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日本病院団体協議会「第100回代表者会議」 出席のご報告

Posted By 日本慢性期医療協会 On 2013年3月23日 @ 5:46 PM In 協会の活動等,官公庁・関係団体等 | No Comments

 平成25年3月22日(金)に、日本病院団体協議会「第100回代表者会議」が開催されました。出席者は11団体からなる19名で、当協会からは武久洋三会長(代表者会議副議長)、中川翼副会長の2名が出席いたしました。
 
  会議では主に中医協、日病協の診療報酬実務者会議、第8回医療裁判外紛争解決(ADR)機関連絡調整会議などの報告が行われ、最後に平成25年度の議長ならびに副議長の選出が行われました。
 
 中医協の報告では、まず2月27日(水)と3月13日(水)に開催された238回と239回の総会の議事の報告が行われました。
 
 また3月18日(月)開催の「診療報酬調査専門組織 医療機関等における消費税負担に関する分科会(第5回)」の報告が行われ、社会保険診療に関する消費税の取扱いについても議論されました。社会保障と税一体化改革に伴う消費税率8%引き上げへの対応策として、厚生労働省から、全て診療報酬に上乗せをする原則課税の方式と、診療報酬上乗せと高額投資対応をあわせた方式が提案されています。後者は1年半後の消費税10%への引き上げ時に、法改正やシステムの変更が必要となる等の理由から、日病協としては原則課税を支持していく方針となりました。
 
武久洋三会長 また武久会長は「消費税の問題は厚生労働省だけではなく、税務署や財務省とも話し合っていく必要がある」と発言されました。
 
 最後に、平成25年度の代表者会議議長に当会の武久洋三会長が選出され、副議長には国立大学附属病院長会議常置委員会委員長の宮崎勝先生の就任が決まりました。
 
 武久会長は議長就任の挨拶で「議長になると自分の意見を発言することができなくなるので大変だが」と場を和ませる発言を交えつつ、議長として公平を期し、意見の調整に徹して代表者会議をまとめていくと所信を述べられました。
 
 次回の開催は平成25年4月26日(金)に予定されています。
 



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