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第1回 日病協のあり方検討ワーキンググループ 報告

Posted By araihiro On 2013年5月16日 @ 8:33 AM In 協会の活動等,官公庁・関係団体等 | No Comments

 平成25年5月15日に第1回日本病院団体協議会(以下、日病協)のあり方ワーキンググループが開催されました。日病協の代表者会議から武久洋三議長と宮崎勝副議長、そして日病協に所属する11病院団体から14名が出席し、計16名で議論が交わされました。日慢協からは、池端幸彦副会長と矢野諭理事がご出席。
 
 日病協は平成17年に発足し、当初は診療報酬の議論が中心としておりましたが、この8年の間に、医療制度、医学教育、医療安全など、幅広い問題に取り組むように変わってまいりました。厚生労働省、日本医師会などの関係諸機関との調整に関しても、日病協としての役割や存在意義は大きく評価されているところです。そこで、これまでの活動経緯を踏まえ、今後、日病協の機能をさらに向上させていくためにはどうあるべきなのかを、本ワーキンググループで検討していくことになりました。
 
 第1回のワーキンググループでは、お顔合わせを兼ねてのディスカッションが行われ、「病院団体はそれぞれ目指すところが違っているが、日病協の場があるから他の団体の考えを直接知る機会ができた」「一つの議題に対して、団体ごとに温度差があったり、意見の相違があったりするが、それを話し合う場が大事」「公的病院と私的病院、大病院と中小病院、大都会の病院と農村の病院など、あらゆる病院の集まりであるということは、日病協は日本中のベッドの責任を持つという責任者会議の場である」「所属しているすべての団体の考えを集約する必要はなく、日病協としての結束力が大事」「それぞれの団体の考え方が異なるところはあっても、“よい医療を提供する”という目的は同じ」等の意見が出されました。
 
 本ワーキンググループは当分の間継続して、日病協のあり方についての議論を重ねていくことになりました。その議論の内容は、日病協・代表者会議に報告され、今後の日病協の方向性を示唆するものになると思われます。
 
 



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