第15回被災者健康支援連絡協議会 出席のご報告
平成24年7月30日、日本医師会館にて第15回被災者健康支援連絡協議会が開催されました。当協会からは、常任理事である桑名斉先生が出席いたしました。
今回の会議では、岩手・宮城・福島・茨城4県の医師会長や医療関係者を交えたテレビ会議が行われ、被災地の方と直接の意見交換が行われました。被災地からはメンタルケア専門の医師の不足、特に子どもに対するストレスケアが十分に行き届いていないという現状が報告され、関係団体に応援を求める旨が述べられました。
その他、長期派遣看護師の住居確保の困難、医療機関の廃院・休院による医療資源不足、補助金申請方法の簡略化といった問題について討議が行われました。
現地からの要望に対しては、要望内容を具体化したうえで、引き続き国と関係団体とで支援を行っていくこととし、会議は終了となりました。
次回の開催は10月1日を予定しています。
2012年7月30日