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第2回 日病協のあり方検討ワーキンググループ 報告

Posted By araihiro On 2013年6月14日 @ 9:50 AM In 協会の活動等,官公庁・関係団体等 | No Comments

 平成25年6月13日に、日本病院団体協議会(以下、日病協)・第2回日病協のあり方検討ワーキンググループが開催されました。日病協に加盟する11団体から11名が出席し、当会からは矢野諭理事が出席いたしました。
 
 第2回のワーキンググループでは、日病協の役割として診療報酬に限定して意見集約をするのかどうかについて、および機関決定のあり方についてのディスカッションが行われました。
 
 診療報酬に限定して意見集約をするのかどうかについてのディスカッションでは、「診療報酬以外の議案については、強く関連する問題が発生した際にワーキンググループを設置する程度でよいのではないか」「診療報酬以外については、四病院団体協議会で議論すればよいのではないか」「日病協には公立・私立、急性期・慢性期などの病院団体が集まっており、入院医療を代表する立場としての団体でよいのではないか」など、各団体から様々な意見が出されました。
 
 矢野理事は「日病協の運営要項には、『本会は、病院医療の向上発展のため、わが国の病院団体が大同団結し、以って国民医療の質の向上に寄与することを目的とする』と抽象的な目的が記されている。様々な団体が集まっていることから、集約される話題が診療報酬になるのは必然的だが、どこまで診療報酬に特化するかは、時代の流れを見つつ話し合いをする必要がある」と話されました。
 また、意見の集約について矢野理事は、「なるべく最大公約数で、踏み込んだ内容は避けるべきである。しかし、各加盟団体で意見のかみ合わない点こそが重要で、不足している情報を共有し合うことで、かみ合わなかった意見を補えるのはこの場しかない」とご意見を述べられました。
 
 今回のディスカッションの内容および意見については、次回(6月24日)の代表者会議に報告されることとなりました。また、次回の日病協のあり方検討ワーキンググループは7月頃に開催される予定です。
 



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