平成23年12月16日に日本病院団体協議会第86回代表者会議が開催された。参加者は11団体の代表者からなる18名で、当会からは武久洋三会長および安藤高朗副会長が出席した。

　会議では11月30日から12月16日までに開催された「中医協」および「診療報酬調査組織・DPC評価分科会」の報告が行われた。出席者より、2次救急・3次救急に関する議論では、3次救急病院に搬送される患者のうち、多くは2次救急病院でも処置や診断が可能ではないかという意見も出された。

　武久会長からは「2次救急に尽力している病院の評価を」、安藤副会長からは「介護では地域加算がつくのに対し、医療には地域加算がつかない。フェアな評価体系を」との発言がなされた。

　次回は1月27日に開催が予定されている。