第11回被災者健康支援連絡協議会 出席のご報告

協会の活動等

 平成23年12月12日、日本医師会館にて第11回被災者健康支援連絡協議会が開催され、当協会からは、常任理事で、災害対策副本部長を務める富家隆樹先生が出席した。

 今回は、厚労省の藤田一枝・政務官も出席され、挨拶の中で、「原中勝征先生(日本医師会会長)が言われるとおり、本協議会の活動は、東日本大震災のみならず、今後わが国で起こりうる災害について、いち早い支援を可能とするネットワークとして期待されている」と述べられた。

 また、厚労省の唐澤剛・大臣官房審議官より、医療従事者の派遣にあたっては、被災者健康支援連絡協議会の派遣システム(http://shinsai-shien.ncc.go.jp/)によってマッチングを行えば、派遣にかかる旅費や人件費について、個別に県と調整することなく、地域医療再生基金を活用することができる、と説明された。

 日本医師会の石川広己・常任理事からは、日本医師会災害医療チームJMATⅡの活動状況について報告され、精神科および小児科へのサポートの必要性が高まっているとのことであった。

 次回、年明け1月の開催では、仮設住宅への支援などを中心に議論される予定。
 

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