平成29年２月24日(金)、日本病院団体協議会（日病協）の「第148回代表者会議」が開催され、当会からは松谷之義副会長が出席いたしました。
　
　会議では中医協の総会ならびに各部会の報告を通して平成30年度の診療報酬改定に向けての議論と代表者会議の副議長の人選についての審議が行われました。
　
　はじめに中医協報告が万代恭嗣先生（中医協委員）より行われ、「かかりつけ医の機能、制度」、「ICTの運用」、「医療・看護必要度」について意見が交わされました。

　続いて、西澤寛俊先生（公益社団法人全日本病院協会）から医療計画の見直し等に関する検討会の報告が行われました。

　報告後の意見交換では、出席者より各都道府県で行われている地域医療調整会議で具体的な病院名を提示した上での計画がすでに立てられているのは問題ではないか、という意見が出されました。

　その後、原澤茂先生（一般社団法人全国公私病院機構　常務理事）から診療報酬実務者会議の報告が行われ、実務者会議において作成した平成30年度診療報酬改定に向けた要望書のたたき台について話し合われました。
　出席者からは7：1の病棟群についての転換や病棟群の制度の公平化について意見が出ました。

　最後に平成29年４月からの代表者会議の副議長について話し合われました。４月から議長に就任する原澤茂先生が副議長に山本修一先生（国立大学付属病院長会議　常置委員長）を推薦し、当会の松谷之義副会長も含め賛成する意見が多く、山本修一先生が副議長に就任することとなりました。