厚生労働省は２月７日、中央社会保険医療協議会（中医協、会長＝小塩隆士・一橋大学経済研究所教授）総会の第583回会合を都内で開催し、当会から池端幸彦副会長が診療側委員として出席した。

　厚労省は同日の総会に、前回までの議論を踏まえて修正した「個別改定項目」のほか、「答申書附帯意見（案）」を示し、了承を得た。

　議事を終え、小塩会長が「これで令和６年度診療報酬改定に関する議論が一通り終わった。厚生労働大臣への答申書案を事務局に作成していただき、次回の総会に提出してもらいたい」と述べて閉会した。

　前回会合で池端副会長が指摘した特定感染症入院医療管理加算の対象患者については、「一般病床又は感染症病床に入院する患者に限る」との記載を削除している。

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