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日病協「第144回 診療報酬実務者会議」 出席の報告

Posted By araihiro On 2017年8月17日 @ 3:30 PM In 協会の活動等,官公庁・関係団体等,役員メッセージ | No Comments

 平成29年8月16日(水)、日本病院団体協議会(日病協)の「第144回 診療報酬実務者会議」が開催されました。当会からは池端幸彦副会長(診療報酬実務者会議委員長)ならびに矢野諭常任理事が出席いたしました。

 議題は下記の通りです。

(1)日病協代表者会議報告
(2)中医協報告
(3)平成30年度診療報酬改定に関する要望書(第2弾)について
(4)その他

 今回の会議では(3)「平成30年度診療報酬改定に関する要望書(第2弾)について」の議論が中心となりました。

 要望書では「急性期関連」、「地域包括ケア病棟・病床関連」、「精神科病床関連」、「慢性期関連」、「医療と介護の連携、その他」を5つの柱とし第2弾の各項目の論点の整理を行いました。
 池端副会長からは「中央社会保険医療協議会の議論も第1ラウンドが終わったばかりで、整理しても前回の要望書と大きくは変わらない内容になるかもしれない。そのため大まかな方向は議論してもいいが、各項目についてはタイミングをみて議論していきたい」と発言されました。

 また5つの柱の1つである「地域包括ケア病棟・病床関連」では、ポストアキュートとサブアキュートの評価を分けるという問題について、池端副会長より「ポストアキュート、サブアキュートをどう分けるかということについては、自宅から地域包括ケア病棟に入院した人に何らかの加算をつけるという程度でよいのではないか。地域包括ケア病棟・病床としてはポストアキュートとサブアキュートを分けずに一本化する方向で考え、その上で当面の評価をつけていくことが望ましいと思う。分けると以前の亜急性期入院管理料1・2と同じになるため問題ではないか」と発言され、現時点での実務者会議のみ基本的な考え方としてほぼ全会一致をみました。
 



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