平成23年度視察研修が開催されました

協会の活動等

 道路渋滞の影響で、予定より30分遅れて14時30分にふじみ野市の富家病院に到着。

 特別養護老人ホーム大井苑の玄関に入り、すぐに目に入ったのは、掲げられた「慢性期医療認定証」「医療介護福祉士認定証」の数々! 

 普段現場に携わることのない事務局としては、現場との連続性を感じることができる貴重な体験でした。

 日慢協のアンケートでは100床あたり年間約140万円であった職員研修費用を、富家病院(200床)では職員の教育に年間約1,500万円を充てているとのことです。

 まず、理事長の富家先生から、「されたい医療 されたい看護 されたい介護」の理念についてのご説明がありました。とくに、利用者の方々のお写真が、亡くなられた後も取り外されることなく掲げられる「物語の階段」のお話しは、参加者の胸に強く迫ったように思います。富家先生は、ご家族の方が一周忌などの際にお立ち寄りいただき、思い出話しができる場になれば、とお考えとのこと。富家先生のお母様のお写真も残されているそうです。ナラティブホスピタルに取り組んでいるということが臨場感をもって伝わってくるお話しでした。
 

  
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