本すが会長が昨年8月、「わたしがもういちど看護師長をするなら」という本を医学書院から出版されました。慢性期医療の現場に携わる看護管理者をはじめ、多くの医療関係者や患者さんに読んでいただきたいと考え、ご紹介いたします。
坂本会長は、ご著書への思いを次のように語ってくれました。
■ 出会いを大切に
この本は、私が日本看護協会の会長になる前に書いたものです。看護師長らは、その立場になって初めて遭遇することがたくさんあります。私自身がそうであったように、その時々、その場面でいろいろと悩み、考えることがあります。現場で、多くの管理者がぶつかる問題や悩みについて、私自身の経験を振り返りながら書きました。
この本に書かれていることは、私自身が歩んできた道です。すべて私の経験に基づくものですので、何らかの理論があるわけではありません。根底にあるのは、患者さんや職場で出会った仲間たちを大切にするという思いです。
一つひとつの出会いを大切にしてほしい。私は、これまでの看護人生の中でいつもそんな気持ちを持ち続けてきたと思います。ぜひ、みなさんも出会いを大切にしてほしい、そんな思いを込めてこの本を書きました。多くの方々に読んでいただけたら幸いです。
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2012年8月9日